ホント、受け手をバ◯にしてるとしか言いようがない。いや、そうではなく、むしろ単純に、送り手として◯カだというだけのこと、かもしれないけれども・・・
これは・・・某党総裁の真似かな? と思ってしまいました。
●自己都合でルール変更
10月9日のこと、こんなニュースがありました。
日本記者クラブ事務局は「5議席以上、直近国政選挙で得票率2%以上」という政党要件をいずれも満たす政党を招くことにしました。今回の選挙で有権者の判断に資する議論をするために、企画委員会が判断しました」と説明した。
えーと、「政党要件」?
①現職国会議員5人以上
②直近国政選挙で得票率2%以上
なるほど、どこかで聞いたことがある気はしますが。
日本記者クラブ様としては、この2つを「いずれも満たす」政党に絞ることが「有権者の判断に資する議論をするために」必要だとと仰っているようです。
でも確か、前回の党首討論会までは、社民党とか、普通に「招いて」ましたよね。
ということで・・・
●まずは「要望」
9月10日、参政党は「党首討論会から少数政党を排除した理由の説明と公正な基準への見直しを求める要望書」を出しました。
貴クラブは、第50回衆議院議員選挙を目前に控えた10月12日の党首討論会で、我が党を含む3党を除外した。この対応は、すべての政党の政策を公平に比較し、適切な判断を下す機会を不当に制限しており、国民に対する情報提供の公平性を著しく欠いている。我が党をなぜ討論会に参加させなかったのか、明確な説明を強く求める。
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したがって、今回の対応は多様性を欠き、国民に必要な情報を十分に提供しておらず、貴クラブが掲げる「民主主義の発展に寄与する」という使命にも明らかに反している。報道機関に保障されている自由は、国民の知る権利に奉仕するためのものであり、今回の対応はその責務を放棄している。貴クラブに対して、すべての国政政党が公平に討論に参加できる環境を早急に整えることを強く求める。
ごもっともな反応だと思います。
対して、記者クラブの方は、理由を欠いた説明と中途半端な妥協案を示したようで。
●つぎに「抗議」
もちろん、参政党は納得せず。
10月11日、「日本記者クラブが党首討論において少数政党を排除したことに関する抗議声明」を出すに至りました。
1990年から続く同クラブの党首討論会は長い歴史を持ち、特に国政選挙直前にはNHKでライブ配信されるなど国民の関心も非常に高い重要なイベントである。昨日の面談では、2022年以降今回開催までの間に討論会の登壇要件が「現職の国会議員が5人以上いること、かつ直近の国政選挙での得票率が2%以上」に変更されたことが明らかにされたものの、その理由については明確な説明がなされなかった。
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我が党は、他の政党と同等の条件での討論を強く求める。貴クラブから提示された「1分間の動画放映」の提案は受け入れるが、それのみでは十分な議論ができず、国民に必要な情報提供が不十分となる。我が党は、公平かつ民主的な討論の場を求めており、その機会を拒絶することは、国民に対する情報の不完全な提供を意味する。
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今回の対処は、マスメディアの本来の役割である公平な情報提供のあり方が問われる事態であり、日本の民主主義に対する重大な問題である。
これは、まあ、参政党でなくても、そう言うでしょう、と思います。
要は・・・
①現職国会議員5人以上
②直近国政選挙で得票率2%以上
・・・という2つの条件について、前回まで「あるいは(いずれか)」だったのを、今回は「かつ(いずれも)」にしたと。
その理由について明確な説明がなく、代わりに「1分間の動画」だけ流してあげるよ、でお茶を濁していると。
ともあれ、結果、社民党と参政党(と、みんなでつくる党)は党首討論会から外されました。
それは、果たして「結果」なのか、むしろ、それを「目的」とした変更だったのではないか、という話です。
ぶっちゃけ、
「自民党より右」の主張を封じたかったんだね。
とワタクシも思います。
したら、これまでは呼んでもらってた(かなり左寄りの)社民党こそ、良い迷惑でしょう。
●ソコは軽〜く流して
で、実際の討論会ですが、記者クラブ理事長の、こんな挨拶から始まりました。
1:25~です。
7つの党の党首の皆さん、本日は日本記者クラブにお集まりいただきまして、ありがとうございます。
皆さんご承知のとおり、今回の衆院選は短期決戦だと言われています。しかし、有権者の側からすると、短期決戦というのは、ちょっと違って、短期選択、時間なき選択、こううことになるんじゃないかなと、私は思っています。
時間なき選択っていうのは、苦痛で、ものすごく嫌なものです。もしかしたら、この選択、後で後悔するんじゃないか、だったらいっそ、投票はやめてしまおうか、ということもあるかもしれません。そういう最悪の選択だけ、展開だけは避けたいと思います。
本日、2時間の討論会ですけれども、いつもにも増してですね、皆様には一歩も二歩も踏み込んで発言していただいて、有権者の不安、迷い、モヤモヤ、こういったものがですね、少しでも解消するように、時間を使っていただければと思います。
本日は、よろしくお願いいたします。
「後で後悔する」くらいは、まあ、ご愛嬌としても・・・
招聘条件を変更したこと、結果、社民党と参政党(と、みんなでつくる党)が参加していないこと、については全く触れてませんね。
そんなアナタの挨拶自体「モヤモヤ」を増幅させるんですけれども。
●あくまでも、軽〜く流して
ちなみに、件の「動画」は、第一部と第二部の間、司会者のこんな説明の後、まさに取って付けたかのように流されました。
はい。皆さん、ありがとうございました。
あの、ここまで、政党要件である、現職の国会議員が5人以上いること、そして、直近の国政選挙で得票率が2%以上であること、この2つを満たしている政党の皆さんに議論していただきました。
ここで、政党要件のいずれか1つのみを満たしている政党である社民党と参政党の訴えです。冒頭の各党首のご発言同様、今回の選挙で一番訴えたいことを、1分間の動画にまとめていただきましたので御覧ください。
ということで、こちら、TBSによるライブ版のアーカイブですが・・・
会場でこの動画が流された後の司会者さん・・・
えー、以上です。あの、一部音声が聞き取りづらいところがあったかと思いますが、あの、趣旨は伝わったかと思います。ご容赦いただければと思います。
え、それでは、ここから第2部に入ります。
いやいや、「趣旨は伝わったかと思います」じゃないでしょう。なんぼ何でも、おざなり感、半端なさ過ぎ。
ちゃんと流し直しなさいよ、です。
で、こちらは日本記者クラブ版の、後から(!)編集で差し替えたであろうモノ。
こちらでは、もちろんキレイな動画になってますが、正直、ここまで「追っかける」人は、そう多くはないでしょう。
なので、逆に「一部音声が聞きづらいところがあった」とは? になります。
いやもう、ホント、酷い話で。それこそ、受け手を(殊に、社民党、参政党の支持者を)バ◯にしてると思います。
最後に、討論会冒頭からの全編、再度埋め込んでおきますが、
予定調和の空気漂うシャンシャン討論、
やる意味あるの?
です。
●みんなダンマリ
最後に・・・
皆さん、ご承知のことと思いますが、日本記者クラブには、既存メディアのほとんどが加盟しています。
今回の遣り口、いや、措置について、物申す人は一人もいないんですかね。です。
つい、買ってしまった。
テレビを消せば戦争も飢餓もウイルスも消える!? 大衆洗脳の手口、報道のカラクリを全暴露。
ニュース報道はすべて宣伝(プロパガンダ)!
メディア中毒から卒業せよ。
それが国際カルトのアジェンダ(実現目標)の進行を頓挫させる手段だ!!
・偽情報で大衆の知覚をまひさせ、行動を狂わせ、社会全体を操作している
・最近の報道はおかしいどころか、200年前から狂っていた! その源流は古代バビロニア
・支配権力の意向に沿うものだけが報道される
・外資系企業が乗っ取るための、政治家たたき・官僚たたき・「コンプライアンス」狂想曲
・マスメディアが生情報(=真実)から一般市民を排除している
・国際カルトの最終目的は人類の廃止
・新聞・テレビがあるから飢餓と戦争が起こせる
・テレビを消せば、ほとんどの社会問題は消える
・自分の頭(マインド)と心(ハート)で判断せよ
・メディアがつくる疑似現実でなく、現実環境に生きよう
・反ジャーナリスト用語集(巻末付録)は痛快、傑作!
第1章 メディアの本質とは
第2章 マスメディアが果たした役割
第3章 コロナ騒動とマスメディア
第4章 協調して大衆の意識を制御
第5章 メディアが導く人類の未来とは
第6章 人類廃止を止める方法
無論、書いてあること全てに賛同するわけではないけれど・・・
以下、「第1章 メディアの本質とは」の最後に「記者クラブさえなければ?」という節から。
まあ、確かに、そうですね。
古い話ですが、5月にはこんなこともありました。
「報道しない自由」「招かない自由」「ルールを変える自由」「岸田・石破政権に甘々でいる自由」・・・日本の報道は、
自由を謳歌し過ぎて、自ら不自由になってるだけ。
じゃないですか。
悔しかったら、一度でも良い。
出来合いのプロレス報道(政府・体制に対する、そう見せてるだけの適度な攻撃)を超える、本当にヤバい情報を伝えて、実際に発行停止、電波取り上げ等を喰らって、そうして「自由度の低さ」を証明してみせてちょうだい。