最近、原因不明の肌の痒み・湿疹などに悩む方から
相次いで相談メールを頂きました。

相談していただいた方々は
年齢も住む場所も肌質も生活習慣なども様々ですが、
全ての方に共通した改善方法が1つだけあります。


それは
・解毒をしっかりするビックリマーク
ということです。


つまり、一たび口にいれたら、しっかり出すビックリマーク ということ。


理想的な状態は、口に入れたものは24時間以内に
臭くない黄金のバナナ状態でスルリと出すことですバナナ


肌は腸の状態を映し出す鏡です。

腸がいつもキレイで、毒がすぐに出せる身体であることが
美肌のみならず健康の基礎でもあります。

なぜなら腸は人間の身体の約75%の免疫力が集中する臓器だからです。

腸内細菌が良い状態であれば、
便は理想的な状態で毎日排出され
腸内も血液もキレイ、お肌もキレイ、
免疫力は上がり、身体は自然に病気から守られ

健康を維持できるのですアップ


身体には毒を出す方法が4つあります。


毒性が強い急性の場合、もしくは身体が分解吸収を拒む場合、
それは『吐く』という行為で体外に排出されます。

これが1つめの解毒方法。

よく吐く、と言う人は、
解毒システムがとても良く働いているとも言えます。


ちなみに私は20代のころ、飲めないお酒を飲んでは良く吐いてました。

自分の身体で分解吸収できないものを身体は毒とみなします。

(これはアーユルベーダでもよく言われます)

私はお酒を分解する酵素を全く持ってないので、
お酒は私の身体では毒とみなされ、よく吐きました。
これも解毒の働きがよく働いていたためだったんですねあせる



2つ目の解毒方法は、『排泄』によってです。

健康な人は毎日排便があり、
もっと健康だと毎食後に排便がある人もいます。

赤ちゃんはミルクを飲むたびに排便がありますね。

腸が汚れていない証拠です。

よって、『下痢』も一種の解毒で、
小腸に吸収される前に下痢によって排泄して
身体を守るという解毒システムなんですね。


便秘は肌を汚し身体を汚す万病の元です。

いつまでも便が排出されずに腸内に残れば、
腸内で腐敗し嫌な匂いを発し(結果おならが臭い、便が臭い)、
血液を汚し、汚染された血液を浄化するために肝臓と腎臓が疲弊し、
なおかつ追いつかないために汚れた血液が身体中に運ばれ
体中が汚染されるのです。


便秘を防ぐために、

・腸内の筋肉を刺激するように深く呼吸する
・正しいフォームで歩いて腸内筋肉を良く動かす
・お腹を暖めて腸の動きを促す(ひまし油湿布は超お勧めです)
・適度に水を飲む
・野菜や果物の繊維を取る
・発酵食品や酵素をとって腸内バランスを整える

など自分なりの便秘対策法を持ちましょう。



3つめは『肌からの解毒』です。

これは最も解毒システムが働いていない場合に取られる手段です。

胃も腸も腎臓も肝臓も疲弊して毒を出す力が弱いために、
吐くことも排泄することもできず、血が汚れた結果、
肌からブツブツと毒を出すことで
なんとか身体を解毒しようとする最終手段です。

それでも肌から出るだけマシです。

もっと悪くなると肌からさえも毒出しができず、
身体から全く毒が排出できず毒が蓄積して、
突然、大きな病気で倒れる、
なんてことになりかねませんから。


実際、肌の痒みや湿疹は肌からの解毒の場合が多いです。


肌から毒を出す前にできることは、
汗をかいて、汗から毒だしをすること。

『発汗』は4つめの毒だしで、誰でも出来る簡単な方法です。


運動でも入浴でも部分浴でも何でも良いので
1日1回は小粒の汗が全身からでるような発汗をすることで
身体の解毒システムをぐ~んと上げます。

(発汗の前後には200cc程度の水を飲むことを忘れずに)



解毒するということは、
『血液をいつもサラサラと淀みなく健康な状態に保つこと』
とも言えます。


健康な状態の血液とは、酸素と栄養を十分に含み、
淀みなく身体のすみずみまで流れる状態である血液です。


私たちは血液が健康な状態のときに、
肌は輝き、身体も健康を謳歌できます。


よって、肌トラブルでお悩みの方は、
口から入った食べ物を速やかに分解吸収して出すだけではなく、
血液を汚さない食事方法を実践することも大切なのです。


つづく。