2009年3月29日、この日は沿岸にある鯨山に行ってきました。
標高は600m程度とあまり高くない山ですが、0㍍の海岸線から立ち上がる山で
東北百名山に選定されている山ですし、それなりに登り応えがありそうな感じ。
標高は600m程度とあまり高くない山ですが、0㍍の海岸線から立ち上がる山で
東北百名山に選定されている山ですし、それなりに登り応えがありそうな感じ。
登山口は「青少年の家」近くにあるので国道に看板も出ており迷うことはないと思われます。
駐車場所もこの「青少年の家」の駐車場を利用することができます。
断りを入れなくてもとくに文句は言われないようですが、
職員の方に一言挨拶をしていくと良いかと思われます。
登山道の情報や季節の花の情報など親切丁寧に教えてもらえます。
駐車場所もこの「青少年の家」の駐車場を利用することができます。
断りを入れなくてもとくに文句は言われないようですが、
職員の方に一言挨拶をしていくと良いかと思われます。
登山道の情報や季節の花の情報など親切丁寧に教えてもらえます。
施設の玄関先でツートンの準備を待っていると、わざわざ職員の方が出てきてくれて
この時期に咲いているかもしれないという「イワウチワ」の花の写真と
手書きのガイドマップをいただきました。
なんか嬉しいですね。鯨山に登るのを歓迎しますっていう雰囲気が伝わってくるじゃないですか。
この時期に咲いているかもしれないという「イワウチワ」の花の写真と
手書きのガイドマップをいただきました。
なんか嬉しいですね。鯨山に登るのを歓迎しますっていう雰囲気が伝わってくるじゃないですか。
青少年の家のキャンプ場の脇にある登山口から登山を開始します。
時刻は10時。…朝は7時に家を出たんですがねぇ…。
やはり沿岸は遠い!
時刻は10時。…朝は7時に家を出たんですがねぇ…。
やはり沿岸は遠い!
道は尾根伝いに登っていきます。
明るくて気持ちの良い登山道です。
そして10分も登ると背後に海が見えてきます。
今日は天気も良いし、ロケーションも抜群!
明るくて気持ちの良い登山道です。
そして10分も登ると背後に海が見えてきます。
今日は天気も良いし、ロケーションも抜群!
登山道には所々に案内標が設置されているので道迷いの心配は少ないと思われます。
この看板も青少年の家の職員の方の手作りなんですかね~。
小学生も登るので、年に数回くらい道の整備をするのだと伺いました。
この看板も青少年の家の職員の方の手作りなんですかね~。
小学生も登るので、年に数回くらい道の整備をするのだと伺いました。
グリーンシャワーの森(現地にそう書いてありました。いいネーミングですね♪)を抜けると
山の肩に出て一気に視界が開けます。
うーん、いいですな! やはりこの瞬間は何度経験しても格別です♪
山の肩に出て一気に視界が開けます。
うーん、いいですな! やはりこの瞬間は何度経験しても格別です♪
出発から40分、300mほどの高度を稼いで標高が400mくらいになりました。
このくらいになるとさすがに雪の少ない沿岸地方でも残雪がありました。
とはいえ、日影になる場所にうっすらある程度で、歩くのに支障はありません。
このくらいになるとさすがに雪の少ない沿岸地方でも残雪がありました。
とはいえ、日影になる場所にうっすらある程度で、歩くのに支障はありません。
そうそう、今回、ツートンの装備品に変化がありました。
さて、どこが違っているでしょう?↓
さて、どこが違っているでしょう?↓
実は今回から登山用の35リットルサイズのザックと、ダブルストックが新しく装備されたのでした。
ちょっとね、お誕生日と言うことでね、先日「私がプレゼントした」(←ここ強調)わけですが(笑
今までは小さいザックだったので装備品の大半は私が背負っていましたが、これからは…( ̄ー ̄)ニヤリッ
ちょっとね、お誕生日と言うことでね、先日「私がプレゼントした」(←ここ強調)わけですが(笑
今までは小さいザックだったので装備品の大半は私が背負っていましたが、これからは…( ̄ー ̄)ニヤリッ
なだらかな尾根道を歩き、小ピークをいくつか過ぎると目指す鯨山が見えてきました。
まだまだ先は長いですが、しっかりピークが見えています。
青少年の家の職員の方曰く
「行き先がはるか手前から見えるので、大人はうんざりし、子供はわくわくする」
らしいですよ(笑
…私は…、さてどっちだったと思います?(笑
まだまだ先は長いですが、しっかりピークが見えています。
青少年の家の職員の方曰く
「行き先がはるか手前から見えるので、大人はうんざりし、子供はわくわくする」
らしいですよ(笑
…私は…、さてどっちだったと思います?(笑
鯨山本体へのアタックを前に、大沢分岐に向かって50mくらい一気に下ります。
このねぇ…あとで登らなければいけないのが分かっているのに下りになるのって嫌ですよねぇ…。
谷の向こう側にジャンプ出来たらなぁって思いませんか?
このねぇ…あとで登らなければいけないのが分かっているのに下りになるのって嫌ですよねぇ…。
谷の向こう側にジャンプ出来たらなぁって思いませんか?
分岐点で一息つき、鯨山本体にアタックを開始します。
最初からかなりきつい傾斜で始まった登山道は、進むに連れて斜度を増していきます。
このあたりが「イワウチワ」の群生地だと聞いていたので、
最初はきょろきょろと花を探していたのですが
だんだんとそんな余裕がなくなっていきます。
最初からかなりきつい傾斜で始まった登山道は、進むに連れて斜度を増していきます。
このあたりが「イワウチワ」の群生地だと聞いていたので、
最初はきょろきょろと花を探していたのですが
だんだんとそんな余裕がなくなっていきます。
途中、女性の単独登山者とすれ違ったので花を見たか尋ねてみると
気を付けて見ていたが無かったとのこと。
これは期待薄なので目の前の斜面に集中することにしましょう。
気を付けて見ていたが無かったとのこと。
これは期待薄なので目の前の斜面に集中することにしましょう。
途中から残雪もちらほらと…。
しかもその雪の下は岩場になっていたりしてけっこう危険な香りがします。
張ってある補助ロープを頼りながら慎重に登っていきます。
しかもその雪の下は岩場になっていたりしてけっこう危険な香りがします。
張ってある補助ロープを頼りながら慎重に登っていきます。
それでも途中で足を滑らせ転倒しかけました。
一応三点支持を守りながら登っていたんですが、
ロープをつかんだ手以外全ての支持点が一斉に滑りだしまして…。
ロープを支点にして、180°近く回転してしまいましたよ(^^;
ロープがなかったら滑落していたかも知れません。恐ろしや…。
一応三点支持を守りながら登っていたんですが、
ロープをつかんだ手以外全ての支持点が一斉に滑りだしまして…。
ロープを支点にして、180°近く回転してしまいましたよ(^^;
ロープがなかったら滑落していたかも知れません。恐ろしや…。
そんなこんなで、頂上に着いた時には疲労でヘロヘロになっていました。
体力的な疲労よりも、さっきの転倒とその後の緊張で精神的に疲労したような感じ(- -;
しかし、そんな苦労や疲労も山頂からの眺めで一気に吹っ飛びます!
体力的な疲労よりも、さっきの転倒とその後の緊張で精神的に疲労したような感じ(- -;
しかし、そんな苦労や疲労も山頂からの眺めで一気に吹っ飛びます!
つづく