少しずつ、実際の季節に追いついてきました「山歩記」。
今回は2006年10月9日に行ってきた「須川岳(栗駒山)」です。

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久しぶりの三連休を利用して、八甲田に行こうと思っていましたが、見事に雨にたたられました。
連休最終日はなんとか雨は上がったものの、青森は未明まで雨が降り続き、
風も強くコンディションが悪いとの現地情報を入手。

で、悪天候時は山に入らないのがポリシーの私はといえば
栗駒山に日和ました(笑)
「県南は午前・午後ともに0%の降水確率、気持ちよく晴れるでしょう」
と言われたら、なにをためらう必要があるでしょうか!

ところが…

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な、なんだ、この雲は?
一関まではとても良い天気だったのに…。

そして…

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な、なんだ、この車の数は?
シーズン中は混むとは聞いていたけど、まだ朝も早いぞ?
たぶん、登山客と温泉客の車が入り交じって、こんな大変なことになっているんだな~。

登山口

結局、登山口付近に車を停めることかなわず
徒歩10分ほど、秋田県側に下った場所にある駐車場へ…。
徒歩距離が延びてしまったわい…。

車を停めて、改めて須川岳登山口まで戻って登山を開始します。
今回たどる登山道は「須川コース」です。
須川温泉の横にある道から登山開始。
温泉のお湯が川のように流れている脇を通ります。

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温泉の周りにも、ご覧の通り大勢の人がいます。
狭い道なのですれ違うのに何度も立ち止まらなくてはならないほど。
ちょっと人多すぎだよ、これ。

高台に登って振り返ってみると…

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うわー、下手なレジャー施設なんかよりよっぽど繁盛してるな~。
帰りは遅くなると渋滞に巻き込まれるな、これは…。

コンクリートで固められた序盤の登山道を過ぎ、直に土を踏める場所まで来ると
さすがに人の数も少なくなり、やっとこさ登山の雰囲気が出てきます。
天気が悪いのが残念だが、下界はあんなに晴れているのだから
もしかしたら、途中で青空が広がってくれるかもしれないな。
希望を持って登ろう!

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名残が原

15分程で「名残が原」へと抜けます。
花の季節にはお花畑となり、紅葉の季節は金色の絨毯のような景色が広がる…
はずだったですが…。
今日はどよ~っと曇っているので、いまいち色がよろしくないなぁ。

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それでも、湿原を見渡せる高台には、カメラの砲列が並んでいます。
一瞬、雲の切れ間から日ざしが差し込む瞬間を狙っているようです。

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カメラ陣地の高台から湿原に降ります。
木道が設けられているので、これを伝って名残が原を縦断します。
う~ん、これから登る山が、雲に隠れてまったく見えないぞ~。

木道が濡れていて滑るので、恐る恐る足元を見ながら歩いていくと
突然、周りから「おおお~」というどよめきが。
何事かと思い振り返ると

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パッカリと雲が割れ、日ざしと青空が!
これは天候の回復が期待できるかな?

つづく