今日は関西学院専門職大学院経営戦略研究科の教授「佐藤 義信」先生の講義に2時間30分どっぷり漬かってきた。
議題は「船場吉兆は何故ああなったのか?」
20人程度だったので、MBAコースで行われるようなディスカッションメインだったので、非常に楽しかった。
今日の学びは「経営理念の確立、社員全員への共有」が必須だということ。
吉兆の創業者は料理人であったため、料理人としての「志」あったが、経営者としての確立された「経営理念」がなかった。
それにより、経営者亡き後には、確立された「吉兆」ブランドが、お金儲けの道具として利用されたために、「賞味期限・消費期限の偽装、鶏肉の偽装、牛肉入荷先偽装などの事件が起こった。」
大阪商人の考えに「お客様、取引先、世間、3面よし」という考え方があるらしい。
近江商人の考えに「売り手よし、買い手よし、世間よし」といった考えがある。
松下幸之助さんの言葉に「世のため、人のため、ひいては自分のため」という言葉がある。
一つの「経営理念」というものは、3面以上の複数面から見る必要があるという視点を学んだ。
これから、自分がチーム作りをするにあたって、確実にここの視点を忘れずにいる。と決心した講義だった。
宋 浩典
この場でこの塾へ導いてくれた、松江 隆明さんにありがとうと改めて言いたい。
隆明さん、本当にありがとうございます。