ワタクシ思うに・・・

 

 

新型コロナウイルスを本気で怖がっている人は極一部。

 

マスク着用で新型コロナウイルス感染症を防げると本気で信じている人も極一部。

 

なので、こういうところで一生懸命書いても、あんまり意味がないのかもしれない、とか、思わないでもない令和2年の12月です。

 

 

とはいえ、そういう本気で怖がってるわけでも信じてるわけでもない人達が、どういうわけか大人しくマスクしてるっていう現実を見ると・・・

 

やっぱり黙っていられない!

 

我ながら、こだわりが強いのか、負けず嫌いなのか・・・

 

 

ということで、師走ですし、コロナの話もワタクシ的にまとめに入って、年内で卒業にしようかなと。

 

で、新年からは、拙ブログ本来のごった煮に戻ろうかと。

 

そんなことを企んでおります。

 

したら、年内はコロナ続けるんかい、と自分でも思ったり・・・

 

なんてことをダラダラ書いていると、またまた「長い!」って叱られたりするので・・・

 

 

そろそろ本題に入ります。

 

 

ちょっと前に、こんなネット記事がありまして。

 

新型コロナは症状が出る前に感染性を発揮します。そのため、目の前の一見元気そうな人から感染することがあるということを知っておくことが重要です。二次感染例の40~45%は、(症状が現れる直前の)無症状者から感染していることが分かっています。

 

 

 

「無症状者から感染している」というのはともかくとして、それが40〜45%? 何処にそんな証拠が? って話ですが。

 

 

ともあれ、この記事全体は新型コロナの特徴と対策について、それなりにまとまってはいます。

 

なので、ワタクシ自身がコロナ騒動をまとめるのにも、一役買っていただきましょう。

 

 

まず、記事の言う「5つの対策」についてなんですが、

 

1 リスクが高まる5つの場面を知り、これらを可能な限り避ける。

 

2 同居者以外の人の顔が近づく(目安として1~2メートル以内)ときは、お互いにマスクをつける

 

3 家庭の「外」での感染をできる限り防ぐ

 

4 手を洗う場面を決めておく

 

5 具合が悪いときは休む

 

ということで、これらは、まあ、いわゆる風邪にもインフルエンザにも言えることでありまして、全否定はしません。

 

ただ「1」には・・・

 

 

 

 

「2」には・・・

 

 

豊橋技術科学大学10/15定例記者会見配布資料より

https://www.tut.ac.jp/docs/201015kisyakaiken.pdf

 

 

・・・という画像が付けてありまして。

 

いやいや、だから、それは「感染」したら最後、もう確実に発症して、ほとんどが重症化して、かなりの人が死んじゃうっていうくらいの感染症なら、もちろん無症状でも気をつけるんだけれどもさ、という話でして。

 

 

何度も書いてることですが、騒動初期の2月3月頃ならまだしも、既に10ヶ月以上が経って、少なくとも我が国においては・・・

 

「感染」したとしても8割は無症状か軽症、重症化するのは主に基礎疾患のある人や高齢者、つまりは免疫力の弱い人で、中には極稀に(!)死者も出るよ、という程度の感染症だということが数字としてはっきりしてます。

 

なのに、未だに(色々と事情やら思惑やらがあって?)「特別」なままにしておきたい人達がいるんですね。

 

色々な事情・・・誇張でも捏造でもとにかく情報を売りたい人、実のところ効果なんてないと知っててマスクを作ってる人、ワクチンを製造し接種して儲けるつもりの人、ついでに言えば、とにかく政府を攻撃したい人、世の中を混乱させて野望(?)を果たそうとしている人、などなど、でしょうか。

 

 

で、ここからは「5つの特徴」の方を見てみましょう。

 

特徴1 症状が現れる前から感染性がある

 

特徴2 軽症な場合は感染していることに気づきにくい

 

特徴3 主に飛沫感染、次に接触感染、換気の悪い場所では空気を介した感染も

 

特徴4 感染者の約2割から複数人に感染して広がる

 

特徴5 重症化や後遺症のリスクがある

 

とのことでして。

 

 

では、順に茶々入れ・・・検討していきましょう。

 

特徴1 症状が現れる前から感染性がある

 

これね、実はワタクシも、当初感染症に関する基礎知識が不足していて「そりゃ大変」なんて怖がってしまったものですが、実は「特別」なことではないんですね。

 

 

話は跳びますが(ホントは跳びません)ワタクシ、夏前に(市が配布するクーポン券で)風疹の抗体検査を受けまして。その時の資料にあったのがこちらです。

 

 

 

Q 風しんの感染力は強いですか?

 

A 風しんは飛沫感染(咳やくしゃみのしぶき)によって広がっていきます。1人の風しん患者から5〜7人に感染させると言われています。また、症状が出る1週間前から、症状が出た1週間後まで他の人に感染させることがあります。

 

・・・と、あります。

 

このコロナ騒動がなければ読み飛ばしていたでしょう。

 

 

もうひとつ、『日本の医療の不都合な真実』という本からの引用です。

 

 新型コロナウイルスでは、無症状の人が感染を媒介すると言われています。しかしインフルエンザでも、実は調べてみると、完全無症状の人からもインフルエンザウイルスがけっこう検出されます。インフルエンザウイルスに感染した人の半分くらいは無症状で終わるのではないかと言われているのです。「Lancet」という世界的に高名な医学雑誌の論文によると、血液検査でインフルエンザに感染したと思われる人の75%は無症状だったと報告されています。(P.46)

 

ちなみに、引用文の中にある「Lancet」の論文はこちら。

 

https://www.thelancet.com/journals/lanres/article/PIIS2213-2600(14)70034-7/fulltext

 

機械翻訳でも、まあ、意味は掴めます。実際「無症状感染者はたくさんいるよ」という結論なんですが、でも、それで自身が発症し、また、人を発症させるほど大量のウイルスを排出しているかどうかは別問題。興味深いのは(無症状者の)インフルエンザウイルス検出に(極微量でも陽性反応が出る)PCRを使っていることです。

 

 

というわけで「新型コロナウイルス怖い」の大本であり「何時でも何処でも誰でもマスク」の理由でもある・・・

 

「無症状者も感染源になる」というのは、もともと新型コロナに限った話ではなかった!

 

・・・のですね。

 

しかも・・・

 

世に言う「感染」と「発症」は別モノですし。

 

したら・・・

 

無症状の人が誰かに「感染」させたとして、その人がまた無症状なら何も無いのと同じですし。

 

 

な〜んだ、です。

 

 

だったら、この際・・・

 

新型コロナの「特別扱い」なんて、もう止めましょう。

 

・・・という話ですよね。

 

医療崩壊とやらを防ぐためにも。

 

「特別扱い」とは、すなわち、PCRを使って症状の有無関係なしに「感染者」を見つけだす(あるいはでっち上げる)ことや、それが主因かどうかを考慮せず重傷者・死亡者をコロナ患者・死者として数えることや、治療するにも検査するにもいちいち完全防護で望むこと、などなどです。

 

ぶっちゃけ、禍であれ騒動であれ狂騒曲であれ、それで終了ですから。

 


次に、

 

特徴2 軽症な場合は感染していることに気づきにくい

 

へ行きたいところですが、それは次回以降で(←反省してる!)。

 

 

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「反省してる!」と言ったそばから何なんですが・・・上で触れた本の紹介を。

 

『日本の医療の不都合な真実 コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側』

 

 

新型コロナの感染拡大で、入院が必要な患者を受け入れられない「医療崩壊」の危機が叫ばれている。病院数も病床数も世界一多い日本で、なぜそんな事態に陥るのか。そこには、「世界最高レベルの医療」が私たちの健康と幸福につながっていないという、根深い問題があった――財政破綻の結果、市内に一つしかない病院がなくなるという「医療崩壊」が起きた夕張で地域医療に従事した著者が、コロナ禍で露呈した日本の医療の問題点を明らかにし、人生の主導権を医療に奪われない生と死のあり方を問う。

 

 

・・・というモノ。

 

ちなみに、著者の森田洋之さんは・・・

 

一九七一年横浜生まれ。医師、南日本ヘルスリサーチラボ代表。鹿児島医療介護塾まちづくり部長、日本内科学会認定内科医、プライマリ・ケア指導医、元鹿児島県参与(地方創生担当)。一橋大学経済学部卒業後、宮崎医科大学医学部入学。宮崎県内で研修を修了し、二〇〇九年より北海道夕張市立診療所に勤務。同診療所所長を経て、鹿児島県で研究・執筆・診療を中心に活動。専門は在宅医療・地域医療・医療政策など。著書に『破綻からの奇蹟』(南日本ヘルスリサーチラボ)、『医療経済の嘘』(ポプラ新書)がある。

 

・・・という人です。

 

 

記事中引用のすぐ前には、こんなことが書いてありました。

 

 施設にいる高齢者だけではありません。ウイルスをコントロールする目的で、日本人全員が生活を大幅に制限されました。生活制限による社会への影響や個人のストレス増加がどれほどのものだったかは、一人ひとりに思いあたることがあるはずです。

 厳密に感染をコントロールしようと思うときりがありません。ウイルスは目に見えないため、「万が一こんなことが起きたら大変だ」と考え始めると際限がなくなるのです。(P.45〜46)

 

 

他にも「世界一病床が多い日本で、なぜ病院がすぐパンクするのか」(帯より)という問に答える内容もあったりして面白いんですが、そこら辺はまたの機会に(←やっぱり反省してる!)。

 

 

参考までに。南日本ヘルスリサーチラボのサイトと森田洋之さんのメルマガ、動画。