ある人は、何を食べてもさしつかえないと信じているが、弱い人は野菜だけを食べる。食べる者は食べない者を軽んじてはならず、食べない者も食べる者をさばいてはならない。神は彼を受けいれて下さったのであるから。(新約聖書「ローマ人への手紙」第14章より)

 

衆議院選挙、公示されました。

 

地元小選挙区、愛知15区は、こちらの3候補。

 

 

令和3年 10 月 31 日執行衆議院小選挙区選出議員選挙候補者一覧表

https://www.pref.aichi.jp/senkyo/2021101917002.pdf

 

 

選挙ポスターはこちら。

 

 

 

ちなみに、前回選挙の時はこのお三方でした。

 

 

 

 

つまり今回、日本共産党候補がれいわ新選組候補に入れ替わったわけですね

 

これまで、ずっと独自候補を立て続けてきた日本共産党。中央での動き同様、ここでも、立憲民主党に恩を売っておこうということなんでしょう。

 

 

ま、それはともかく、

 

ここからは、いつものように、選挙ポスターと選挙公報で遊んでいきます。

 

届け出順です。

 

 

選挙公報、原本はこちら。

 

令和3年10月31日執行 衆議院小選挙区選出議員選挙(愛知県 第15区)選挙公報

https://aichi-senkyo-2021.jp/images/candidate/shosenkyo_senkyokoho_aichi_15.pdf

 

 

 

⚫ れいわ新選組 すがや竜

 

 

れいわ新選組は、とにかくピンクで攻めてきますね。有権者としては、まあ、分かりやすくて良いかと思います。

 

消費税廃止で事業者を守り景気回復

 

あー、それかー。というか、消費税を無くすと事業者が守られる、のかな? 

 

ま、どっちにしても、ワタクシ個人は消費税反対じゃないから響かないんだけれども。軽減どころか廃止なんて、今さら実現可能とも思えないし。

 

 

 

字、小っちゃい。お年寄りに優しくない。は、さておき。

 

何があっても心配するな、

世界があなたを見捨てても、私たちは最後まであなたを見捨てない。

 

かー、上手いこと言いますなあ。けど・・・

 

政府による徹底的な財政出動で

あなたが明日の生活を心配する必要のない経済的安定を実現し

 

って言う、そのお金はどこから出るんだろう。

 

文脈からすると「上級国民」か、あるいは「1%のグローバル資本が独占する富」を、どうにかして(所得税・法人税率を上げて?)搾り取って分配しますってことなんでしょう。

 

 

でもねえ、お金持ちが(消費税を払いつつ!)お金を使ってくれれば、それはそれで、ちゃんと誰かの懐を暖めるわけで。

 

直接税として徴収し分配する、そこには必ず役人(と政治家)が介在し、何なら(彼等の給料という意味での)ピンハネだって生じるわけで。

 

ま、そこら辺は、個々人の「ものの捉え方」ではあるんでしょうけれども。

 

 

極々一部ながら共感する公約もある、れいわ新選組。どこまで行けるか、それなりに頑張ってほしいものです。

 

 

 

ところで、れいわ新選組のサイトには・・・

 

2枚目、比例代表の投票用紙(ピンク色)には、政党名「れいわ」とお書きください。

 

・・・なんて書いてあります。これは何とも、上手いですね。

 

 

 

 

 

⚫ 立憲民主党 せき健一郎

 

 

う〜ん、毎度のことながら、爽やか笑顔ですなあ。

 

とは言うものの、

 

政治は世代交代

 

って、それはちょっと。いくら何でも。ただ世代交代すれば良いってもんじゃないですし。

 

実のところせきさんと言えば、一時期、こんなポスターが貼ってあったりもして。

 

 

小沢一郎さんとならんで「世代交代」って、何の冗談かと思いました。

 

ま、ご本人43歳。対立候補が根本さんだけに、そこをアピールしたいってのは分からないでもないんですが。

 

 

 

あー、この人も消費税かー。それでも遠慮がちに(?)5%軽減にとどめてる分だけ、まだマシかな。

 

でも、現金給付とか無償化とか、そういうの、ワタクシ的には、もう飽きました。

 

 

ただ・・・

 

これまでの常識を疑い、未来を見て、論理的に新しい答えを示しているか。

諸外国との比較の中で世界の一員として日本のあり方を考えているか。

希望に満ちた日本に大改革ができると心から信じているか。

 

・・・という問いかけなどは、なかなか良いですね。これまたお年寄りに優しくない字の大きさではありますが。

 

対コロナ政策において、是が非でも、その姿勢を示してもらいたいものです。

 

立憲民主党としての政策は、この際、うっちゃって良いですから。

 

 

 

ちなみに、立憲民主党の特設サイト「Policy1 新型コロナから命と暮らしを守り抜く」には、こんなことが書かれておりまして。

 

 

 

感染者がリバウンドしないレベルに十分下がるまで、

 

・・・って、それは一体どれくらいのレベルなんですか。

 

そこを明示することなく、各論において・・・

 

必要な時に誰でもすぐに受けられるPCR検査体制を確立します。

 
・・・なんて言ってるんですけれども。ホント、まだ、ソコか、ですわ。
 
そうね「変えましょう。まずアナタ達がっ!」って感じです。
 

 

 

 

⚫ 自由民主党 根本幸典

 

 

市議会議員時代から変わらないオレンジ。

 

ねもとはブレず

 

も、文字通りブレずに来てます。

 

政策、課題、ブレずに全力で!

子どもたちが希望を持てる日本(ふるさと)へ

 

これもやっぱり「何も言ってない」の類ですが、まあ、その、ポスターですからね。

 

 

 

与党の強みを生かし、政府の中から地元の声をカタチにします!

 

こういうことを言えるのは、実際、与党所属議員の強みではあります。

 

 

個別政策はびっしり。真面目と言えば真面目。じっくり読む人がいるかどうかは別問題ですが。

 

新型コロナ対策を頑張る飲食店の支援

11月末には全ての希望者にワクチン接種が完了できる見込みです。接種済みの方の飲食店利用の要件緩和や、地元で真面目に感染対策に取り組む飲食店への更なる支援など、感染防止対策と並行して飲食店営業の正常化を支援していきます。

 

・・・いや〜、ホント、真面目な人だなあ。

 

真面目な人が報われるというのは大切なことなんだけれども、対コロナに関しては、もういい加減「対策を頑張る」必要そのものが無いんですよ、と正直にぶっちゃけちゃえば良いのに、とか思いますね。

 

テレビ・新聞の情報しか知らない人相手の「お客さん商売」を営む人相手に、ソレを言うのは相当に難しいことなのでしょうけれども。政治家にしても、つまりは「人気商売」ですし。

 

 

あ、あとですね、せきさんが「世代交代」を強調するもんだから、対立候補の根本さんが、何やらご高齢みたいな印象を与えてるかもしれませんが、そんなことはありあません。

 

と言うか、ワタクシとほぼ同年代です。

 

と言うか、実は同じ高校の1学年先輩だったりもします。全然トシじゃないですからねっ。

 

 

 

自民党の特設サイト、選挙公約「01.感染症から命と暮しを守る。」は、こんなリードになってます。

 

 

科学的知見に基づいた「納得感のある説明」

 

・・・ホント、ソレ、よろしくお願いしますよ、です。

 

で、列挙された個別政策のうち・・・

 

「重症者数・死亡者数の極小化」と「自宅療養者数の減少」を目指し、全国各地で早期に治療薬を投与できる環境を整備し、経口薬普及を促進します。

 

・・・なんかは、そうそう、と思うんだけれども。

 

 

希望する方全員へのワクチン接種を11月早期までに完了します。ワクチン接種率向上のため、民間とも連携し、電子的ワクチン接種証明等を活用してインセンティブを付与します。エビデンスに基づき、3回目の追加接種について準備を進めます。

 

海外でも活用可能な標準を満たす「電子的ワクチン接種証明」、「無料PCR検査所」の設置、「抗原検査」など在宅検査手段の普及により、経済を動かします。

 

希望する方にワクチンが行き渡った後、ワクチンの接種記録や検査の結果を活用し、イベントや旅行、大人数での会食等における行動制限を緩和するなど、「新しい日常」を実現します。更に、エビデンスに基づき、3回目の追加接種等について必要な準備を進めます。

 

・・・とか、とか、とか。

 

 

いやいや、ちょっと待って。

 

いかにもワクチン接種ありき、な物言いですけど、肝心のエビデンスが、既に相当怪しくなっているような気がしますよ。

 

そこら辺、近々「納得感のある説明」をいただけるんですかね。

 

 

 

とまあ、そんなわけで、こと、コロナに関しては、正直、誰もアテにできません。

 

もちろん、政治はソレだけではないので、他の公約も(一応)眺めてみて、色々1人ツッコミして、投票に臨もうかなと。

 

むしろ、ワタクシ的には、コロナ対策なんて、もう何もしないに如くは無し、でして。

 

ここで選ぶのは国会議員。やはり・・・

 

個人ではどうにも対処のしようがない、外交・防衛、それらと密接に関わっている憲法に対するスタンス重視です。

 

 

愛知15区に関しては、共産党票がすがやさん(れいわ新選組)に行くか、せきさん(立憲民主党)に流れるかで、結果に違いが出そうな気配です。

 

もちろん、これまで批判票としてせきさんに投票していた「ふんわりリベラル」な人が、共産党色を嫌って、根本さん(自民党)に乗り替えるということも、無いではないでしょうけど。

 

いずれにせよ、これまでになく、緊迫している感があります。

 

ちなみに、前回の結果はこうでした(Wikipedia 愛知県第15区 より)。

 

 

 

全国、各選挙区、結果を見て後悔することがないように、皆さんそれぞれ、ちゃんと投票に行きましょう。

 

🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥

 

コロナワクチン接種に関しては、完全に(厚生労働省による?)既定路線で、実際「誰が議員になっても同じ」かも、なんですが・・・

 

 

もう何度も言ってるように、“ワクチン・検査パッケージ”を提言した、新型コロナウイルス感染症対策分科会「ワクチン接種が進む中で 日常生活はどのように変わり得るのか? 令和3年9月3日(金)」自体に・・・

 

ワクチンを 接種した場合、本人の利益はある一方、本人が感染し、他者に二次感染させる可能性がある。(3頁)

 

検査の陰性やワクチン接種歴は他者に二次感染をさせないことや自らが感染しないことの完全な 保証にはならない。(5頁)

 

・・・と書いてあるわけで。

 

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai7/vaccine_nichijou.pdf


 

なのに、何故、ワクチン接種済みの人が「安心・安全」で、未接種の人は「不安・危険」ということになるのでしょう。

 

 

「実証実験」があちこちで始まってますけど、それはもっぱら、接種履歴や陰性証明の確認手続きがスムーズにいくかどうか「やって見せる」だけのもの。

 

「ワクチン・検査フリー」の対照実験を並行して行い、感染予防効果を比較するといった「科学的」に意味のあるものとは到底言えません。

 


てか、それ以前にですね、この「新型」ワクチンなるもの、重症化抑止、死亡回避の効果が(期間限定とはいえ)あるにしても、もともとそういうリスクの少ない若年層・子供が接種する必要なんて、そもそもありませんがな。

 

 

未接種の若年層・子供が感染源になって感染拡大するからですって?

 

いやだから、仮にそうだとしても、リスクの高い人は既にワクチン接種済みなんでしょ。「安心・安全」なんでしょ。

 

だったら感染したって構わないじゃん。

 

 

良いとまでは言わないけれども、

 

誰だって風邪引いちゃうのと同じで仕方ないじゃん。

 

万が一こじらせて死んじゃうとしても、それだって仕方ないじゃん。

 

 

そういう方向へ頭を切り替えましょう。

 

したら、この騒動もオシマイですよ。

 

🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥

 

 

ワクチンを打った人、打っていない人、ワクチンに迷いがある人、必見! 3回目の接種も現実味をおびるなか、私たちは新型コロナワクチンとどう付き合っていくべきか。その答えがここにある!

感染の「本当の原因」は私たち自身にある。ワクチンにすべてを託すのではなく、「免疫力」と「抵抗力」「解毒力」を生活のなかで高めていくために私たちが見つめ直すこと――。著書は、栃木県那須烏山市の自然派医師で、アメリカ・NIH(アメリカ国立衛生研究所)出身のウイルス学研究者。自然に沿った暮らしを実践するなかでの、「自己軸」からの感染対策のすべてを網羅しました。ワクチンという「他者軸」に頼るのでなく自己の内面の力「自己軸」により、感染の恐怖から身を守るための一冊です。

 

 

 

という本、しばらくは撫でるだけにとどめていたのですが、買っちゃいました。

 

 

関連して、このような記事がありました。

 

わかりやすいように、花粉症の例をあげて説明しましょう。

 

たとえば、スギ花粉症アレルギーをもっている人は、スギ花粉が鼻や目の粘膜に入ってきたときに、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ます。

 

いっぽう、スギ花粉症アレルギーをもっていない人は花粉が入ってきても、なんの症状も出ません。花粉をもらっていないのではなく、花粉と接触しても症状が出ないのです。

 

毎年のスギ花粉症の時期には、大量の花粉が空気中を舞います。この期間は、外出など通常の生活をされている人の鼻の粘膜には、症状があろうがなかろうが、まず間違いなく花粉が存在しています。

 

つまり、この状態で新型コロナウイルスの検査のように、鼻に綿棒を入れ、花粉のPCR検査を行えば、ほぼ全員、検査結果は陽性になります。

 

そのうえで、花粉の検査が陽性でも、症状がなければ決して花粉症とは言いません。つまり、通常の健康な状態であり、病気にはなりません。

 

しかし、現在の新型コロナウイルスでは、検査により陽性(ウイルスが検出された)となっただけで、まったく症状がなく、たとえ限りなく人にうつす可能性が低くても、すべてを「新型コロナウイルス感染者」として伝えられているのです。花粉症で言えば、健康な人を含めて「全員が病気である」と言っているようなものなのです。

 

 

 

なるほど、分かりやすいですね。

 

 

便乗して言っちゃうと、

 

世の中から花粉を無くすことは不可能です。コロナウイルスもゼロにはなりません。

 

花粉(30~40μm)ですら完全に防ぐことはできないのに、ウイルスを含む飛沫(2〜5μm)、ましてやウイルスそれ自体(0.1μm)なんて、マスクごときで制御できるはずがないじゃないですか。

 

しないよりはマシ。気休め程度のものです。

 

 

気にならない人、我慢できる人は良いですよ。

 

でもね、マスク着用で、息苦しい、頭痛がする、肌が荒れる、唇がささくれる、それら込みでストレスが溜まる、結果免疫力低下してコロナを含め感染症に罹りやすくなる。そういう人だっているんです。

 

いい加減・・・

 

マスクしないのは、我儘な人、勝手な人、人の迷惑顧みない人、ついでに陰謀論を信じる人、みたいなレッテル貼るのは止めにしてもらいたいです。

 

どんなに綺麗事をならべたところで、感染症予防は、究極、自分のためでしかないんですから。

 

 

こちら、『ワクチンよりも大切なこと』の目次です。

 

第1章 新型コロナの感染流行で私たちが見過ごしてきたこと

日本の陽性者は100万人を突破し、
死亡者も1万5000人超……。
新型コロナ2年目の「実像」と、見過ごしてきた「5つの誤解」

日々伝えられる「陽性者」と「感染者」の誤解。
PCR検査でウイルスが検出されると「陽性」となるが、
じつは、そのまま「感染」ということではない

感染とは「生きたウイルス」が細胞内に入ること。
たとえ気道に入っていたとしても、
気道細胞の異物を排除する作用が強ければ、感染にいたらない

新型コロナウイルスをもらっても発症しないことの意味と、
発症しても重症化しないことの意味。
ウイルスをもらった側の免疫力によって決まる

検査数を増やすことで陽性者数も増えるPCR検査。
ウイルスの遺伝子を増幅する回数の指標「Ct値」を
限界まで上げている可能性も

日々公表される感染者数に一喜一憂しない。
増え続ける死亡者数も
「新型コロナウイルス関連死」の可能性がある

変異株に対する誤解。ウイルスとは日常的に変異し続けるもの。
感染力が高いものへ変異しても、
重症化度や致命率の上昇と関係しているとは限らない

日本じゅうのほぼ全員がマスクをしていても
いまだに感染流行がおさえられない謎。
どうやらマスクの効果は「あったとしても、わずか……」

マスクの健康への悪影響もあきらかに。
子どものマスク使用では、
身体、行動、学習、情緒のすべてに障害が表れている

第2章 ワクチンを打つということ

日本で使用が特例承認された3種類のワクチン。
海外での臨床試験結果を評価しているため、
国内での臨床試験例は200例規模

新型コロナワクチンの接種開始後159日間での
「副反応疑い報告」は、わずかに0.03%。
「3866人にひとり」とは、実態からかけ離れていないか

新型コロナワクチンの接種後に亡くなった人は、
1000人以上。接種1000万回あたり約89人という報告数は、
インフルエンザワクチンの50倍ほど

総接種回数1億2000万回を超えた新型コロナワクチン。
「受けるメリットがデメリットを上まわる」と思えば受ければいい
「デメリットがメリットを上まわる」と思えば受けなければいい

ワクチンを受ける前に「注意すべきこと」
1=ワクチンに関する決まり(法律や憲法)
あくまで任意であり、義務ではない。本人の意思を尊重する

ワクチンを受ける前に「注意すべきこと」
2=ワクチンを打つかどうかは、自分の意思で決める
「みんなが受けているから……」という選択は避ける

ワクチンを受ける前に「注意すべきこと」
3=ワクチンの歴史的意味
生命にかかわる感染症の制圧は、公衆衛生の向上によるもの ほか

第3章 新型コロナと免疫力
第4章 不自然な生活をあらためて自然治癒力を引き出す

 

 

 

 

 

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産経新聞に、このような「正論」が掲載されてました。

 

 今回のような重大案件は、宮内庁の役人の判断で発表すべきことではない。要は、一旦皇室外の人と身分が変われば、それから先はいかなることが起ころうと、一般市民の一人に対する以上の世話を日本国家はしなくてよい、というか、してはならない。

 

 平たく言えば、勘当の処置を明確にすべきだろう。海外で勝手な記事が出てはたまらない。今となって皇室にできる、先を見据えての対策は、結婚の条件として米国式のいわゆる秘密保持契約をすることだろう。

 

 マスコミの感傷的な報道の正体は何か。天皇制支持か、それともその土台を崩すための策略か。君主制を美しくするか否かは国民と皇室の心構えによる。

 

 天皇家は神武以来の文化的伝統の体現者として、国民のうちにひそむ神道的感情によって支えられてきた。

 

 その歴史の重みを尊ぶべきである。日本人は、万世一系の君主に民族の永生を信じ、天皇家の安泰を願っているのである。

 

 

 

「勘当」という表現はともかく、もともと女性皇族は、御結婚にあたり(お相手が一般市民であれば)皇籍を離れることになっています。

 

ただ楽しむにしろ、ひたすら怒るにしろ、虚実織り交ぜた情報の売り手と買い手双方、そこら辺への理解が不足しているのではないでしょうか。

 

🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 

 

秋篠宮眞子内親王殿下として最後の日まで、

そのお立場に相応しくあろうと努力されること、

ただ、感謝するのみです。

 

小室眞子さんとして最初の日から、

心身とも元皇族として別の困難があるでしょう。

でもそれは、私(達)にとって預かり知らぬことです。

 

小室氏は、これまでも、これからも、一般市民です。

ましてや、小室氏母上の人となりなど、私(達)には、関係ありません。

 

元皇族の女性を妻とし嫁とするのは特別なことではあっても、

小室親子がそれに相応しいかどうかなど、私(達)が論じても詮無いことです。

 

この出会いと結婚が「運命」なのか「若気の至り」なのか、

それを決めるのは、今日も明日も本人にしかできないし、それで良いのです。

 

私個人の心持ち、ただただ、静かに “Adieu” です。

 

 

 

 

こちら、平成時代に書いたものです。

 

繰り返しになりますが、

務めを果たせないから天皇ではいられないと、

陛下が表明されざるを得なくなるような、
 

天皇かくあるべしという過大な務めを、

国民の側が求めてはいけないのです。

天皇は、
他諸国の王とは別物だし、ローマ法王とも違います。
それらとの比較には意味がありません。

何を為されても、また為されなくても、日本の天皇は天皇です。

世論がどうであれ、
私は、そう考えています。

 

 

 

皇族としてあるべき姿は、皇族方ご自身が考えてくだされば良い。

 

私(達)は、ただ私(達)の心構えをこそ省みなきゃいけないと思う。