①世界一周の間に、アメリカ人とも、スペイン人とも、フランス人とも言われなかった。（欧米人とは言われなかった。）
でも、アジアでは中国人、マレーシア人、タイ人とも言われた。僕の国籍は韓国人。生まれも育ちも日本。
これからアジアでビジネスをしていく人間になりつつある。まずは韓国をもっと知っていく。脱日本。
いきついた結論は「アジア人」
②大学生活で地域に貢献する凄くかっこいい人たちに会いまくった。
自分は神戸生まれ、神戸育ちだから、神戸に貢献しよう。
いきついた結論は「神戸人」
2007年僕は地域に貢献するかっこいい人たちに会いまくった。
「好きな街で仕事を創る」
彼ら、彼女らに共通していたのはこの点だった。
憧れた。僕は神戸出身だから、神戸に貢献する人間になろうと思ったきっかけだった。
神戸にあるアパレルベンチャーで働き始めた。
６ヶ月間の長期インターンシップの開始。
好きな街「神戸」で、好きなこと「服」を仕事にする。
とても魅力的な時間の過ごし方だと思った。 「神戸人」になろう！！
でも、心の中になにか残るしこり。確かに好きな街なんだけど、僕はいまい続けるのか？
いま知らない世界が山盛りあって、気になるのになぜそんなに早く自分の人生の生きていく場所を決めてしまうのか。
気になる。見に行きたい。
2010年春、大学生活最後に世界一周の旅に出た。
5週間で1周するなんて、もっとひとつのところに絞っていったほうががっつり行った方がいいと言われたが、
1周した。何か1周したっていうひとつの突き抜けたやりきった感が欲しかった。
自分の心の中にある中途半端な憧れを払拭したかった。自分の中にある呪縛、わだかまりを解きたかった。
その結果、自分には見えたことがあった。それが自分の生き方、「アジア人」
これからもっとアジアについて知ろう。日本、韓国についてもっと知ろう。
好きなまちで仕事を創る―Address the Smile/著者不明
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