2008年4月29日、遠野三山のひとつ六角牛(ろっこうし)山に行ってきました。
ちなみに遠野三山とは、六角牛山・石上山・早池峰山の事ですが
盛岡に住んでいると早池峰山が遠野三山というのは、今ひとつピンときません。
早池峰山は大迫(現花巻市)の山…というイメージがなんとなくあります。
盛岡に住んでいると早池峰山が遠野三山というのは、今ひとつピンときません。
早池峰山は大迫(現花巻市)の山…というイメージがなんとなくあります。
実際に境を接しているわけですし、山の表側と裏側では別の名前で呼ばれ親しまれている…
なんてことも全国的にあちこちある話ですから、どっちの山でも良いんですが
現実的な問題として、早池峰山の全国的な知名度を観光などに生かしたい思惑からか、
はたまた地元の人々の熱烈なる愛着故か、折に触れ「おらほの山」論争が繰り広げられる…とか。
なんてことも全国的にあちこちある話ですから、どっちの山でも良いんですが
現実的な問題として、早池峰山の全国的な知名度を観光などに生かしたい思惑からか、
はたまた地元の人々の熱烈なる愛着故か、折に触れ「おらほの山」論争が繰り広げられる…とか。
話が逸れましたが、今回はそんな遠野三山の一つ六角牛山の山歩記でございます。
盛岡方面からですと国道283号を南下し、遠野市郊外で県道35号へと左折します。
登山口へと通じる林道入り口は、県道がいよいよ山間へ分け入っていくぞ…
という少し手前、小さな神社が目印となります。
漫然と走っていると見落とす可能性大ですので、ご注意を。
登山口へと通じる林道入り口は、県道がいよいよ山間へ分け入っていくぞ…
という少し手前、小さな神社が目印となります。
漫然と走っていると見落とす可能性大ですので、ご注意を。
あちこちに作業道がありますが、正解の林道入り口には六角牛山登山口の標識もありますし
立派な周辺案内図も建っていますので間違えることは無いと思います。
立派な周辺案内図も建っていますので間違えることは無いと思います。
林道入り口から登山口までは未舗装の路面となります。
道幅は狭いですが、ところどころに待避場所もあり、
よく整備されているので通行に不安はありません。
ブラインドカーブでの対向車にさえ気をつければ難なく登山口までたどり着けるはずです。
道幅は狭いですが、ところどころに待避場所もあり、
よく整備されているので通行に不安はありません。
ブラインドカーブでの対向車にさえ気をつければ難なく登山口までたどり着けるはずです。
林道が広く開けた場所に着いたら、そこが登山口です。
ここにもやはり立派な標識や登山届けを入れるボックスがあるので間違う事はないでしょう。
ここにもやはり立派な標識や登山届けを入れるボックスがあるので間違う事はないでしょう。
事前に情報を得ていたのですが、駐車場と林道の間に深い溝が切ってありました。
普通車はもちろん、ジムニーやランクルでも進入角度を間違えばひっくり返るんじゃないか?
と思わせる、結構深い溝です。
一見、かなり広い駐車場があるように見えるのですが…実質3台分?(^^;
普通車はもちろん、ジムニーやランクルでも進入角度を間違えばひっくり返るんじゃないか?
と思わせる、結構深い溝です。
一見、かなり広い駐車場があるように見えるのですが…実質3台分?(^^;
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さてさて、いよいよ六角牛山へ登るわけですが、
今日は久しぶりに自分以外の登山者の姿を見かけました。
我々の直前に到着していたジムニー乗りの単独登山者は、テキパキと準備を整え
颯爽と登山道へ消えていきました。うーん、すごく健脚そうな感じ。
まぁ、我々はゆるゆると準備しまして、ノタノタと参りましょう。
今日は久しぶりに自分以外の登山者の姿を見かけました。
我々の直前に到着していたジムニー乗りの単独登山者は、テキパキと準備を整え
颯爽と登山道へ消えていきました。うーん、すごく健脚そうな感じ。
まぁ、我々はゆるゆると準備しまして、ノタノタと参りましょう。
準備を整え、コースを確認しようと案内板を見ると…
アレ? 案内板が無い?
朽ちたのか壊れたのか、はたまたこの枠の向こうに見える風景が「案内図」だとでもいうのか?
なんとなく、コースの整備状況に一抹の不安を覚える光景であります(笑
朽ちたのか壊れたのか、はたまたこの枠の向こうに見える風景が「案内図」だとでもいうのか?
なんとなく、コースの整備状況に一抹の不安を覚える光景であります(笑
さて、登山口からしばらくは幅の広い道が続いていきます。
ジムニーなら通行できるかもしれないなぁ、そう思うくらい立派な道です。
その途中にさっそく「一合目」の標識がありました。
早っ!(笑 ぜんぜん登山している気分じゃないのに。
ジムニーなら通行できるかもしれないなぁ、そう思うくらい立派な道です。
その途中にさっそく「一合目」の標識がありました。
早っ!(笑 ぜんぜん登山している気分じゃないのに。
しばらく行くとロボット雨量計の建物があります。
これの維持管理のためにこんなに立派な道になっているんですね~。
もしかしたら、実際に車両が入ってくることもあるのかも…。
これの維持管理のためにこんなに立派な道になっているんですね~。
もしかしたら、実際に車両が入ってくることもあるのかも…。
ロボット雨量計から先は登山道らしくなっています。
やっぱりねぇ…あんまり幅広の立派な道だと山歩きっていう雰囲気が出ません。
これくらいの道がちょうどいいですね♪
やっぱりねぇ…あんまり幅広の立派な道だと山歩きっていう雰囲気が出ません。
これくらいの道がちょうどいいですね♪
林間の小径を行きます。
一合目から三合目あたりは木の生え方もまばらで、林間ながら見通しがききます。
新緑のフィルターを通して頭上から落ちてくる柔らかな木漏れ日は
本当に気持ちが良く「今日は来て良かったなぁ」と思わせられます。
一合目から三合目あたりは木の生え方もまばらで、林間ながら見通しがききます。
新緑のフィルターを通して頭上から落ちてくる柔らかな木漏れ日は
本当に気持ちが良く「今日は来て良かったなぁ」と思わせられます。
途中、ぼろぼろになった標柱がありました。
これは朽ちたのではなく、熊がやってきてボリボリかじっていくのでこのようになったそうですよ。
やはり熊にとっては自分の縄張りに人間が立てた物が気に入らないのでしょうかねぇ。
ちょうと冬眠あけでイライラしていそうですし、
森の中でこんにちわしたくないので熊鈴を装備しておきます。
これは朽ちたのではなく、熊がやってきてボリボリかじっていくのでこのようになったそうですよ。
やはり熊にとっては自分の縄張りに人間が立てた物が気に入らないのでしょうかねぇ。
ちょうと冬眠あけでイライラしていそうですし、
森の中でこんにちわしたくないので熊鈴を装備しておきます。
花の季節ではありますが、ぱっと見た感じ今日はあまり花の姿はみかけません。
それでもチラホラと小さくて可憐な花が我々を出迎えてくれました。
名は知らねども、美しい花は心を豊かにしてくれるような気がします…。
それでもチラホラと小さくて可憐な花が我々を出迎えてくれました。
名は知らねども、美しい花は心を豊かにしてくれるような気がします…。
つづく