唐突ながら・・・

 

以下、とある感染症についての記述から引用です。

 

 

飛沫感染や接触感染によりウイルスが体内に侵入し増殖することで発症します。

 

患者さんによっては重症化することが知られています。

 

患者さんがもつ病気によっては基礎疾患の増悪がみられることがあります。

 

酸素療法や吸入薬、ときに人工呼吸管理が必要になることもあります。

 

 

「重症化する」「基礎疾患の憎悪がみられる」「人工呼吸管理が必要になる」・・・

 

 

「え〜、何それ、怖〜い。飛沫感染するんだ。だったら皆でマスクしなきゃ、距離とらなきゃじゃないですかぁ〜」なんて思われたでしょうか? 

 

あるいは「へ〜、そんなのがあるんだ。でも人によっていろんな症状が出るのは当たり前だよね」くらいに思われたでしょうか?

 

 

お気付きの方も多いことでしょう。実はコレ、「かぜ(かぜ症候群)」に関する説明からの引用でした。

 

 

 

 

人は、とあるふたつのモノゴトについて「似ている、似ていない」あるいは「同じようなもの、全然別物」なんてことを言い合って、時に安心したり、時に不安になったりするものでして。

 

 

世に言う「新型コロナウイルス」の「発見」から約10ヶ月。その正体も相当程度分かってきたのではないかとワタクシは思っているのですが、それが広く知られているかと言うと、なかなかそうもいかないようです。

 

当初出回った恐怖映像・画像に触れる機会の多かった人ほど、その印象を抜け出すことに苦労している、といったところでしょうか。

 

そういう方々に対して理屈や数字を並べてみても、そうそう刺さるものではないと知りつつも、あるいは、いっそ放っておこうかと思いつつも・・・

 

 

どういうわけか、世に蔓延る「感染防止対策」だけは緩む気配がなく、それどころか、一層厳しくなる気配すらありまして。

 

実際、あちこちで「マスク着用お願いします」なんて意に沿わない「要請」を繰り返されるとなると、やっぱり黙っていられなくもなるわけでして。

 

まして、ウイルスそれ自体として未だ捉えきれていない「新型コロナ」であるはずなのに、何故かそれ用のワクチンを無料接種する方針が(厚生労働省、厚生科学審議会・予防接種・ワクチン分科会レベルですが)決まってしまうという情勢にあっては、ですよ。

 

「無料」だけならまだしも、と言うか、無料なればこそなんでしょうけど、自治体が「接種奨励」国民には接種を受ける「努力義務」を課す方針って言うんですから、そりゃもう「ちょっとお待ちなさい!」って感じです。

 

 

 

しかもそのワクチン、それなりに実績のある「生ワクチン」でなく「不活ワクチン」でもなく、「遺伝子組換ワクチン」を始めとする「新型」ワクチンだって言うじゃないですか。

 

 

 

 

そういう絡みもあってもことでしょう。

 

本来「新型コロナウイルスをどう捉えるか」という「科学」もしくは「医学」の話であったものが、ここのところ「新型コロナウイルスに対してどういう姿勢で望むか」という「政治」の問題に変質し始めてます。

 

 

で、あろうことか米国大統領が新型コロナに感染(陽性反応)でございますよ。

 

 

 

大統領選挙間近の米国ですから、ますます政治イシューになってしまうんでしょうね。で、それが日本に輸入されるという、いつものパターン?

 

 

それにしても、事実かどうかはともかく、コロナを軽視していたとされるトランプさんが感染(PCR検査陽性ですが)したことで「ソレ見たことか」という反応が散見されたりしたのは、ちょっと、いや、かなり気分が悪いことです。

 

多くの、こと日本においては、ほとんどの人がマスク着用している中で感染(PCR陽性)しているわけですから。

 

 

というか、そもそも、コンマ以下の確率でしかないPCR陽性反応を防ぐために、死に物狂いで対策をとるってこと自体がナンセンスでしょう。

 

 

ああ、早く・・・

 

誰だって感染する(PCR陽性になる)んだよ。仕方ないんだよ。コロナなんてありふれたウイルスだから、撲滅も根絶も無理なんだよ。

 

・・・っていうのが「常識」にならないかなあ。

 

 

ついでに言うと、ワクチン接種っていうのは、それをした場合の効果(や副反応)と、しなかった場合の感染リスクとを勘案して判断するものだっていう「常識」もはたらかせてほしいですね。

 

現にインフルエンザだって、ワクチンあっても毎年感染者続出してるわけだし。

 

 

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先日、(ウチの)奥様と映画館に行きました。

 

 

新しい時代が到来し、世界が大きく変わっていこうとしている今、
彼女の紡ぐ手紙が、彼女の想いが、どこに届くのか。

 

愛する人へ送る、最後の手紙。

 

 

 

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』・・・いやあ、効き過ぎた冷房のせいなのか、あるいは物語の為せる技なのかは微妙なんですが、鼻水と目水で文字通り、羽織の袖を濡らしました。

 

 

 

で、映画それ自体はとても良い作品だったのですが、こちら半券です。

 

 

 

二人で行ったのに、続き番号じゃない! 何でも・・・

 

 

とのことでして(下線、引用者)。

 

 

 

※お連れ様とご来館の際も、並んでお座りいただくことはお控えください。

 

でございますよ。

 

 

まあ、(どっちにしても濃厚接触している)「お連れ様」かどうかをいちいち確認するのも面倒でしょうし、この映画館に限らず、業界横並びの「ガイドライン」とかに沿った対応なんでしょうけれどもね。

 

でも、こんなことじゃ・・・

 

一緒に映画観て芽生える恋も芽生えないよ。『君の名は。』を二人で観ても結婚したくならないよ。映画業界が少子化に拍車かけるようなことしてどうするの? 

 

・・・って感じです。

 

 

こんな案内もあったんですけど・・・

 

 

 

お蔭で「見せドリンク」買っちゃいました。でもって、上映中チョコチョコ飲んでたらトイレ行きたくなっちゃうし、終わってトイレ行くと、便器まで一個おきに「密を避けるため使用禁止」の張り紙貼ってあって待たされるし。

 

あのねえ、小用たす間隣に立ったくらいで感染するわけ無いでしょう。

 

いや・・・もう・・・ホント、出かけたくない・・・

 

 

厚生労働省もですね、当初、新型コロナウイルス感染症は「ウイルス性の風邪の一種です」って言ってたし、実は今も否定はしてません。でもって、もともと求めていたのは「咳エチケット」であってマスク着用ではないんです。

 

 

PCR陽性≠ウイルス感染

 

は何度も言ってきましたが、

 

咳エチケット≠マスク着用

 

なんですから。

 

 

 

 

新型コロナウイルスは「5番目の風邪ウイルス」で、新型コロナウイルス感染症は「質の悪い風邪」です。たぶん。

 

マスクくらいで防げるものなら、これほど(と言っても母数からみたら、全然たいしたことないんだけど)クラスターが発生するはずもないし、逆にこれだけ(と言っても母数からみたら、やっぱりたいしたことないんだけど)感染経路不明者がいるってことは、何をしてもしなくても、感染する時はするってことでしょ。

 

万一の時「対策とってました」とか言い訳するためとはいえ、見た目でジャッジしやすい「感染予防対策」で競い合うの、もういい加減止めにしましょうよ。