デンマーク インタビュー編 その1 (158)
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MASAがDDで訪れた国のインタビューです。
今回はデンマーク。
デンマークの記事についてはこちら
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Ann:デンマークはアンデルセンの国くらいの知識しか
ありませんでした。
あとは陶器のロイヤルコペンハーゲンですね。
おもちゃのレゴがデンマークだとは知りませんでした。
どちらにしても、ヨーロッパには多くの国がありますから
その一つ一つについてたくさんのことを知っているのは
よほど勉強した人だと思います。。。
(私が不勉強なだけかもしれませんが・・・)
デンマークは半島にあるけれども、島がたくさんり、
首都のコペンハーゲンが 島の中にあることを
今回知りました。
「大陸の定義」も面白いですね。
デンマーク領のグリーンランドが基準だとは・・・
コペンハーゲンはたいへん美しい街並ということですが、
島にあるのに、どうやって行くのでしょう?
地理的に少し不便な感じがしますが・・・
MASA:国土のすべてに陸路で移動できる
という訳にはいきませんので、
確かに少なからずの不便さはあるでしょうね。
でも、カーフェリーの往来が頻繁で、
慣れればそれなりに感じます。
デンマークを含む北欧圏は、
フェリーが主要交通手段となっています。
この場合、自家用車で乗り込む機会が多くなります。
つまり、自家用車所有率が高くなり、
訪問先でのショッピング量も多くなります。
Ann: なるほど。
車で行くと、何でも積めるので、
たくさん買うことになりますね。
MASA:それぞれの地での購買率も上がる事となるため、
このようにフェリーを使った交通手段が
多い地域というのは、
得てして一定の経済効果が現れるものです。
Ann:デンマークは「医療制度と健康」「教育」
「環境」「経済的な 豊かさ」など
100件以上のデータを基に表される「幸福度」で
世界178ヵ国の中で、世界一とも言われている国だそうです。
(Wikipediaより)
日本は調査方法にもよるのでしょうが、
残念ながら70位とか90位と言われています。
ヨーロッパの国々は、ランキングが高いようです。
そういう国の人たちは、ゆとりがあるように見えるのでしょうか?
MASA:あきらかに、ゆとりを感じます。
これは、政治体制に対する信頼感から生まれるものです。
単に、治安が良いというだけでは有り得ないものですね。
日本の場合は、まさにこの典型で、
治安は良いが政治体制に対する信頼感がない。
つまり、「内なる差別感」に満ちているといえます。
これは公的業務従事者と一般庶民の間の温度差の事です。
欧州の場合、この「内なる差別感」が希薄です。
これが最大の異なりです。
Ann:日本だけを見ていると、どうして
幸福度が低いのかわからないかもしれないです。
政治体制に対する信頼感。。。
今は特に難しい時期ですね。
デンマークが豊かな理由は、エネルギー資源が
豊富だと言うことがあります。
その恩恵を国民みんなが享受していて
格差がないのがいいのですね。
MASAさんが言うデンマークで安堵感・・・
どんな感じなのでしょう。
まず治安がよい。
街にゆとりがある。
観光者にやさしい。
便利で不安に感じることが少ない。
そんなところでしょうか?
MASA:「隣の芝は青く見える」
という意識感が、この国の方々には
希薄だという事だと思います。
隣人のみならず、隣国に対しても・・・
ぎすぎすしたものはなく、
精神的な安堵感を強く感じます。
冬は寒く、すべての都市に陸路で
直結している訳でもなく、
決して恵まれた環境とは言いにくいと思います。
それでいて、あの雰囲気というのは、なんとも不思議です、、、
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