以下にアップする日記は2005年10月に書いたものです。


こちらのブログサイトを使う以前、別の所でアップしたもので、
残念ながら今はそのサイトをみることはできません。


私はブログにアップした日記はすべて自分のPCに保存していて、
たまたま過去の日記を調べていて、タイトルに惹かれて(笑)
読み返してみました。



『今の自分のすべてをまるごと受け入れること。
 批判も否定もそこにはない。ただ自分自身をそのまま認める。


 自分自身こそが自分の世界の創造主であること。
 自分次第で世界はどうにでも変わる。


 全ては空であること。
 今の世界も自分自身さえも過去の視点・記憶の1部でしかない。


 だからこそ、心をいつも自由に開放して、
 常に新しい視点で新しい世界の扉を開けることを自分自身に許すこと。


 自分の軸はあっても、囚われすぎないこと。』




当時の私はすでにこんなことを考え始めていました。



7年経った今、この認識は、生活の基盤の考え方になっています。



この考え方は、毎日を豊かに心身ともに健康に生きる上でも
自分のキレイを創っていく上でもとても大切です。



私が私の人生の全てを創っている、
この考え方は私に大きな勇気と力を与えてくれます。



誰のせいでもない、運命でも宿命でもなく
今の自分は自分の意識と行動で創ってきたもの。

そしてこれからも自分で創っていくもの。



再認識した大切な学びなので自分自身の覚え書きとしてアップします。



     カエルカメキラキラカエルカメキラキラカエルカメキラキラカエルカメキラキラ




以下原文のまま



『楽観主義でいこう!』



人生で何か失敗をしたり、困ったことが起こったとき、
あなたは、その事実をいつまでも引きづるタイプですか?



それとも起こった事実は変えられないと割り切って、
明日を見ながら前進するタイプ?



心理学者によると、
ものごとに対する感じ方というのは、
その人特有の『くせ』があるそうです。



これは、『くせ』なので、
本人は自分で気づかぬうちに、
いつも同じパターンを繰り返すそうです。



楽観主義者は、物事を肯定的にみて、
前向きな解決法を考えるので、
同じ失敗は繰り返さない傾向にあるそうです。



逆に、悲観主義者は、物事を否定的に捉えて、
過去に囚われるので、同じ失敗を繰り返しがちになるそうです。



例えば、いつも風邪を引いて体が弱い人は、
きっと、なんで自分はこんな風に弱く生まれてきたんだと、
恨めしく思ったりもするでしょう。



でも、自分は体があまり丈夫ではない、
という事実は、親を恨んだり、自分を卑下したり、
他人を羨んでみても、変える事はできません。



嘆きと悲しみの中で、人生はより惨めになるだけなので、
悲観主義者には、明るい未来はありません。



逆に、事実を受け入れて前向きな考え方をする楽観主義者には、
人生に新しい可能性の扉がもたらされます。



日常生活で無理をしないとか、
食事に気をつけるとか、
規則正しい生活をするとか、
風邪をひかない工夫をすることにより、
大病を避けられて、長生きするかもしれません。


健康に関してより豊かな知識が身に付くことで、
その道のエキスパートになることも可能です。



事実を事実のまま受け止めて、
前向きに対処することによってのみ、
豊かな人生は創られるのです。



つまりは、自分の人生は、
今現在どのようなものであろうとも、
自分の感じ方・考え方・行動次第で
どのようにでもなり得るのです。



ならば、楽観主義者になったほうが、
より豊かな人生を送れると思います。



先日、週刊誌を読んでいたら、
ある老婦人の半生が綴られた手記がありました。



30代まで恵まれた人生を送っていたその女性は、
ある日、突然、医者もサジをなげるような難病に襲われ、
ほぼ寝たきりの状態でその後30年以上を悲しみの中で過ごすことになります。



苦難につぐ苦難の中で、この婦人は、
仏教に目覚め、『色即是空』という言葉と出会います。



『この世の万物は形をもつが、その形は仮のもので、


 本質は空(から)であり、不変のものではない』という意だそうです。



しばらくその意味が実感できないでいたある日、
彼女は、強烈な悲しみに襲われます。



しかし、次の瞬間に、この言葉がすとんと府に落ちたそうです。



『私が今、感じているこの悲しみは、
 私という自我があるから、感じるのだ。


 私という自我がなければ、この感情は沸き起こらない。


 つまり、私という存在がこの悲しみを内側から創っている。


 私の心が空(から)になれば、この悲しみは創られない。

 そして私は悲しみから解放される!』



それ以降、この婦人は、何事にも囚われず、
前向きに明るい気持ちで取り組めるようになり、
それまでの人生にさえ感謝の気持ちが沸き起こるようになったそうです。


自分は、このような苦しみがなければ、
きっと何にも感謝の気持ちを抱かない傲慢な人間になっていた。


この苦しみがあるからこそ、人生はより豊かで、
生きているだけでも素晴しい、と感じるようになったそうです。



写真に写るその婦人の微笑みは、
天使のように穏やかで、
とても何十年も病に苦しめられた人の顔ではありませんでした。



これこそが究極の楽観主義ではないでしょうか。



楽観主義は、変えられない事実に目を背けて
自分が楽になる道をゆくのではなく、
自分自身を変える事によって、物事の見方を変え
人生をより豊かな方向へ変える事ができる処世術なのです。



今現在、自分の人生に不満がある場合、
親や環境や他人のせいではなく、
自分自身でその不満を生み出している、
と認識すること。



と、同時に、現在の困った出来事は、
自分の人生を見つめなおすきっかけを与えられている、
チャンスの時なのです。


その上で、どうやったら現在の状況を改善して、
自分が幸せになれるのかを考えてみるのです。



自分がこんな人生なら良いな、
と感じるままに思い描くのです。



前向きな想像は前向きな未来の創造につながります。

なぜなら、前向きな考えは前向きな行動の源だからです。



誰でもない、自分自身の幸せのために、
今日から楽観主義を実践したいです。


以上