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付近を走る県道から登山口までは未舗装の林道が6㎞ほど続きます。
この日は前日に降った雨で道がぬかるんでおり、愛車は見事に泥まみれになりました。
わははは、悪路万歳!
この日は前日に降った雨で道がぬかるんでおり、愛車は見事に泥まみれになりました。
わははは、悪路万歳!
林道としてはよく整備されているほうだと思うのですが、
ところどころに路肩決壊や斜面崩落個所があり、洗掘や落石も多いので通行には注意が必要です。
ところどころに路肩決壊や斜面崩落個所があり、洗掘や落石も多いので通行には注意が必要です。
私はジムニーなので鼻歌歌いながら通過ですけど、
中には車高が低いのがウリの某ミニバンなんかで入り込んできている人もいて
度胸有るなぁと感心することしきり。
中には車高が低いのがウリの某ミニバンなんかで入り込んできている人もいて
度胸有るなぁと感心することしきり。
9時を少しまわった頃に駐車場に到着すると、すでに沢山の車が並んでいました。
朝方まで雨が降っていたので、山に入る人は少ないかなと思っていただけにちょっとびっくり。
女神山の人気の高さを目の当たりにして、今回の登山への期待が高まります。
朝方まで雨が降っていたので、山に入る人は少ないかなと思っていただけにちょっとびっくり。
女神山の人気の高さを目の当たりにして、今回の登山への期待が高まります。
9時30分、登山口を出発。
空は青く晴れ、折からの陽光に色づいた木々の葉の色が映えて綺麗です。
これは良い山行になりそうな予感がします。
空は青く晴れ、折からの陽光に色づいた木々の葉の色が映えて綺麗です。
これは良い山行になりそうな予感がします。
入口付近では登山道のアップダウンは少なく、渓流を見下ろしながらの散策となります。
水が豊富なのか、なんども小さな流れを横切り、跨ぎながら進みます。
昨日の雨の影響で、かなりぬかるんでいるだろうと覚悟していましたが、
実際はそれほどでもなく、植物が豊かに生い茂る森の保水力を実感しました。
水が豊富なのか、なんども小さな流れを横切り、跨ぎながら進みます。
昨日の雨の影響で、かなりぬかるんでいるだろうと覚悟していましたが、
実際はそれほどでもなく、植物が豊かに生い茂る森の保水力を実感しました。
10分ほどで白糸の滝と登山道との分岐点に到着。
白糸の滝は帰りにじっくりと見物することにして、ここはまず先を急ぐこととします。
分岐点から少し行ったところには、丸太のイスが設置されており
白糸の滝を見下ろしながら休憩することができます。
白糸の滝は帰りにじっくりと見物することにして、ここはまず先を急ぐこととします。
分岐点から少し行ったところには、丸太のイスが設置されており
白糸の滝を見下ろしながら休憩することができます。
しばらく進むと、「女神山頂 ここから→」という看板があります。
ここで登山道は、女神山山頂へ直登する道と、
降る滝などを経由し尾根沿いに頂上を目指す道とに分岐するのです。
最終的には一周することもできるようになっているのでどちらを行ってもいいのですが
まずは頂上を踏もうじゃないかということで右折し、山頂直登コースを選びました。
ここで登山道は、女神山山頂へ直登する道と、
降る滝などを経由し尾根沿いに頂上を目指す道とに分岐するのです。
最終的には一周することもできるようになっているのでどちらを行ってもいいのですが
まずは頂上を踏もうじゃないかということで右折し、山頂直登コースを選びました。
今までたいしたアップダウンも無かった登山道は、ここから一気に勾配を増します。
しかも昨日の雨と落ち葉と、落ち葉に隠れた木の根が足元を脅かしてきます。
油断したら「ズルン、ドテン」間違いなし!
しかも昨日の雨と落ち葉と、落ち葉に隠れた木の根が足元を脅かしてきます。
油断したら「ズルン、ドテン」間違いなし!
よく見ると、あちらこちらに先人達が残したスリップの痕跡があります。
中には豪快に?1m以上スリップしたような跡も残されており、
このスリップ痕を残した人は怪我をしなかっただろうかと無駄な心配をしてみたり…。
中には豪快に?1m以上スリップしたような跡も残されており、
このスリップ痕を残した人は怪我をしなかっただろうかと無駄な心配をしてみたり…。
心臓破りの急坂がしばらく続きますが、
立ち止まって周囲を見渡すと見事な紅葉のただ中にいることに気が付きます。
それを「写真に納める」という名目で立ち止まり、周りに気取られぬよう休憩休憩♪
しかし、姑息な休憩戦法にも限界があり、
だんだん足元ばかり見つめて歩くようになってしまいました(^^;
立ち止まって周囲を見渡すと見事な紅葉のただ中にいることに気が付きます。
それを「写真に納める」という名目で立ち止まり、周りに気取られぬよう休憩休憩♪
しかし、姑息な休憩戦法にも限界があり、
だんだん足元ばかり見つめて歩くようになってしまいました(^^;
この急坂を登り切ると沢内方面の眺望が得られる展望台があります。
田畑や集落は山並みの遥か向こう側に見え、ここが奥地であることを実感。
田畑や集落は山並みの遥か向こう側に見え、ここが奥地であることを実感。
展望台から先は、先ほどまでの急坂がウソのように勾配の緩いおだやかな道となります。
ふかふかとした落ち葉が敷き詰められた明るい林間の道は
とても気持ちが良く自然と足取りも軽くなります。
ふかふかとした落ち葉が敷き詰められた明るい林間の道は
とても気持ちが良く自然と足取りも軽くなります。
この穏やかな林間の道はしばらく続きますが
緩やかな勾配といえど少しずつ、しかし確実に標高はあがり、
それと共に季節は進み、段々と木々の葉は落ち、晩秋あるいは初冬の様相になっていきます。
緩やかな勾配といえど少しずつ、しかし確実に標高はあがり、
それと共に季節は進み、段々と木々の葉は落ち、晩秋あるいは初冬の様相になっていきます。
それに呼応するかのように、先ほどまであれだけ晴れていた空が暗くなってきました。
風も出てきて今にも雨粒が落ちてきそうな気配…。
ちょっとぉ、カンベンしてよ。天気予報はピーカンの予報だったじゃない…。
風も出てきて今にも雨粒が落ちてきそうな気配…。
ちょっとぉ、カンベンしてよ。天気予報はピーカンの予報だったじゃない…。
そして11時。山頂に到着しました。
要した時間は、ほぼ標準タイム通りの1時間半。
途中、わりと写真撮影などで寄り道したわりには良いタイムではないでしょうか。
要した時間は、ほぼ標準タイム通りの1時間半。
途中、わりと写真撮影などで寄り道したわりには良いタイムではないでしょうか。
山頂には、山頂を示す標柱と三角点があります。
周囲を低木に囲まれ眺望はあまり良くないようです。
東側にわずかに視界が開けた個所がありますが、
ここも木々の葉が茂っている季節では眺望は得られないと思われます。
周囲を低木に囲まれ眺望はあまり良くないようです。
東側にわずかに視界が開けた個所がありますが、
ここも木々の葉が茂っている季節では眺望は得られないと思われます。
山頂をわずかに秋田県側に過ぎた場所に展望地があります。
こちらからは秋田・横手地方が驚く程近くに見え、お隣の真昼岳をも展望することができます。
しかし、すっかり天気が悪くなってしまい、遠くの景色は霧に遮られ霞み
真昼岳もすっぽりと雲に覆われ、その姿を隠してしまいました。
くそ~、こんなはずでは…。
こちらからは秋田・横手地方が驚く程近くに見え、お隣の真昼岳をも展望することができます。
しかし、すっかり天気が悪くなってしまい、遠くの景色は霧に遮られ霞み
真昼岳もすっぽりと雲に覆われ、その姿を隠してしまいました。
くそ~、こんなはずでは…。
つづく