こんな相談を最近続けて受けました。


「最近、これまで使っていた化粧水で
 肌がヒリヒリ痛くなるんです。」



今まで何ともなかったスキンケア製品が
肌に刺激を感じる場合、
あなたの肌のバリア機能が弱っているというお知らせです。


突き詰めると、それは
「身体が疲れていますよ~」
「もっと私を労わってちょうだい」
という身体からのサインを
肌を通して知らせているのです。



身体が疲れているために免疫力が弱って、
肌の大事な門番であるバリア機能も弱るのですね。



バリアが働かないので、
化粧水をそのまま肌の内部に通してしまうことで
香料や防腐剤などの化学薬品に刺激を感じるのです。


酷くなると水にも刺激を感じるようになる人もいます。



そのサインをキャッチして、
肌にとって適切な救済措置を取りましょう。



まず、疲れの原因に気づくこと。


疲れの原因がわかったら、
改善すべきことがおのずと見えてきます。


睡眠不足?


イライラや心配事がある?


最近忙しすぎる?


栄養は足りてる?


便秘?




同時にそのスキンケア製品を使うのを止めます。



そしてなるべく刺激の少ない、
防腐剤や香料の入っていない穏やかなものに変えて
シンプルなスキンケアにします。



洗顔もぬるま湯で洗う程度で
化粧水と植物オイルで保湿する程度にとどめ
メイクも控えめにします。



身体の調子が整うと、
肌のバリア機能も整ってきますから
ヒリヒリ被れも改善します。



身体は常に信号を送っています。



自分にとって不快な症状は
何かが自分にとって適切ではない、
という心と身体からのお知らせです。



その信号を敏感にキャッチして
変化に対応できるようになると
おのずと自らのスキンケアの仕方も
自分自身の労わり方もわかるようになります。