米大統領トランプさん、新型コロナウイルス感染した(PCR検査陽性ですが)、入院した、と思ったら退院した・・・
いや、もう、何が何だか判りません。
情報の送り手は嘘や願望を潜ませているご様子ですし、受け手は見たいものを見て聞きたいことを聞くの図。どちらも言ったもん勝ち、好き勝手な解釈披露したもん勝ち、といったところでございますね。
そんな世情に便乗するわけではないんですが、やや唐突に米国ネタ。
ペンシルベニア州選出の民主党下院議員に、ウェンディ・ウルマンさんという女性がいるそうで。
9月29日、同州知事のトム・ウルフさんらと一緒に、とある集会に出席したんだそうです。
で、ですね、こちら(ご本人のツイッター画像より)、マスク着用のトムさん、マスクを外して話すウェンディさん、という絵なんですが・・・
https://twitter.com/RepUllman/status/1310964494928089090
I joined Gov. Tom Wolf and state Sen. Steve Santarsiero to stress the necessity for affordable health care coverage for Pennsylvanians, especially in the midst of an unprecedented pandemic. Learn more:https://t.co/z22IXKM0Lf pic.twitter.com/WQZ7zffvoY
— Rep. Wendy Ullman (@RepUllman) September 29, 2020
実は、ここに至る前に、小(笑)劇場がありまして。
マスク着用でマイクの前に立つ議員に、横合いから知事が話しかける、それに彼女が答える、という一幕です。もちろん当人達はオフレコのつもり。
Gov. Tom Wolf: So Wendy, I’m gonna take- I’m gonna take my mask off when I speak,so-
Rep. Wendy Ullman: I will as well, just, I’m waiting so that we can do a little political theater. (laughs)
Ullman: So that it’s on camera.
(こちら、私訳です)
トム・ウルフ知事:えーと、ウェンディ、僕は・・・僕が話すときはマスクを外すつもりだよ。だから・・・
ウェンディ・ウルマン(民主党):もちろん私もそうするつもりよ、ただちょっと、政治的な小芝居を打てるように待っているだけ(笑)。
ウルマン:それがカメラに映るようにね。
う〜ん、これは、どう解釈すれば良いのかな。
トムさんは、ウェンディさんがマスクを着けたまま話すつもりかもと思ったので、気を遣って「僕が話す時は外すよ」と囁いた。
ウェンディさんは、言われるまでもなく話すときには外すつもりなのだけれども「とりあえずマスクしている顔を映してもらってからね」と答えた。
ということですよね。
つまり、この知事さんと議員さんにとって、マスク着用なんて所詮は政治的パフォーマンスなのよってことでしょう。イマイチ真意が掴めませんが。
参考までに、こちらの画像(トム・ウルフ知事のFacebookから)なんですが、上の動画の続きになります。
(私的会話を拾ってしまったマイクスイッチが一旦切れ、再び入ったところから)
ウェンディさん、おもむろにマスクを外す。
ウェンディさん、手を消毒する。
で、ウェンディさん、スピーチを始める。
・・・という流れです。
https://www.facebook.com/governorwolf/videos/2735093270035764
ああ、なるほど、これこそが “a little political theater” だったのですね。
その意味で、埋め込んだ短い動画は「切り取り」に違いないなく、ソコだけでは「政治的小芝居」の意味するところが解りません。
知事と議員が「本当のところ、マスクなんて意味はない」と考えている、とまでは言えないのかもしれませんね。
だとしてもこの女性議員、とにかくカメラ写りを気にする辺り、東京で頑張ってる緑の人を連想してしまったのだけれども、それは、うっかり者のワタクシだけでしょうか。
ちなみに、ペンシルベニア州の検査陽性者数と死者数はこうなってます。グラフ左、人数目盛りの単位にご注意を。
閑話休題。
こちら、3月に調査して8月に発表という、いささか古い話ではありますが、同志社大学の研究グループによるものです。
同志社大学心理学部の中谷内一也教授の研究グループは、新型コロナ感染が拡大しつつあった3月下旬に全国調査を実施し、マスク着用がどのような心理的要因と結びついているのかを分析しました。
https://www.doshisha.ac.jp/news/2020/0807/news-detail-7768.html
こちらは、その「【研究概要】 マスク着用は感染防止よりも同調のため!?」から。
https://www.doshisha.ac.jp/attach/news/OFFICIAL-NEWS-JA-7768/142827/file/ExplanatoryMaterial.pdf
思うに・・・
「政治的小芝居」と言えば、実際のところ、老若男女、皆「私、感染予防してます」アピールのために、その効果や矛盾(や悪影響)を考えることなく、ただ一所懸命「みんなと同じ」を演じているだけではないのか、という気もします。
(確かに「自らの頭で考えない人」なのかもしれないけれども)ほとんどの人は、善良な普通の人です。
人付き合いを円滑にしたい、組織・団体の一員として恙なく過ごしたい、そういう「政治的意図」でもって、本気で信じているわけでもない「感染予防対策」に勤しんでしまうのですね。
でも、それでも、流石に、もう良いでしょう。
そもそも、マスクは咳くしゃみによる飛沫拡散を防ぐだけ。百歩譲って、そりゃ喋っている時の飛沫も防ぐでしょう。百万歩譲れば、あるいは呼気に含まれる飛沫をも防いでいるかもしれません。が、所詮、それだけのこと。無症状であっても(人に感染・発症させるほど大量の)ウイルスを排出しているという話が本当でなければ何の意味もありません。
広瀬すずさん、阿部サダヲさん、念の為PCR検査を受けて陽性、症状なし。
阪神あるいは千葉ロッテ、クラスターとか言いつつ、ほとんどの選手は無症状。
だからね、例えば東京都庁だって愛知県庁だって、全員検査すれば一定数の陽性者が出るんですよ。たぶん。
検査したその瞬間に暴露して、そこ(鼻の奥)にウイルスがあるだけでも、あるいは、免疫作用でやっつけたウイルスの死骸(?)があるだけでも、PCR陽性になっちゃうんですから。
でも、症状は出ない。出たとしても大したことはない。
以下、人数目盛りにご注意を。
※86,571人/126,000,000人→約0.07%
※5,056人/126,000,000人→約0.004%
※143人/126,000,000人→約0.0001%
※1,612人/126,000,000人→約0.0013%
※だから良いとは言いませんが、亡くなるのは、ほぼ高齢者に限られます。
※それ(65歳以上の人口約3,600万人)を分母にした死亡率でも約0.0045%
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
改めて現状を押さえれば、「新型コロナウイルス」なるもの、暴露・感染しても、大多数の、普通に免疫力のある人であれば、静養している間に(もしくは気付かないうちに)回復するものだと判るでしょう。
何なら、多くの人がソレという自覚もないまま、マスクも3密も関係なく、とっくに感染して免疫(抗体とは限らない)を獲得しているのかも知れません。
だからこそ、夏の「第2波」においては、有症状・重篤・死亡、いずれも少なかったのでしょう。
Go To キャンペーンで人が動いた9月の4連休から3週間近く経ちますが、ちっとも「大変なこと」になってませんし。
もうね、結果として、コロナはやっぱり「風邪」ですよ。
たとえ「新型」であってもコロナはコロナ。せいぜい「質の悪い風邪」です。
何もかも、PCR検査が作り出した「幻」。
PCR検査陽性でも「無症状」ならば何の問題もありません。それを「感染」と言うからオカシクなる。
無症状(PCR陽性)の人から伝播して無症状(PCR陽性)の人が出た、だからどうしたって話です。
それって、PCR検査をしなければ、何も無いのと同じじゃないですか。
基礎疾患のある人と高齢者にうつしたらマズい? それこそ、風邪でもインフルエンザでも同じことですよ。
古代ギリシャの時代から、その濃淡、表出度合いに違いはあれど、ヒトは皆、ホモ‐ポリティクス(ラテン語:Homo politicus)―政治的人間でした。
今日、あちらこちらで「不磨の大典」となりつつある各業界の「感染予防ガイドライン」も、誰がいかなる権限のもとに書いたのか分からない政治的文書です。
「マスク着用」「3密回避」「新しい生活様式」・・・いずれも、既に政治イシュー。
舞台背景(ウイルスの実態とか感染状況とか)は、幕開け当時とは様変わりしています。いつまでも同じ芝居を続けていても浮いていくばかり。状況が変わっても意見を変えないのは愚か者だけです。
そろそろ“the political theater”の幕を降ろしましょう。
少なくとも、ワタクシは飽きました。
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「不安」が大好きな人はもう仕方がないとして、「ひょっとしてもう終わってるんじゃない?」くらいに思っている方々へ。
ウイルス干渉、ADE(抗体依存性感染増強)、集団免疫・・・世界各国と日本の経過と現状について、ワタクシが知っている中では、一番納得いく説明になっていると思います。
「新型コロナウイルスは人類が経験したことのない怖いウイルスだ」「このままでは日本人が40万人以上死ぬ」「希望者全員がPCR検査をできないのは安倍政権の怠慢だ」「スペイン風邪同様に強烈な第2波、第3波が襲う」……
このように日本人は不安を煽られ続けてきた。
しかしここにきて「科学的に見て、日本は集団免疫が成立したのでコロナはもうすぐ収束します。東京五輪も問題なく開催できます」−−こう語る研究者がようやく現れた。京都大学大学院医学研究科特定教授・久保靖彦氏だ。このままでは無責任なマスコミや専門家の根拠薄弱は脅しで経済が落ち込み、倒産、自殺者が激増しかねない。幅広い研究領域を持つ上久保氏は京都大学医学部で免疫学の単位認定者をしていたウイルスの専門家でもある。
その上久保氏が日本と世界の感染状況を研究した結果、「集団免疫説がば全てを説明できる。この説以外に、この状況を説明できる学説があるなら教えてほしい!」と語る。そして評論家の小川榮太郎氏のインタビューに答えた上久保氏は、これまでの新型コロナの“ウソ”をことごとく翻す!
・新型も何も「全てのコロナは無症候の風邪」である
・マスク、三密、清潔もウイルスには無関係
・要は免疫があるかないかである
・実は新型コロナも例年通り大量に日本に入ってきていた
・ウイルス干渉で今年のインフルエンザががくんと減ったのがその証拠、日本人の清潔好きとは無関係
・ロックダウンがかえって劇症化させてしまった
そして、「実は新型コロナのワクチン接種は危ない!」というのだ。
http://web-wac.co.jp/book/bunko/1642