2007年6月17日。
花の名山、早池峰山に連なる「鶏頭山」に登ってきました。

この日はすでに早池峰山のマイカー規制が始まっており、岳パーキングに誘導されました。
ただ、どうやら早池峰山方面に行かない事を申告すれば
岳の集落や鶏頭山登山口まで車で入れたようです。
まあ、5分程度歩くか歩かないかの違いなのでどっちでもいいのですが…。

広い岳パーキングは県内外からの車で溢れていました。
早池峰山は人気があるなぁ…。
先日、山開きを前に登ってきたときとは大違いです。

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さて、大勢の登山客はご多分に漏れず河原の坊行きのバスに乗り込むのですが
我々はバスをスルーして、岳川の流れを眺め、鶏頭山への登山口へと向かいます。
おっと、言い忘れていました。本日の同行者はツートンさんです。
安比温泉敗退から続けての挑戦、ご苦労様であります。

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登山口から林間の小径へと入ります。
しかし、駐車場にはあれだけ沢山の人がいたのに鶏頭山への道は静かなものです。
ガイドブックにも「早池峰山の混雑を余所に、静かな山行が楽しめる」とありましたが
それにしても静かすぎない? 誰もいないよ?

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およそ40分ほどで「畳石」に到着します。
ここまでは、ほぼ標準コースタイム通りに来れました♪

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特徴的な平らな岩が鎮座しています。
なるほど、この様子を畳に見立てたわけですな。
しかし、その岩の上には草が生い茂っており畳は畳でも
廃屋に放置されて、すっかり草むしてしまった畳といったところでしょうか。

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畳石を過ぎると、徐々に登山道の勾配は増し
視界の効かない林の中を延々と登り詰めていきます。
この林の中の急勾配はニセ鶏頭直下まで続きます。
景色に変化が乏しくて、ちょっとつらい登りです。

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登山開始からおよそ2時間で避難小屋に到着しました。
とりあえず、ここまでもだいたい標準コースタイム通りです。
よくまあ延々と我慢して登ってきたなぁ、というのが偽らざる感想…。

避難後屋を出発すると、視界が広がるどころか笹藪帯に突入します。
どうも先日の黒森山以来、びびりーになっておりまして
こういう視界の効かない場所に入る時に緊張してしまいます。

ツートンさんと二人、思いっきりクマ鈴を鳴らしまくり
意味不明のかけ声をかけながら藪に突入しました。
これ、誰か他の人に見られたらかっこわるいなぁ(笑)

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登山道周辺の木が低くなってきたなぁと思っていると
やっと下界を見ることができる場所がありました!
久々に空を見る気がする~♪

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そして、視線を転じると…

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木々の間からニセ鶏頭が顔をのぞかせていました。

つづく