意図せざる「不適切」ではなく、おそらく、そういうふうに伝わると知っての「確信犯」。仮にクレームが来ても「訂正してお詫び」し頭下げておけば、ほとんどの人は「3日経てば忘れる」くらいに考えていたんでしょ。です。

 

 

実際、多くの人にとって、早くも風化しつつあるのが情けないのですが・・・

 

 

●「皆様のNHK」様、やってくれました。

 

 

 

 

この類の事件は「何じゃそりゃ」と関心を持っても、大概「原典に当たって確認」ができないからストレスが溜まります。

 

 

「見逃し配信」もこの通り。

 

 

58:55くらいから終了まで、ずっとこの画面でした。

 

 

ただ、動画であれ画像であれ、ちょっと本腰を入れて探すと、大抵どこかにキープしている人がいるもので。

 

こちらのツイートに、問題のVTR映像が全編埋め込まれていました。

 

 

 

字幕だけ拾っておきます。

 

 

[私たちの3年あまり]

 

 

夫を亡くした河野明樹子さん

いったいコロナって何だったんだろう

 

父を亡くした宮城彰範さん

5類になったとたんにコロナが消えるわけではない

風化させることはしなくない

 

母を亡くした佐藤かおりさん

遺族の人たちの声を届けていただきたい

 

 

[戻りつつある日常]

 

[少しずつ明るい未来へ]

 

 

ワタクシ自身は、この3方について、既に知っていたので「誤解」することはありませんが、初見の視聴者さんなら、ほぼ100%「コロナで亡くなった方の遺族なんだ」と受け取ったでしょう。

 

 

NHKで「ワクチン接種後死亡」について取り上げてもらえると期待していた人々がクレームを入れるのは当然のことです。

 

 

 

 

 

●織り込み済みの「謝罪」?

 

NHK(というかTV業界の人)は、これまでだって、ずっと「自らのシナリオに沿うよう素材を切り取る」くらい、平気でしたきたんだと思います。

 

取材を受けた側は、ほぼ泣き寝入り。視聴者からの指摘があれば「訂正とお詫び」くらいはあるとしても、じゃあ「適切な放送」をやり直してもらえるかというと、そんなことは、まず無くて。

 

此度も、(苦情件数が「想定」以上に多くビビったから?)尺としては長かかったものの「深くお詫び申し上げます」で幕引きを図っていることに変わりはなく。

 

 

見逃し配信で確認したところ、こういった内容でした。

 

 

59:00~

 

昨夜の放送で「新型コロナ5類移行から1週間、戻りつつある日常」と題して、およそ1分間のVTRを放送し、ツイッターなどでも配信しました。

 

この中で、ご遺族と紹介して3人のインタビューをお伝えしましたが、この方達はワクチンを接種後に亡くなった方のご遺族でした。このことを正確に伝えず、新型コロナに感染して亡くなったと受け取られるように伝えてしまいました。取材では、ワクチン接種後に亡くなった方のご遺族だと認識していました。番組は、コロナ禍を振り返り、ご遺族の想いを伝えるという考えで放送しましたが、適切ではありませんでした。

 

取材に応じてくださった方や視聴者の皆様に深くお詫び申し上げます。

 

 

 

59:50~59:56

 

こちらのツイートに埋め込み映像あります。

 

 

 

そして何事もなかったかのように(?)、

 

59:67~

ニュースウォッチ9、今夜はこれで失礼致します。

 

 

いやホント、失礼にも程があるってもんです。

 

 

本気で「お詫び」する気があるなら、放送したVTRに「ワクチン接種後に亡くなった方のご遺族です」という注釈字幕を付けた上で「見逃し配信」してくれた方がマシ。

 

あるいはいっそ「ワクチン接種後に亡くなった方のご遺族」の「想いを伝える」に相応しい「適切」な編集をし直したVTRを流すとか。

 

 

それこそ「誠意」を見せろよ、って感じです。

 

 

●世の関心は移ろうけれど・・・


さて、巷間、LGBT法案やG7サミットと、マスメディア的には(SNS界隈的にも)「オイシイ話」が続いています。

 

それだけに、件の偏向・作為・捏造報道は、NHKの思惑通り、早くも過去のことになりつつあります。

 

全くもって、遣る瀬ないです。

 

 

ですが、許せない、という怒りが持続している方は、こちらの記事が興味深いので、ぜひ。

 

 

 

怒りが薄れつつある、という方は、こちらを。「理不尽にも家族を失った痛み」をさらに「切り取られる痛み」で苦しくなります。

 

 

 

思うに、(愛知CBCとか兵庫サンテレビとか、一部の地方ローカル局は別として)マスメディアは、基本、コロナ対策は概ね正しかった、という前提を捨てていません。

 

なので、この状況も仕方ない、といえば仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

 

ですが、ずっと以前からコロナとかマスクとかワクチンとかについて発信していた方々は、この件も、しっかり追ってくれてます。

 

また、関心を持って動いている政治家もいるとか。

 

 

「戻りつつある日常」とか「少しずつ明るい未来へ」なんて、おためごかし。

 

「次のパンデミック」で再び「対策禍」を繰り返さないためにも、「あー、終わった」で終わらせたらダメです。

 

責任追及は必要だけれど、それよりも原因究明を。

 

「新型コロナウイルス感染症」というより、ワクチン接種を含めた「コロナ対策」は如何にして実施されたのか、その疑問を忘れたらいかんぜよ、と思います。

 

 

●届けたい想い、伝える意志、受け止める姿勢

 

昔、何かの雑誌で読みました。確か、中島みゆきさんのインタビュー記事だったと思います。

 

こちらが口にした言葉を引用していながらも「そうじゃないのに」という残念な仕上がりの記事と、話した文章自体は一つも使っていないのに「そう、それなのよ」が伝わるであろう嬉しい記事を書く人とがいるんですよね。

 

みたいな内容でした。

 

 

業界人には馬耳東風でしょうけれども、まずは「趣旨を曲げない報道」。

 

言いたいのは、つまり「そう、それなのよ」です。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ  にほんブログ村 ニュースブログ 気になるニュースへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 豊橋市情報へ
 

      

 

 

えっと、これはどういうこと? と思った記事。

 

(中日新聞5/12-18面)

 

 

 

現在のmRNAワクチンは純度が高くないことが課題

 

純度の高いmRNAワクチンの製造で副反応を抑えることに期待

 

 

それって、官民こぞって「純度が高くないワクチン」接種を推奨してたってこと?

 

でもって、もっと「副反応を抑える」ようにと言わなきゃならないくらい副反応リスクが大きいと知ってたってこと?

 

 

記事の元ネタはこちら。本来「おお〜」と期待しても良い話のはずなんですが・・・

 

 

 

mRNAワクチンという発想自体について、この3年間で相当に疑り深くなってまして。汚れちまった悲しみを感じないでもない。