相変わらず「もうどうだっていい」と「いやいや、そしたらずっとマスクだ」との間をゆらゆらしているワタクシ。
ということで、今回は、逃避なのか突進なのか分からない「本の森」です。
⚫ とにかく「ヤバい!」
【コロナ禍で、日本人の命を軽視した役人の罪】
新型コロナウイルスによる自粛。国民に対して正しい事実を伝えず、責任逃れの発想で、健康と命を守ることを怠った厚生労働省。日本社会が機能不全に陥った元凶はここにあったのだ。
「わざと医師を増やさず医療崩壊」させ、「自分たちが仕事を怠けるため」緊急事態宣言を発し、「数十年前の数式でのデタラメな予測」で大げさに煽る――ダマす、サボる、間違う!
厚労省のキャリア出身の著者が、ひどすぎる官庁の実態を、自らの実体験をもとに赤裸々に告発する。
【目次】
はじめに
Ⅰ 新型コロナ――国民を騙し続けた役所の罪
メディアがつくった新型コロナ騒動
「インフルエンザと同じくらいの危険性」という見解
メディアの報道とは全く異なる内容
注意すべきなのに、しなかった
金のために国民を騙した厚労省
「どこの出身者が感染しやすいか」という見方
PCR検査でわかる本当のこと
実は、多くの日本人が持っている免疫記憶
「オミクロン株」による重傷者はいなかった
死亡者の大半は「最後の一滴死亡」
飛沫の中にウイルスはほとんどいなかった
ワクチンの安全性を騙して接種推進
ワクチンによって1万人以上が死亡?
「ワクチンパスポート」は期待できない
「間違わないで国民を騙す」という論理
「それほど怖くない」から大宴会をした厚労省職員
アストラゼネカ製ワクチンは脳卒中になりやすい
子宮頸がんワクチン「積極的推奨」の裏側
官僚が「国民」ではなく「製薬会社」のために働く理由
製薬会社から3.5億円もの献金を受けている政治家たち
製薬会社から資金提供を受けていた専門家の実名リスト
Ⅱ ブラック職場とは正反対――怠けることが得意な役人
実は、サボタージュ天国の厚労省
「過労死ライン」を超えた残業は心配無用
「官僚は激務である」はウソ
官僚の業務スケジュール
10年以上も前から「医療崩壊」していた
厚労省が医師を増やさないトンデモない理由とは?
「医師が増えると医療費が増えるから」はウソ
「医療ひっ迫」は一部だけ
一般国民にとっては「緊急事態」ではなかった
「緊急事態宣言」を出して怠けた厚労省
官僚が働きやすくなるから出し続けた「緊急事態宣言」
「灰皿投げ」と「机叩き」が横行する霞が関
なぜ霞が関では「パワハラ」が頻発するのか?
「緊急事態宣言」を出したいがために「専門家」たちを利用した
専門家は正確な未来を予測することはできない
官僚の結論にお墨付きを与える専門家会議
間違いだらけの「専門家」たち
「ワクチンを打てば感染は広がらない」という仮説は間違い
「怠けた方が相手にとってはありがたい」という仕事
なぜアスベストの安全対策を怠ったのか?
ダメな官僚は、わかりやすい説明を信じる
半導体づくりは米づくりと同じようなものではない
Ⅲ データや数字を軽視――間違いだらけの「お達し」
間違いだらけの4つの原因
厚労省の公式パンフレットにも大間違いが……
「国家財政は破綻する」には裏がある
国民の感情に訴えるメディア報道を利用した
予測や試算は「デタラメでいい」と思っている
数十年前の数式によるデタラメな計算
ハローワークの求人に関する大問題
「国民のため」ではなく「政府のため」
若手官僚の7人に1人が「数年以内に辞めたい」
「天下り」は簡単ではない
患者の受け入れに消極的な医療機関を黙認した理由
「医系技官」は特別だ
実は、調査・分析が苦手な官僚たち
マスクはウイルスの侵入を防ぐことができる
しかし、マスクで感染は防げない
マスクを着用すると、たった4呼吸で危険な状態になる
手指消毒のエタノールは、ここが危険
火災のリスクがあることに注意しよう
「がん」の原因となる低線量放射線
コロナ禍に埋もれた重大事故
医療機関の放射線管理はずさんだ
バリウム検査よりも内視鏡検査を推奨すべき
健康診断は言われたとおりに受けなくてもいい
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厚生労働省を安易に信じることをやめて、自ら調べ、自ら考える、という自立した国民になりましょう。そうなれば、政府のコロナ対策が過剰であることに気づくことができます。そして、行動を変えることができます。やがて、コロナ禍以前の生活に戻ることができるでしょう。
いやもう、ホント、そのとおりですね。
ではここから、此度のコロナ禍について、おさらいのつもりで。
⚫ 「たちの悪い風邪」
まずは、厚生労働省の方々自身が、コロナに関して「たちの悪い風邪」くらいにしか思っていない、というくだりです。
インフルエンザと同じくらいの危険性」という見解
何のことかと言いますと「新型コロナ」発生からまだ間もない’20年2月、厚生労働省が「報道関係者各位」に示した文書がありまして。
「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月4日版)」というものです。
2月4日現在の状況及び厚生労働省の対応についてお知らせします。(2月4日正午までの各国機関やWHO等から発表された内容を踏まえ、2月3日報から下線部分を更新しました。)
に始まって・・・
1.国外の発生状況について
2.国内の発生状況について
3.厚生労働省のこれまでの対応
4.今後の動向について
・2月1日、今回の新型コロナウイルス感染症に関して、感染症法に基づく「指定感染症」と検疫法の「検疫感染症」に指定する政令を施行した。
・・・といった内容。続けて、こうあります。
今後とも中国等の発生状況を注視し、各関係機関と密に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努めてまいります。国民の皆様におかれましては、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
◆国民の皆様へのメッセージ
○新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、流行が認められている状況ではありません。国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○湖北省から帰国・入国される方あるいはこれらの方と接触された方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に保健所へ連絡したうえで、受診していただきますよう、御協力をお願いします。また、医療機関の受診にあっては、湖北省の滞在歴があることまたは湖北省に滞在歴がある方と接触したことを事前に申し出てください。
そう、この時点において厚生労働省は「マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願い」する程度で良いと判断していたわけで。
さらに「風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です」との表現と合わせ考えると「マスクの着用=咳エチケット」だと考えていたことも判ります。
「咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用する」と、これまた至極まっとうなことも言ってますし。
報道関係者に向けてソレを言っているんですから、そういう報道をしてね、という趣旨だったに違いありません。なのに、その後の「煽り報道」黙認「ばっかり報道」放置プレイは、一体何故なのでしょう。
ちなみに、全く同じタイトルの文書がずっと更新され続けてきたんですが、この部分は、最新の「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和4年4月30日版)」に至るまで、ほぼ変わらずにきています。
令和4年4月30日現在の新型コロナウイルス感染症に関する状況及び厚生労働省の対応についてお知らせします。
1.国内の状況について
2.クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について
3.国民の皆様へのメッセージ
今後とも発生状況を注視し、各関係機関と密に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努めてまいります。国民の皆様におかれましては、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
◆国民の皆様へのメッセージ
〇国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖などを使って、口や鼻をおさえる)や手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
〇集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。
換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
厚生労働省は「報道関係者各位」に対して今に至るも「マスクの着用=咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖などを使って、口や鼻をおさえる)」ですよと広報しているわけで。
そりゃ、そうですよね。
何度も言ってますが、実際、コロナでは(何もかもブッコミで数えているにも係わらず)季節性インフルエンザ(関連死含む)と似たような数なんですから(しかも、インフルと違い「それは寿命では?」な人の方が多くなってます)。
*【資料3】新型コロナワクチンの接種について
→https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000934480.pdf
*第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料
→https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25379.html
結局、PCR検査によって「見える化」されただけの「たちの悪い風邪」なんだということで。
⚫ PCR検査で「枯尾花」を見る
PCR検査でわかる本当のこと
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厚生労働省がきちんと情報を伝えなかったために、「(PCR検査で陽性になった)感染者は、誰が他の人にうつすかわからないものだ」と国民が勘違いし、社会をますます不安にさせました。厚生労働省は、PCR検査についても、十分に説明しないことによって国民を騙したと言えるでしょう。
そしてもうひとつ、広く一般に「コロナ怖い」を植え付けたものに、飛沫をそのまま全てウイルスであるかのようにミスリードした、富岳の壮大な無駄遣いがあります。
飛沫の中にウイルスはほとんどいなかった
しかし、このシュミレーションはあくまでも飛沫です。ウイルスではありません。実際には、たくさん飛んでいる飛沫の中に新型コロナウイルスはほとんどいません。
厚生労働省は、このことをきちんと説明しませんでした。十分に説明することなく、国民に不安や恐怖を与えました。そして、国民を政府の感染防止対策に誘導しました。厚生労働省は、十分に説明しないことによって国民を騙したのです。
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したがって、そもそも新型コロナの感染に必要なウイルス量は300個から2000個と言われていますので、近距離で相手が咳き込んでいるような状況であれば感染率が高くなるので注意が必要ですが、普通に会話している人とすれ違うような状況であれば感染確率は低いので注意する必要はありません。
つまり、このシュミレーションは、「手の届くような距離で咳き込んでいる人がいたら注意すべきだなどという常識的なことを示したに過ぎません。
以上、おさらいとして、めぼしいのは、こんなところでしょうか。
⚫ それでも、マスク着ける人も好き好き?
ワタクシ的に、新しい発見だったのが「Ⅲ」にあった、次の節。
マスクはウイルスの侵入を防ぐことができる
およよ、だったんだけれど、実は「ウイルスは不織布繊維の隙間より小さいんだから通り抜けちゃうよ」理論よりも、なるほど説得力あるなあと思ってしまったのです。
ここでは「侵入を防ぐことができる」理由について、①慣性衝突効果 ②さえぎり効果 ③拡散効果 ④重力効果 ⑤静電気力効果 の5つによるものだと言うにとどめます。
興味のある方は、ご自分で調べてみてください。お近くに大きめの書店がある方は、ここだけ立ち読みするのも良いかもです。
そうして「えー!?」と思わせておき、次の節で「あー、そういうこと!」となる仕掛けのようです。
しかし、マスクで感染は防げない
つまり、マスクは、新型コロナウイルスを捕集し保存する装置であり、新型コロナウイルスを生きたまま家の中に持ち込む「ウイルスのお持ち帰りパック」のようなものだと考えることができます。
「ウイルスのお持ち帰りパック」であるマスクによって、家の中にも新型コロナウイルスが広がり、新型コロナウイルスに触れる機会が多くなるため、新型コロナに感染しやすくなる可能性があります。
うんうん。そう。
前にチラと書いた気もしますが、仮に、無症状者が他者を感染させるほど大量のウイルスを含んだ飛沫を飛ばしてるとして、それを堰き止めてたら、程なくしてそのマスクはウイルスだらけになりますからね。
本気でコロナウイルスが怖いのであれば、濃厚接触の目安である15分毎にマスクを交換しなければ理屈に合いません。
で、次の節は、ことによれば、もっと重要なことです。
マスクを着用すると、たった4呼吸で危険な状態になる
厚生労働省は、国民に対して、マスク着用を「徹底」するようよびかけています。
しかし、それは大間違いです。マスク着用は「最小限」にすべきです。
マスク着用のデメリットを甘く見ているのでしょう。厚生労働省は、マスクについて、きちんと調査・分析をしていないと考えられます。
「酸素欠乏症」は、マスク着用の最も大きなデメリットの1つです。
「酸素欠乏症」とは、濃度18%未満の低酸素濃度の空気を吸い込んだ際に生じる疾病のことです。脳の大脳新皮質の機能低下、機能喪失などのおそれがある非常に危険なものです。
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したがって、マスクを着用し続けていると、健康を損なうリスクが高まります。日常生活の中では、マスクを長時間着用することは危険です。マスク着用は、30分以内に限定するなど、「最小限」にすべきです。
ちなみに、大気の酸素濃度は約21%だそうで。
みっちり隙間なく着けていると、外気と合わせマスク内に残った吐息をもまた肺に取り込んでしまうわけで。
1回目で吸気の酸素濃度21%呼気18%、2回目は吸気19〜20%呼気17%、3回目吸気18〜19%呼気16%、4回目吸気17〜18%吸気15%程度となっていくそうで。
本には、酸素欠乏による症状も示されてますが、ま、難しく考えなくても、マスクしてりゃ普通に苦しいと感じますわね。
そうでもない、という人は、よほど「神経過鈍」なのか、通気性抜群(だったら意味ないじゃん)とやらの高機能マスクをご使用なのか、あるいは、こっそり鼻出し・顎マスクでちょろまかしてるか、のどれかでしょう。
あるいは、何も考えてないから酸素が少なくても脳は平気、だったりとか?
ともあれ、これからは、マスクしてないことで何か言われたら、にっこり笑って「そんな体に悪そうなことしませんよ」とでも返すことにしようかな。です。
閑話休題。
⚫ 分かり易かったり、分かり難かったり
実際、厚生労働省はケシカランのう、という話。
ちょっと古いのですが、こちら、アドバイザリーボードにあった資料です。
昨年12月下旬からワクチン接種「不明」がいきなり増えてます。
「何ですか、これ」ですよね。
せめて、どういう理由でそうなったか、くらいは説明してもらわないと。
*資料3-2 鈴木先生提出資料
→https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000928856.pdf
ちなみに、この話はこちらの動画で知りました。
最後にもうひとつ「こうせいろうどうしょうぅぅぅ💧💢」な資料。
先日の政府新型コロナ感染症対策分科会に示されたもののうち「今後の感染拡大時の対策についての論点(たたき台)」です。
「うわっ、字ばっか。読み難い」ということを言いたいだけなんで。
無理に読まなくて良いです。
*第16回 令和4年4月27日 第16回資料
→https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai16/gijisidai.pdf
ホント「由らしむべし知らしむべからず」な姿勢、ありあり、ですね。
一方で、こんな「分かりやすい」資料だって用意できるくせにっ、ですわ。
*第16回 令和4年4月27日 資料3 関連資料
→https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai16/gijisidai_1.pdf
あ、でも、2回目接種効果が時間とともに15.9%になったんだから、3回目だって、一瞬67.6%になるとしても、これまた、程なく20%切るんでしょ、と、これは小学生でも判りますわね。
⚫ 「明日はどっちだ?」
で、えーと「今後の感染拡大時の対策」に話を戻すとですね、日経オンラインに素敵記事がありまして(有料会員限定、ですが無料会員でも記事数限定内でしたら全文読めます)。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は27日、今後の感染拡大時の対策として4通りの考え方を示した。法令に基づく行動制限や特別な医療対応をしない想定も含む。現時点では従来の対応の継続も併記する論点整理にとどまる。ウイルスの特性を考慮して制限を緩め、経済の正常化を進める米欧などとの差はなお大きい。
おー、出羽守!
ようやく、日本の「遣り過ぎ」批判のためにもご登場いただけました。
で、対策分科会の「たたき台」についても、それこそ「分かりやすく」まとめてくれてます。
会合では①行動制限で感染抑制に重点を置くか、制限なしで社会経済活動を維持するか②公衆衛生・医療上の特別な対応を続けるか、特別対応を軽減するか――の2つの軸で整理した4つの選択肢を併記した。
ワタクシとしては、そんなもん言うまでもなく「B②:社会活動の維持に重点×医療の特別対応を軽減」でしょうとなるわけですが・・・
海外は欧米を中心に制限緩和が進む。人口あたりの感染者数が長く日本を上回っていた英国はコロナの法的な規制を2月に撤廃した。ドイツも2月以降の段階的な緩和によって、ワクチンの接種証明書などを提示しなくても小売店を誰でも利用できるようにした。
各国は入国規制も相次ぎ緩めており、英国はワクチンを打っていない人でも検査なしで受け入れる。シンガポールも観光客の入国規制をほぼなくした。
日経さんは、そう例示しておいて、
日本は行動制限を抜本的に見直す議論は入り口の段階。コロナとの共生に動く世界と隔たりがある。水際対策も続けており、海外からの観光客はまだ受け入れていない。
様々な制限の緩和は日本医師会や全国知事会などが反発する可能性もある。分科会の委員の一人は「なにかあったときに政府が責任を取りたくないんだろう」と、議論が停滞する状況を嘆く。
と批判しております。
さて、然るべき人に、届くかな?
その一方で、極端な例ではあるのだけれど「A①:感染抑制に重点×医療の特別対応を維持」を最大限突き詰めるとこうなりますが? というニュース。
上海市は28日、新型コロナウイルスの流行を受けてロックダウン(都市封鎖)が始まってから1カ月を迎える。封鎖開始時からの累計感染者数は50万人を突破し、死者も計200人を上回った。習近平政権は、感染拡大を徹底的に押さえ込む「ゼロコロナ」政策を堅持する方針を強調しており、上海の全面的な封鎖解除という出口は見えていない。
ロックダウンしてても(!)、感染者50万人、死者200人。
うむ、こちらの出羽守にも頑張ってもらいたい。
ネット界の片隅(?)が、ざわついている話。
厚生労働省、人口動態調査「人口動態統計速報」(調査月の約2ヶ月後に公表しています)から拾った数字です。
年毎の経時変化を分かりやすくすると・・・
月毎の年次変化を見易くすると・・・
う〜ん、これはさすがに「高齢化による自然増」とか「前年減少からの反動」とか、ましてや「コロナ死と医療逼迫」だけでは説明できないんじゃないかなあ。
参考までに「ワクチン接種を受けている人口、一日当たりの割合」つまり、一日当たりのワクチン接種者増減のグラフを。
これを見ると、我が国では概ね昨年の5月から10月にかけて、および、今年の2月以降にワクチン接種者が多いことが判りますね。
ですが、まあその、それと死亡者数の増減との関係について「因果関係を評価する」のは、人それぞれ自己責任(?)ということでお願いします。