人が集まれば、どうしたって「この人はちょっとなあ」という人も入ってくるもので。けれど、集まらなければ「政治」にならないわけで。

 

 

 

統一地方選、前半です。

 

 

●愛知県議会議員選挙

 

豊橋選挙区は定数5に8人の候補者。こちらの方々です。

 

 

ポスター。

 

 

 

うん? 7番は・・・「NIWAHIROAKI」さん、そうきたか。

 

でも、別の掲示板は普通に顔写真でした。

 

 

 

選挙広報。

 

 

 

 

こちらで異彩を放つのは、鈴木みほさん、ですかね。

 

もっとも、以前、市議会議員、市長選挙に立候補したときにも手書き広報でしたが。

 

 

 

https://aichi-kengisen2023.jp/_data/notice/02_toyohashi.pdf

 


 

ところで、脱政党政治のパーシャル連合「チーム日本」なるものが発足したそうで。

 

 

●チーム日本、チーム愛知。

 

~夢・愛・希望の日本へ~

一緒に創りましょう
子ども達の未来のために!

 

 

という謳い文句。

 

「目的」として、こんなことを掲げています。

 

 

 

なるほど〜、とは思います。

 

一方で、その「パーシャル連合(=部分連合)」という使い方は、ちょっと違うような、という気がしないでもない。

 

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。

 

 

 

とりあえず、先の県知事選を(大いに? 多少?)賑わせた末永けいさん(県議会選挙にも立候補してます)が「戦略担当」に名を連ねています。

 

 

 

で、ちょっとよく分からないのだけれども、その下部組織というか、地方版というか、として「チーム愛知」があるのだそうです。

 

さらに、ここもちょっとよく分からないのだけれども、その「チーム愛知」に公認されている・・・支持を受けている・・・応援されている・・・何と言えばよいのか、豊橋選挙区候補者、件の鈴木みほさんも、とにかく関係者みたいです。

 

 

そんなわけで、あくまで「個人の感想」としては・・・

 

 

(自分の中の少年のココロが)頑張ってほしいと願いつつ、(いつの間にか齢を重ね、それなりに酸いも甘いも知ったオトナな部分が)いや、でも、これまでだって、この手の「新しい動き」は、来ては去り、現れては消えていったしな、と冷めた目で距離を置こうとしていたり。

 

 

・・・といったところです。

 

 

我ながら、煮え切らない。

 

何しろ「チーム日本」「チーム愛知」は、脱コロナ、緊急事態条項阻止の2点で(のみ)パーシャル連合を組む、と言っているわけで。


もちろん、「チーム日本」として、だから憲法改正絶対反対と言ってるわけではない、ようなのですが、いやアナタは(空想的)護憲派ですよね、な人もいるみたいで、そこが何ともかんとも・・・

 

 

喫緊の課題として「脱コロナ」は、たぶん正しい。

 

全国の新規陽性者が1万人を切っている中、最早マスクは無意味だし(どころか、特に若年層において、おそらくは弊害の方が大きい)、ワクチン接種については、WHOも(今になって)「健康な子どもや青年は必ずしも接種する必要はない」と言い出す始末で。

 

 

 

したら、未だ抜けきらない「感染症怖い」空気を利用して「緊急事態条項」を憲法に加えようとするのは違うでしょう、というのも理解できます。

 

 

でも、だったら、その先は? 

 

と問わずにいられないのがワタクシの悪い(良い)ところでして。

 

 

●喫緊の課題と将来の展望と

 

新型コロナがいろんな意味で「嘘っぱち」だったとしても(その気配濃厚ですが)、「次の感染症」への備えをしなくて良いという話ではありません。

 

というか、むしろ課題が山程見えました。

 

 

感染症への対応として「緊急事態条項」を憲法に加える必要はたんぶ無いし、実際、むしろ危険でしょうとも思います。

 

 

此度のコロナ対応で明らかなように、本来「緊急」で始めたはずの政策を「まだ危ない、まだ怖い」と言い訳しつつ、いつまでもダラダラと続ける、というのが我が国政府の特性でして。

 

政策の効果や状況の変化を見極める、そして必要でなくなったら速やかにやめる、といったことが、ホント、不得手なようです。

 

そこを反省せず、放置したまま、俗に言うところの「私権制限」を伴う「緊急事態条項」なんて、そりゃ怖くて認められないでしょう。

 

 

 

しかし、だからと言って、憲法改正それ自体に反対、ということにしてはならないわけで(ワタクシ自身は「成文憲法不要」論者ですが)。

 

 

政党であれ、政治家個人であれ、明日の理想とか価値観とかいうものがあって、今日の現実に対する姿勢が決まる、というのが本来のカタチだと思うのです。

 

 

例えば、

 

目の前の課題で「一致団結」したとしても、描いている(はずの)将来像について「正体不明」っぽい(もしくは、そんなものは無い)、では困ってしまうわけで。というか、いずれ分裂・瓦解するでしょう。

 

古くは「民主党」、最近では「NHK党」改め「政治家女子48党」などが良い例ではないですか? 似たような話は、他にも多々ありました(個々の良心的な政治家や支持者にとっては、ひたすら迷惑、と言えなくもない)。

 

 

 

 

もっとも、既成政党だって、真に理想・理念を共有している人達が集まっているかというと、甚だ疑わしいのですが・・・

 

 

そんなわけで、色々と悩ましい今回の選挙です。

 

 

「それでもそれなりに暮らしているよ」と日常をポジティブに見て安定を取るか、「このままじゃ日本自体が危うい」と現実をネガティブに捉えて冒険に走るか。

 

世の中、変えれば良いというものでもないけれど、変えなくても良いかというと、それもやっぱり違うのでして。

 

 

●何にしても、まずは「選挙へ行こう!」です。

 

とりあえず、自分の投票行動を見つめ直してみようかな、と思っているところです。

 

何にしても、毎度毎度「棄権票」がトップ当選じゃ話になりません。

 

 

こちら、参考までに、過去4回の愛知県議会豊橋選挙区の結果です。

 

 

 

 

 

 

 

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「チーム愛知」応援動画(?)、長いです。

 

「熱い想い」(だけ)は、しっかり伝わって来るんですが・・・