「陰謀論」ではなく、個別の陰謀(戦略)として「知っててやらせた」の系譜があります。そこには、少なからず真実も含まれると思います。ただ、だからといって、やらせた側が悪で、やった(やらされた)側が善というわけでもなく・・・

 

 

今回は、とりとめのないハナシになります💦

 

 

●「法の支配」ができない「法」

 

国際法とか国際人道法とか、

 

時代の変化とともに、確かに充実、整備されてきた。

 

おそらく、それは、

 

人類の進歩ではある。

 

 

しかしながら、

 

国連機関や各国政府、

 

マスメディアや、何ならSNS等個人の発信に至るまで、

 

ある時はそれらを援用し、ある時は無視する、

 

その恣意性ときたら、人の退化と言うしかない。

 

 

強力な情報機関を持つイスラエル政府は、ハマスの大規模テロ攻撃を「知っていた」のに「やらせた」と言う。

 

だから? である。

 

それで、テロ行為が免責されるはずもない。

 

 

と、ここだけ読めば、お怒りの方々も多いことでしょう。

 

 

ならば、

 

米国はじめ欧州の国々は、ロシアのウクライナ侵攻を十分に「察知していた」のに、言葉と態度ではっきりと警告することなしに、あえて「やらせた」。

 

それは? である。

 

「力による現状変更は許されない」ゆえに、全面的にロシアが悪いとしているのではないのか。

 

 

「大規模テロ攻撃」以前に遡ってイスラエル側の非を挙げ、ハマスの言い分を認めるのであれば、ロシアにだって「特別軍事作戦」に至る理由があるのだから、それを全く聞かないのは狭量に過ぎるだろう。

 

 

●誰も彼も、ダブル(トリプル?)スタンダード

 

「知っていた」は大いに在り得る。

 

けれど、それがイコール「防げた」ではない。

 

民間人に紛れ込んで民間人を標的にするテロであれば、尚更だ。

 

 

人脈を把握し、個人を特定し、

 

テロ準備・画策の確実な証拠を押さえた上での逮捕・拘束でなければ、

 

それはそれで不法捜査・人権侵害の誹りを受ける。

 

 

「知っていた」が悪いとするのであれば、

 

では「やらせない」ために何ができたのかを言ってもらいたい。

 

それは、どこまで知っていたか、にもよるだろう。

 

 

1.6議会襲撃事件、9.11同時多発テロ、等々「知っててやらせた」とされる事象は数多くある。遡れば、英国コヴェントリー空襲、真珠湾奇襲攻撃も、そういう部類に入るかもしれない。

 

 

それらは確かに似ている。

 

似ているけれども、同じではない。

 

 

それこそ、知ってはいても・・・

 

「対処できなかった」から「放置していた」、

 

あるいは、むしろ「焚き付けた」まで、

 

経緯も状況も、様々だ。

 

 

●似て非なるモノ

 

それらを一括りにして「同じことをやっている」と言えば、

 

「ネオコン」とか「グローバリスト」とかいったワードを示せば、

 

話としてはオモシロイし、分かったような気にもなれる。

 

 

けれど、少し冷静になれば、

 

あれ? だったら、悪いのはどっち?

 

てか、何と何とを対比させているだろう。

 

判断基準なり、立ち位置なりが、ブレていないか?

 

 

そんなわけで、

 

 

近頃、世の多くの人々の、

 

「反応速度」に付いていけなくなっているのよ。

 

たまに、自分の中の矛盾に気付いて困ってしまう。

 

 

・・・と、そんなボヤキ記事でした。

 

 

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ちょっとした物議を醸し、あろうことか、いや、例によってと言うべきか、〈「通販生活」23年冬号の書店・コンビニでの販売は中止します〉に至ったという話。

 

 

 

 

 

ワタクシ個人的には、「文学的表現」としてだけなら、まあ、ナイことも無い、と思うのだけれども。

 

 

「通販生活」23年冬号の表紙について、10月27日夜、ウクライナ大使館がSNS上で非難の声明を公表されました。


 それに対し本日、駐日ウクライナ特命全権大使のセルギー・コルスンスキー様宛に、ウクライナの皆様の祖国防衛の戦いを「ケンカ」という不適切な言葉で表現したことをお詫びする書面をウクライナ大使館にお渡ししました。

 

〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜

 

 つたない表現で誤解を招いてしまったことをお詫びします。理がウクライナ側にあることは、巻頭特集「いますぐ、戦争をやめさせないと」を読んでいただければおわかりいただけると思います。

 

 

 

※通販生活:

「通販生活」読者の皆様へ 23年冬号の表紙へのお問い合わせについて

https://www.cataloghouse.co.jp/information/2023winter.html?sid=top_info_2023winter

 

 

これ、プーチンがネタニヤフ(もしくはハマス)、ウクライナがパレスチナ(もしくはイスラエル)だったら、世の人々はどういう「反応」をしたんでしょう?