レジェンドの引退 | 注連内博之のブログ

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鍼灸師、トータルボディコーディネーター、治療家として
思ったことや感じたことを書いていきます。
全てにおいて個人的見解ですのでご理解いただいた上で読んでいただけたら幸いです。

千葉ロッテマリーンズ
福浦和也 #9 (左投左打)


現役生活26年 43歳 マリーンズ一筋
打率3割を6度マーク
昨年2000本安打も達成した言わずと知れたマリーンズのレジェンドです。



そんな福浦選手のスゴいところはファースト(一塁手)一筋で現役を全うしたことだと考えます。



ファーストというポジションは守備の負担が比較的少ないと言われています。
ですので、ほとんどの球団はパワーのある外国人助っ人を獲得してファーストを守らせます。
そんな屈強な外国人助っ人(刺客)を福浦選手はすべて蹴散らしてきたということです!
めちゃめちゃスゴいことです!!



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◯守備



上記の通り福浦選手は打つことも一流ですが、守備も一流でした!
↓この動画は引退試合の最後のアウトのシーンです




捕ったことも素晴らしいシーンですが
何よりその前の動きが素晴らしい✨
どういうことかというと



※写真参照



ランナーがいたため福浦選手はピッチャーが投げる直前までベースについてました(黒丸の位置)
投手が投げたと同時に移動し(赤丸の位置)
バッターからの打球に備えます(赤丸の位置に移動しないとヒットゾーンが広くなりヒットの確率が上がってしまうため)



この少しの移動を何回も何回も繰り返してるとついサボってしまうケースがあります。
そういうときに限ってボールは飛んできてヒットを献上してしまうことが非常に多いです(野球の面白いところ)



今回そのサボりがなかったため起こった…
いや、福浦選手が起こした必然的なファインプレーでゲームセットを迎えること=引退試合に華を添えることとなりました。



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◯試合後



試合後のインタビューで監督は
「野球の神様がいましたね」と、答えられてました。
チームの誰よりも練習し、結果を残し、築き上げた実績の先に待っていたものは華やかなファインプレーでのゲームセットとは、野球の神様も粋なプレゼントをしたものです^ ^



僕は特別な千葉ロッテマリーンズのファンではありませんが、一野球ファンとして
福浦和也選手の背番号9は永久欠番にしてほしいと心から思います(^^)



現役生活、お疲れ様でした!!