4月23日、新型コロナウイルス感染症に関して首相記者会見がありました。

 

 

いくら物分かりの良いワタクシでも、流石に三度目ともなると、ちょっと引くというか、聞く耳持てないというか、ひたすら疲れるというか。

 

実際、首相にしろ尾身さんにしろ、仰ることが、何やら猛烈デジャブですし。

 

 

でも、それでも・・・

 

何か言って世の中変わるものじゃないけれど、言わなきゃもっと変わらないから。

 

・・・というところで、どうにかこうにか、しつこく踏ん張ってます。

 

 

そんなわけで、突っ込みたいところは山のように、というより、全編にわたってあるのだけれど、今回は、質疑応答から一箇所だけ(赤字は引用者)。

 

 

 日本テレビの天野と申します。よろしくお願いします。
 総理にお伺いします。今年に入り4か月中およそ3か月は緊急事態宣言かまん延防止等重点措置が発出されています。また、それらの措置を求めるたびに、ここで感染拡大を抑えると述べられてきましたが、結果的に、現在出ているまん延防止等重点措置の効果の検証も行われないまま、緊急事態宣言を選択されました。
 
先ほど若い世代での感染を抑制するとおっしゃっていましたが、その若い世代に影響力のある歌手の野田洋次郎さんら著名人が、今回、宣言なんて聞く気になれないと吐露するなど、措置の対象地域の国民の自粛疲れはピークに達しています。今回の緊急事態宣言の効果を最大化するためにも、総理は改めて、このような国民感情にどのように向き合い、どのように協力を求めていくお考えでしょうか。お願いします。

 

 

近頃、記者会見での質疑応答がつまらないと、しばしば指摘されてます。それは質問する側にも問題が多いから、なんですが、これは、なかなか良い質問ですね。

 

首相に続けて、尾身さんが答えています。

 

 

 先ほど、重点措置を発出するから、今回3回目の緊急事態宣言になったということですけれども、私は、この感染症は実は感染をゼロにすることはできないので、以前からリバウンドが起きるということを申し上げていました。したがって、これからも、私はリバウンドの予兆を早く見つけるということで、実は4月15日に私ども分科会はなるべく早く予兆を見つけて、重点措置の強い対策を打つタイミングについて、前よりも踏み込んだ提案をさせていただきましたので、これから一度下がってもまた必ず来ますから、それが大きな医療のひっ迫にならないように、早く、特に重点措置については機動的に先手を打つということで、是非私どもが提案させていただいたタイミングを、打つ指標というのをつくりましたから、それを各自治体は参考にしていただければと思います。

 

 

尾身さんのお話は、大抵こんな感じでセンテンスがやたら長い。

 

何か、ご自分の本音と、立場上、そう言わなきゃ収まらないこととの辻褄を合わせる、もしくはちょろまかすために、自然とそうなっているのかなと。

 

聞いてる方は、何やら煙に巻かれてしまいます。どうかすると、けっこうイライラもします。

 

 

 

ま、とにかく、まん防にしろ緊急事態宣言にしろ「医療ひっ迫にならないように」するのが目的であることに変化はない、と。

 

ええ、ですからね、そこはワタクシも理解してます。

 

ただ問題は・・・

 

新型コロナウイルス感染症発生以来1年以上、もはや緊急でも何でもないはずなのに、何で未だに医療逼迫なんですか?

 

・・・ということですよ。
 

 

下は、緊急事態宣言発出を決めた対策本部で示されたはずの資料です(赤枠引用者)。

 

 

 

第62回(令和3年4月23日開催)資料

 

 

 

累積感染者数も累積死亡者数も・・・

 

それで医療崩壊なんて、恥ずかし過ぎるってレベルでしょ。

 

実のところ、コロナ以前から囁かれていたことではあるんですが、これはもう、医療行政・医療業界の失敗です。

 

そのツケを、一般国民に払わせようとするのは止めてもらいたい。

 

 

マスク着用も、三密回避も、新しい生活様式履行も・・・

 

目立った効果のないことをどれだけエスカレートさせたって、やっぱり効果はないんです。

 

 

科学的な根拠を示さない、論理的な説明や検証作業もしない。

 

一方で、ときに感情に訴え、ときに集団心理・同調圧力の利用さえいとわない。

 

そういう「専門家」が多過ぎる。

 

 

なのに、多くの人がブツブツ言いながらも大人しく長いものに巻かれてしまう。

 

自分だってその一員ではあるのだけれど、不思議の国の摩訶不思議だなあと思います。

 

 

こちら参考までに。大変興味深い話です。

 

そうして新型コロナには「5つの死」があると気づきました。

➀恐怖から来る混乱で通常の医療・介護ができなくなることによる死亡、➁負担の増加と感染によるスタッフ数の減少があいまって受給バランスの崩壊したことによる死亡、➂新型コロナ肺炎での死亡、➃元々状態がよくなくて最後の死因がたまたまコロナだった死亡(「最後の一滴死亡」と呼ぶ)、➄それ以外の死因がついた新型コロナ患者の死亡、です。

 

つまり、コロナ死亡患者の多くは、さっきの5類型でいえば、➃「最後の一滴死亡」に当たるということです。通常の年でいえば肺炎やインフルエンザで亡くなったケースです。今、第4波に向けて国のコロナ対策は高齢者施設に目が向き始めていますが、亡くなっているのは療養型病院だということを指摘しておかねばと考えました。

 

 


🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥

 

話は変わりますが、こんな企画があったそうで。

 

 

#全国同時ノーマスクピクニックデーは、2021年5月1日(土)・2日(日)に、全国各地でノーマスクピクニックを楽しむイベントです。老若男女、どこでもどなたでもご参加いただけます!

 

下記の開催地に参加するもよし、日付とタグ付けだけ便乗してもらって、家族単位・少人数(おひとりでも!)でやってもらうのも良いですね♪

 

日本全国1つ空の下、同じ想いの人たちが繋がり合い、新鮮な空気を吸って、素顔で笑い合い、楽しく遊びませんか?

 

Twitter発信の企画ですが、インスタや Facebookなど、企画者が把握できないほどに #全国同時ノーマスクピクニックデー タグが一人歩きして、日本全体が笑顔で包まれますように、、、

 

 

そして、知らぬ間にボツになったそうで。

 

 

※全国同時ノーマスクピクニックデーの実施につきまして※

 

予期せぬ形での拡散・報道により、個人的な誹謗中傷なども多く見られたため、参加者の身の安全を考慮した結果、今回の企画においては全面中止とさせていただきます。

 

お互いの表情が見えないことで心身に影響が出ている子ども達、マスク依存症になってしまった子ども達、今まさに顔認知を養っている赤ちゃんのために、マスクのない世界に少しでも居させてあげたい。これが企画者・賛同者の想いです。

 

コロナ騒動に疑問を持たず、過剰な感染症対策を受け入れることは、子ども達の成長に大きな悪影響を及ぼすと考え、今回のイベント発起にいたりました。

 

子ども達の笑顔・日本の未来のために、これからも私たちは信念を持って、歩み続けます。

 

一刻も早く皆さんに、自由に楽しく、笑顔満開で過ごせる元の生活が戻ってくることを願っています。

 

2021年4月20日17:30 主催者一同

 

 

 

ワタクシ、事の次第をヤフーニュース(元は毎日新聞)で知ったのですが、そのコメント欄が・・・ちょっとね、偏りがあまりに酷いんじゃなかろうかと。

 

そりゃあもう、主催者さんへの否定的意見で埋め尽くされてまして。

 

ただ、それらのコメントに付いているサムズアップの、そうですね、1割位はサムズダウンもあるのが、救いといえば救いかな?

 

 

 

まあ、ヤフコメは操作されてるっていうもっぱらの噂ですし、放おっておけば良いのかもしれませんけれども。

 

 

 

とりあえず、おすすめ順1位、ITジャーナリストさんのコメントだけ。ヤフーに書いても削除でしょうから、ここで茶々入れておきます。

 

 

主催者さんが「いわゆる陰謀論を支持している」として、だから何だと言うのでしょうか。

 

ちなみにワタクシ自身は、マスク反対、ワクチンどちらでもない、5G話半分、です。陰謀論と言われるものについて知らないわけではありません。ありそうな話だと思ったり、それはナイだろうと思ったり、色々です。

 

いずれにせよ、誰かのことを「陰謀論を信じる人たち」というカタチで括るような乱暴なことはしませんよ。

 

「コロナはただの風邪」:一理あります。「ワクチンは効かない」:効く人もいるし効かない人もいるし何なら強い副反応が出る人もいるでしょう。「5Gの電波は人体に影響がある」:とりあえずナイの証明はできませんから。

 

ワタクシ自身は、誰が言ってるのかはそれなりに納得いくまで調べますし、言われるまでもなく、ネットの情報を鵜呑みにしたりはいたしません。身近な人と話をするし、大切に思ってくれている人と対話もしています。

 

 

そのうえで・・・

 

誰に言われなくても、身近な人、大切な人と一緒に、ノーマスクピクニック、普通にしちゃうつもりです。

 

風薫る5月だもの。人間だもの。

 

 

にほんブログ村 ニュースブログ 気になるニュースへ  にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 豊橋情報へ

 

      

 

角灯と砂時計 - にほんブログ村

 

 

マスクについて、そもそも論。

 

 

症状のある人が(それでもどうしても外出しなきゃならない時に)着用することで他者への感染を防ぐ、その効果は認めます。

 

百歩譲って、濃厚接触(「発症の2日前から」「1メートル以内を目安に15分以上話す」)しても他者を感染させないという限定的な効果も、まあ、あるかもしれない。

 

百万歩譲れば、直接会話するわけではないけれども「発症の2日前から」同じ部屋内で過ごす人への感染を防ぐ、くらいの可能性も、ないでもないような気もします。

 

ただ、いずれにしても・・・

 

発症してる人、もしくは「発症の2日前から」すなわち、結果として2日後には発症するという人が着用した時にだけ!

 

・・・マスクの意味があるんで。

 

 

我が国のこれまでの検査陽性者数は(無症状のまま終わる人も含めて)累計で約553,000人、総人口の約0.4%。

 

だったら、発症の2日前・1日前という人(プラス、発症はしてるんだけど、いまいち自覚がなくウロウロしている人)に遭遇するのは、しかも、その人と15分以上話し込むというのは、一体どれだけの確率になるというのでしょう。

 

あるいは自分が、それ(「大切な人に感染させる」人)になる危険性は?

 

 

ええ、もちろんゼロではありません。

 

ゼロではありませんが、もともと限りなくゼロに近いものを、絶対的なゼロにするために(それでもゼロにはならないんだけれども)「何時でも何処でも誰でもマスク着用」せよと集団ヒステリーを起こしているのが、現在の日本(世界も?)です。

 

 

「無症状者が感染源になる」・・・嘘ではありませんが、正確でもありません。

 

無症状のまま終わる人(偽陽性者、単なる暴露者、発症に至らない感染者:いずれもPCR検査では等しく「陽性」)が感染源になるはずがないじゃないですか。

 

もちろん、現在は無症状だけど1日後、2日後には発症する人、であれば感染源になりえます。

 

ただ、そういう人に遭遇するのは、極々稀なことです。

 

かつ、そういう意味での「無症状感染」は、新型コロナに限ったことではなく、ウイルス性の風邪や季節性インフルエンザでも、普通にあることです。

 

 

誰だって風邪は引きたくないし、インフルエンザにも罹りたくはないでしょう。どちらも、拗らせれば死ぬことだってあります。

 

だからと言って「誰も感染してはならない」とばかりに(さしたる根拠もなく)「全員マスク着用」なんて話にはなりませんでした。

 

せいぜい、インフルエンザ注意報・警報が出された地域の医療機関・介護施設などでマスク着用を促したり、あるいは、それらの関係者が自ら不特定多数との接触を抑制したりといったことをしたくらいです。

 

 

すれ違いざまに挨拶する、レジで二言三言言葉を交わす、1メートル以上(2メートルでも良いんだけど)の距離がある、ましてや戸外で、ですよ。ノーマスクだからって、そうそう感染するわけないでしょう。

 

もしもそれで感染するっていうなら、逆に、ほとんど密着に近い満員電車やエレベーター内なんて、マスク一枚(2枚って人もいるかもだけど)で防げるはずがない。

 

というか、そこをマスクで防げるということにしているからこそ、感染ルート不明者が多くなるし、感染防止対策も、マスクをしていない場面だけを取り上げるような、ナンセンスで的外れなものになってるんでしょ。

 

 

もちろん「それでも私はマスクを着ける」という人がいたって良いんですよ。

 

ただね・・・

 

人に「みんな」(という名の本当は自分)と同じことを強要するのであれば、その理由を説明してください。

 

 

というか・・・

 

怖いなら、アナタが静かに距離をとれば良いでしょう。

 

というか・・・

 

本気で怖いなら、アナタが完全無菌室に引き籠もるのが一番確実ですよ。