異なる出所でウラを取れない話は信じちゃダメ。それで物事を判断するのはもっとダメ。言い古されたことではあるけれども。

 


ぶっちゃけ、中居くんが何をしてたって、興味はない。

 

フジがどうであれ、テレビ自体ほぼ見なくなっているから、知ったことでもない。

 

 

というか、私としては、中居くんだけなのか? フジテレビだけのはずないだろう! という気分の方が先に立つ。

 

 

●悪いことは悪い。でも「だけ」じゃない。

 

何より、

 

特定のテレビ局、特定の新聞社、特定の雑誌、でもって特定のSNS発信者・・・が繰り出す「ばっかり情報」。

 

そんなものに、個人、集団、組織の生殺与奪を握られているような我が国の現状というのは、非常に危ういわけで。

 

「政治とカネ」問題は自民党だけじゃないし、「悪質勧誘」宗教も旧統一教会だけじゃない・・・

 

 

その意味では、私自身の、日々の暮らしに関係ないとばかりも言ってられない。

 

巷間、そういった警告も、度々繰り返されてきた。

 

しかしながら、オールドメディアに対するリテラシーの必要性を訴える人達の中に、オールドなままのメディアリテラシーしか持ち合わせていない、ような人もいたりいなかったりで。

 

 

新聞もテレビも雑誌も、それらが伝える情報は、たかだか数人、多くても数十人の人が「作っている」(あるいは横流ししている)もの。

 

しかも、大抵は、事の軽重ではなく、より多くの人に「受ける」かどうかが、発信するしないを左右している。

 

そこに「間違い」が無いと、誰が保証できようか。

 

 

●「文春砲」なら許される?

 

もともとは「Xさん」が「漏らした」に過ぎない話。一昔前なら、まさに「週刊誌ネタ」として酒の肴になるくらいのものだ。

 

 

 

 

 

それがもう、猫も杓子もそればっかり。

 

しかもここに来て、核心部分は「誤報」だったという「疑惑」まで浮上する始末。

 

週刊文春のコメントは、朝日新聞がしばしば繰り出す「言い訳」と相似形だ。

 

 

中居正広・フジテレビ問題について

 

 昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています。

 

 12月26日発売号に掲載された記事は現在でも「週刊文春 電子版」で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています。

 

 これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、「(事件は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています。

 

 

 

これに橋下徹氏が噛みついた。

 

 

 

ま、橋下氏自身も色々ある人で、そこは微妙なのだが・・・ともあれ、文春は、それでも言い訳をやめないという。

 

 

●恥の上塗り?

 

「フジテレビ・中居問題 記事の訂正について」【編集長より】

 

 橋下徹氏のご指摘を受けて訂正に至った経緯についてご説明します。

 昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「Ⅹ子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号(第2弾)以降は、取材成果を踏まえた内容を報じてきました。

 今回、橋下氏の「しれっと誤りを上書きするのは不誠実」とのご指摘を受け、「週刊文春 電子版」の当該記事に、訂正を追記しました。改めてお詫び申し上げます。 

 

 ただし、第2弾以降で報じてきた通り、事件直前、フジ編成幹部のA氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。  

 

 またX子さんも小誌の取材に対し、「(事件当日の会食は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与していた事実は変わらないと考えています。

 

 

 

「延長」とか「関与」とかを言い出したら、世の中、延長ではなく関与もしてない事実なんて有り得ないんじゃないかと。

 

皆等しく、何かしらの悪さに加担しているでしょうよ。

 

渦中の人やら組織やらが、こんな、謝ってるんだか開き直ってるんだかわからないコメントをしようものなら、それこそ血祭りモノだ。

 

 

「大物」ゆえに見逃してもらえる、みたいなことが、しばしば語られるけれども、昨今は、必ずしもそうでもない。

 

むしろ小物で、世の反応が薄いからこそ生き延びられる、こともある。

 

 

このニュースなど、自民党議員が同じことをすれば、「削除し謝罪」くらいでは、まず済まないだろう。

 

 埼玉県八潮市の道路陥没事故を巡り、れいわ新選組の伊藤勇樹・大阪府東大阪市議は29日、「陥没や 国賊どもが 夢のあと」とX(旧ツイッター)に投稿した。穴に転落した男性の救出活動を進めている最中で、不適切との指摘が上がり、伊藤氏は30日に投稿を削除し、謝罪した。

 

伊藤氏は投稿した理由について、Xで「必要な公共事業費を削減しインフラ整備が適切になされなかったことについて批判する意図」と説明した。その上で、「今まさに救助活動中の大事故に対する当事者意識に欠けた投稿であり、傲慢でありました」と釈明した。

 

伊藤氏が投稿した俳句は、江戸時代の俳人、松尾芭蕉の「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」を引用したとみられる。

 

 

 

●〜からの安倍批判・・・

 

そんなこんなで、週刊文春最新号・・・

 

 

 

 

 

 

反応したら負けだ、と分かっていながら、つい、こうして取り上げてしまう。

 

我ながら、修行が足りませんなあ。

 

 

 

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要は、他にもっと大事なことがあるだろう、という話です。

 

 

 外務省は29日、国連の女性差別撤廃委員会が昨年10月、男系男子に皇位継承を限る皇室典範の改正を勧告したことへの対抗措置を発表した。同委員会の事務を担う国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に支払っている日本の任意拠出金の使途から同委員会を除外する内容で、外務省によると異例の措置となる。今月27日に同委員会側に伝達した。

 

 北村俊博外務報道官が記者会見で明らかにした。「皇位につく資格は基本的人権に含まれない。男系男子に限定されていることは女子に対する差別に該当しない」と指摘。「皇位継承の在り方は国家の基本に関わる事項だ。女性差別撤廃委員会で取り上げることは適当でない」と強調した。

 

 

 

 社民党福島瑞穂党首らは30日、外務省の担当者を国会に呼び、政府が国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に支払っている日本の任意拠出金の対象から国連の女性差別撤廃委員会を除外するよう求めた措置の撤回を求めた。福島氏は「日本がジェンダー平等に背を向けているとの誤ったメッセージを世界に発信することになる」と訴えた。

 

 政府は29日、女性差別撤廃委員会が昨年10月、天皇制を巡り皇室典範の改正を勧告したことを不服として、拠出金除外の対抗措置を発表した。

 

 福島氏は「政府の対応は強権的だ」と指摘し、意思決定の過程を明らかにするよう求めた。外務省の担当者は「持ち帰る」と述べるにとどめた。

 

 

 

「ジャーナリスト」たるもの、こういう情報をこそ深堀りして頂戴。です。