傷つける意図はなくても、傷つく人はいる。侮辱する意図はなくても、侮辱されたと感じる人はいる。これはもう、そういうことなのだろう、と言うしかありませぬ。
率直に言って、あー、やっぱり、そういうことを言い出す人が、というか、そういう人を利用する人(メディア人)が出たか、と思いました。
「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」の年間大賞に、高市早苗首相に関する「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選ばれたことを受け、過労死遺族らが11日、東京都内で会見を開いた。「遺族への最大の侮辱」と抗議した。
さすが、「朝日より左」と評する人もいる東京新聞ですね。
◆賞撤回を求める声も…「遺族にむち打つ行為」
「『馬車馬のように働かされて殺されてしまう』と言い残して投身自殺した。さらに過労死を増産するのかと怒りに震えた」。1999年に小児科医だった夫=当時(44)=が過労自殺した中原のり子さんは話した。
遺族らからの複数のコメントも紹介され、賞撤回を求める声も上がった。2013年に息子を亡くした村山百合子さんは「流行語大賞が、命の尊厳を奪いかねない危険な言葉遊びとして注目されることは許されない」と批判した。
授賞式で高市氏は「国民に働きすぎを奨励する意図はない」と述べた一方で、内閣の発足日には厚生労働相へ「労働時間規制の緩和の検討」を指示している。
中原さんは「家族を亡くした遺族にとって、本当にむち打つような行為だ」と訴えた。(竹谷直子)
過労死ご遺族の方のお気持ちも分からなくはありませんが、いや、本当のところ、私には分かりませんが・・・
実を言うと、私自身、この大賞決定は「問題」を蒸し返すことが目的ではないのか、と思いました。
自ら直接、高市さんを下げるのは、ちと憚られる。
ならば、高市さんを上げる体で、その実下げてくれる人を呼び込む、の図ですね。
こちらも、その真意は、私には分からないことで、詮索してみてもほとんど意味はありませんので、主催者側のコメントをそのまま引用しておくに留めます。
登壇者:高市 早苗 さん(内閣総理大臣)
ここのところとんと聞かなくなった気合の入った物言いに、働き方改革推進に取り組む経済界はド肝を抜かれた。
午前3時の公邸入りはさらなる物議をかもし、議員宿舎のファックス紙詰まりという報道もあったが、一方で、共感した昭和世代も実は多かったのではないか。「仕事ってそういうものだったな」と。
多様性を尊重する働き方を実現しているところもあれば、道半ばのところもあるのが現実だ。
初の女性総理、働いて働いて働いて働いて今があるのは間違いない。
国内・外交、問題は山積み。どれも油断は許されない。
働いて働いて働いて働いて働きながらも、人を活かし自分を伸ばす、高市流「シン・ワークライフバランス」で、強靭で幸福な日本をつくっていこうではありませんか。
過去は変えられません。
私には人を傷つける意図も、
侮辱する意図もありません。
働きたい人は、目一杯働く。
そうでもない人は、そこそこ働く。
それで良いではないですか。
本人の意思に反して働かせることはもちろん、
本人の意思に反して働かせないことも違うでしょう。
流行語大賞ごとき、それはそれ。
最大限働くのも、最低限働くのも、人は人。
そういう「自由」が許される人の世であってほしいと思います。
これも、日本側にそれを呼び込む勢力があるからでしょう。
高市政権発足以降、中国のイチャモンが止まりません。
だからと言って、あちらと同じ土俵に乗ってイキリタツのは下策。
中国軍による「レーダー照射」についても、まずは正確な理解に努めましょう、という動画です。





