忘れられがちなこと⎯⎯樺太・千島の戦闘。シベリア抑留。支那における混乱。講和条約発効の日まで続いた主権制限。さらに長かった沖縄等の被占領。そして「ペリリュー島の戦い」・・・
※ウィキペディア:パラオ
→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%AA
●「終戦記念日」なるもの、ひとつの神話
昭和20年8月15日、
多くの人々にとって「戦争が終わった」のは確かなのでしょう。
しかしながら、
その日から本当の戦争が始まったという人も少なからずいて。
またあるいは、
良い意味でも悪い意味でも、その日の前と後と、特に変わらぬ日々が続いたという人々もいたわけで。
●『ペリリュー 〜楽園のゲルニカ〜』
情報過多の昨今ですが、こちら、観た者の言葉を失わせるに十分な映画でした。
絵柄と中身とのギャップが話題にもなりましたし、ご存知の方、既に観たという方も多いかもしれません。
もとはコミックです。
昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!
●それぞれに、自ら信じることを
ルーティンのような報道。
毎年繰り返される、まるで噛み合わない議論。
そんな変わらぬ風景の中、私自身は・・・
戦争と平和と、そして慰霊について、多言を弄する人々はそれだけで胡散臭いと思うようになりました。
誰が見ていても見ていなくても、
何を言われても言われなくても、
一人静かにその人を想う。
必要と信じるならば行動する。
それで良いし、それが良い。
映画、ドラマ、アニメ、小説。
何を感じ、何を受け取るかは、人それぞれ。
全肯定、もしくは全否定といった極端に走らず、
曖昧なまま受け止めることに慣れていけたら、それで良い。
こちら、それなりに興味深いものでした。
着眼点、思考の方向性において、共感するところはやはり少なかったけれども。
アジア太平洋戦争の終結から81年。世界各地で大国による武力行使が絶えないなか、今夏も戦争の暴力が生む悲劇に向き合う映画が次々と生まれている。スクリーンが映し出すのは「遠い過去の出来事」ではなく、今を生きる私たちへの切実な問いかけだ。「戦争孤児」や「戦争トラウマ」などテーマは多彩で、私たちが目を背けてきた問題も突きつける。本誌8月7日・14日合併号へ続くシリーズ「敗戦81年終わらない戦禍」の「映画編」として、注目作品の監督インタビューを交えながら戦争と平和を考える。








