面白い料金設定ですね。
シンガポールは他の東南アジア諸国に比べてホテルはとても高いです。
特に金融危機前は異常な高さでしたた。
5つ星ホテルになると最低でも1泊500ドル(30,000円)など。
シンガポールで小さなビジネスホテルを展開しているホテル81は、2004年当時1泊50ドル(今の為替で3,000円)くらいからだったのに、あっという間に3倍の150ドル(9,000円)に。
友達が以前、ホテル81に泊まっていて部屋をみせてもらったことがあるけど、シングルベット1つにテレビは上のほうに固定されている形式で、スーツケースも開けないくらいの狭さで、日本のカプセルホテルのような感じです。
一応トイレ・シャワーもあるけれど、これも人ひとりが入ってやっとの狭さ。。。
そんなところでさえ、今は150ドルも取るなんてびっくりです。
タイトルのようなシステムが導入されると、過剰なホテル料金を気にせずシンガポール滞在を楽しめるようになるかな。
一応ホテルアイビスのHPアドレスも載せておきます。
http://www.prweb.com/releases/ibis-singapore/pay-what-you-want/prweb1947604.htm
シンガポールに来る方、自分で料金を設定して滞在をお楽しみください~。
ちなみに、赤字経営になる心配はないのかな、と思ったら、ブッキングするお客さんは適正に判断してホテルのサービスなどを評価する値段を入力しているようですね。
情報元http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-36317520090205
[シンガポール 4日 ロイター] 世界的な金融危機が旅行業に打撃を与えるなか、シンガポールにあるホテルが、宿泊料金を客に決めさせるというユニークなキャンペーンを展開している。
シンガポール・アイビス・ホテルの通常の宿泊料金は138シンガポールドル(約8180円)からだが、2月12日の開業を控えた今回のキャンペーンでは、客がホテルのウェブサイトにアクセスして「支払いたい料金」を入力できる。
同ホテルのマーケティングディレクター、ヒロ・イノウエ氏はロイターに対し「ある意味で世界的な金融危機への対応だが、料金の相場を知る最善の方法でもある」とコメント。
その上で「(料金は)1ドルくらいから始まると考えていたが、70─80ドルの値が付いており、嬉しい驚きであるとともに、われわれのサービスが認められていることに一段と自信が持つことができた」と語った。
また、イノウエ氏によると、今回のキャンペーンは現時点でシンガポール限定だが、今後は世界展開する可能性も示唆した。