ようやく落ち着いたという感じだった「新型コロナウイルス」関連の報道ですが、東京の「新規感染者数」に引きずられるカタチで、またぞろ騒がしくなってきました。
パッと見、嬉しそうな人がいるのが何とも解せないんですが、こんなものは「検査数が増えれば感染者だってそりゃ増えるよ」の一言でオシマイにして良いことです。
こちらを御覧ください。
ここから何を読み取るかは各人の自由ですが、左の目盛り、桁が違うということだけは頭に入れて考えてくださいね。
で、さらにこちらを。
これは、さらに桁が違ってますね。
ということで、改めて強調したいと思います。
PCR検査陽性≠ウイルス感染
・・・です。
さらに言えば・・・
新型コロナウイルス感染≠不治の病
・・・です。
特定の個人や団体の、とまでは言いませんが、いろんな意図や思惑が綯い交ぜになって、ソーシャル(社会的)な意味で、猛烈怖い感染症に仕立て上げられているだけ。
フィジカル(生理・肉体)的には、つまるところ「質の悪い風邪」でして「お年寄りや体の弱い人は気をつけないとね」という程度のモノです。
せっかくなんで、全国の数字も見てみましょう。
亡くなった方やそのご家族には言葉もありませんが、それでもやっぱり「それは新型コロナでなくても・・・」という感は拭えませんよね。
ここまで、グラフは東洋経済オンラインによる「日本国内において現在確定している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を厚生労働省の報道発表資料からビジュアル化した」ものです。
※東洋経済オンライン:新型コロナウイルス 国内感染の状況
→https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
もちろん「弱者」は死んでも仕方ない、とは言いません。
亡くなる方を可能なかぎり少なくするために、ハコ(病院・病床等)・ヒト(医師・看護師・保健所職員等)・モノ(マスク含む防護具、人工呼吸器、検査機器等)を充実させておくのは当然です。
従事者は精一杯やってくださっているわけだし、全ての国民が税金を納めることで医療全体を支えてもいます。
これまでも度々書いてきましたが、要は・・・
リスク回避のために何をどこまでやるか
・・・ということに尽きるわけでして。
したら、ここのところ目についたニュースを2本。
厚生労働省は1日、4月の生活保護申請件数が2万1486件(速報値)だったと発表した。2万件を超えたのは3月に続き2カ月連続で、前年同月と比べると24.8%増だった。4月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府が緊急事態宣言を出し、各都道府県が事業者に休業を要請していた。厚労省は「休業に伴う雇用情勢の変化が影響している可能性がある。今後さらに増加することも予想される」と指摘している。
4月に新しく受給を開始した世帯は1万9362世帯で、前年同月比14.8%増だった。1万9000世帯を超えたのは2017年3月以来。
※JIJI.COM:4月生活保護申請24.8%増 コロナ影響の可能性―厚労省
→https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070100651&g=eco
新型コロナウイルスの影響で、勤め先から解雇や雇い止めにあった人が見込みも含めて全国で3万人を超えたことがわかりました。
厚生労働省が、全国のハローワークなどを通じて把握した新型コロナウイルスの影響による解雇や雇い止めは、ことし1月末から1日までに見込みも含め3万1710人にのぼりました。
月ごとに見ますと、4月が2654人だったのに対し、5月は1万2952人、先月は1万2688人と、この2か月で急増し、全体の約8割を占めています。
業種別では、観光客の減少や外出の自粛の影響を受けた、宿泊業や飲食業が目立つほか、製造業でも増えているということです。
一方、こうした解雇や雇い止めを防ぐ対策として、厚生労働省が企業に活用を促している「雇用調整助成金」は、申請が1日時点で約33万件にのぼり、このうち21万件余りの支給が決まっているということです。
厚生労働省は、新型コロナウイルスの影響を受けた企業への助成金の上限を引き上げるなど制度を拡充していて、引き続き積極的な活用を呼びかけています。
※NHK NEWS WEB:新型コロナで解雇・雇い止め 全国で3万人超 5月以降急増
→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200702/k10012492601000.html
念の為申し上げますが、政府批判はワタクシの意図するところではありません。確たる情報が少ない中、5月上旬辺りまで我が国政府はまあまあよくやったと思ってます。
意見の割れるところではありますが、入国制限やクラスター対策、自粛要請があればこそ(そして、ほとんどの国民がそれに協力したればこそ)、死者数がここまで抑えられたという側面は実際あるでしょう。
上のニュースは、その「副作用」と考え納得する以外ないかもしれません。
が、
今また、東京を中心としてPCR検査陽性者(≠ウイルス感染者 ≠死亡者)が増えたくらいで自粛だの緊急事態だのと言うのであれば、それはやはり、承服しかねます。
巷では “with corona” で「新しい生活様式」「ニューノーマル」で行きましょう、なんて声があるわけですが・・・
いやいやコロナはね、既に前からあるんです。特に意識することもなく、ずっと一緒にやってきたんですよ。
・・・それで特に問題は無かったわけで。
たまに「質の悪い風邪」が流行って亡くなる人が多い年があったりもしたけど、だからと言って、年中マスクしなきゃとか、向かい合って食事したらダメとか、人が集まって音楽聴いたり芝居観たりしたらイカンとか、そんな話にはなりませんでした。
せいぜいが、無理して一日中デートするとか、お見舞いに行って一つ部屋に長居するとか、「あン、そんなことしたら風邪がうつっちゃう」、みたいなことは止めようね、くらいのもんでした。
皆で色々と気をつける、それぞれできる範囲で予防に努める、それは良いことです。
それでも人は、風邪をひきます。インフルエンザに罹ります。新型コロナウイルスにだって感染もするでしょう。
感染すること自体は悪いことではりません。まして責め立てることでもない。
「新型コロナウイルス」を含め、誰だって病気になる時はなるし、稀に死んでしまうこともある。それだけのことです。
ゼロリスクを求めて、そのために「(マスク着用で)表情が見えない」「社会的距離によって)息遣いが伝わらない」係わりでいこうなんて言うのは「人間=人と人との間に在るもの」をやめろと言うに等しい、悪魔の囁きだと皆が気付かなければなりません。
「新しい生活様式」であれ「ニューノーマル」であれ、ワクチンができるまでのこと、なんて甘言に騙されちゃダメですよ。もちろんマスクもね。
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ワクチン(抗体)待望論、みたいなものがある中、こんなニュースもありました。
科学者らによると、新型のインフルエンザウイルスは最近見つかった。ブタを宿主とし、ヒトにも感染するという。
さらに変異し、ヒトからヒトに簡単にうつるようになって世界的な大流行を招く恐れがあると、科学者らは懸念している。
※BBC NEWS JAPAN
:インフルエンザの新型、中国で発見 「世界的流行も」と科学者
→https://www.bbc.com/japanese/53230478#
ホント、マスメディアってのは・・・と言うしかないんですけれども。
それはともかく、このニュースの中に、いろんな意味で興味深い動画ありまして。リンク先で直接見ていただくのが良いんですが、ここでも簡単に紹介して(と言うかツッコんで)おきます。
「【検証】インフルエンザワクチンの効果はどれくらい?」という動画です。
インフルエンザにかかるとつらいですよね
人によっては死の危険もあります
インフルエンザ予防のワクチンがありますが
私たちをウイルスから守るのに一体どれくらいの効果があるのでしょう?
〜中略〜
科学者はどれくらいウイルスをたいじできるのでしょう
一般的にはワクチンを打つと30〜60%の人に効果があります
悪い年にはこの効果が下がるので
多くの人が感染し具合が悪くなります
しかしワクチンが1つのウイルス型に完全に対応していなくても
他の型から守ってくれることもあります
またワクチンを打った人はインフルエンザにかかっても
軽い症状で済むことが多く期間も短いです
ウイルスの進化予測法は今まで以上に洗練されています
インフルエンザがすぐに根絶されるとは考えられませんが
進化予測に基づいたより効果的なワクチンが
近い将来には手に入るでしょう
すなわち「毎年65万人がインフルエンザで亡くなっている」でも「ワクチンには斯々然々の効果があり」だから「ワクチンが重要」という論旨です。
何となく、そうなのか〜、と聞き入ってしまうのですが、でもこれ「ワクチンは重要」なぜなら「ワクチンには斯々然々の効果がある」なのに「毎年65万人が亡くなっている」という受け止め方もできるわけでして。
さて、我が国内では「ワクチン開発を待つまでもなく、既に集団免疫ができている」という人から「いや、全くできてない、ワクチンができるまではマスク着用、ソーシャルディスタンディングが絶対必要」という人まで、これまた正反対の意見があるわけですが、こんなのもありました。
新型コロナウイルスの抗体検査で陰性とされた人でも、いくらかの免疫をもっている可能性があるとする研究結果が出た。
スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究では、抗体検査で陽性と判定された人数の2倍の人々に、特異なT細胞が見つかった。感染した細胞を特定して破壊するT細胞だ。
これは、COVID-19(新型ウイルスの感染症)の症状が軽かった人や無症状だった人にすらみられた。
しかし、これがその個人を守るだけなのか、他人にCOVID-19をうつすのを防ぐ作用があるのかは、まだ明らかではない。
※BBC NWES JAPAN
:新型ウイルスの免疫、予想上回る人が保持=スウェーデン研究
→https://this.kiji.is/651608655881045089
いやいや、「免疫」っていうのも、なかなか奥が深いですなあ。
ネットの海の中に、こんなチラシを見つけました。
→https://d.kuku.lu/fdb8bee464?fbclid=IwAR02m0zvqK4ukDAGirWQUMwuFyNgTc3dRC5Ol4_P8S5fXpNInv0lAYCso5w
これは・・・頑張ってますね。ほぼ、賛同できる内容です。
でも、若干頑張りすぎ。字が多くミッチリしてて辛い。正確を期してのことだとは思うんですが、もう少し的を絞って削った方が良いかも。無理なら2枚モノにするとか。
あと、一番下に・・・
※twitterやfacebookでは沢山の医療従事者が今回の騒動に異議を唱えています。このチラシはその有志で作られたものであり、このチラシに出てくる団体や個人とは一切関係がありません。
・・・とありまして。
夫々様々、いろんなしがらみがあって「有志」として名前を出せないのだとは思うのですが、本当は「世話人」とか「賛同者」とか(ネットリンクでも良いから)一覧があると説得力が段違いなんだけどなあ、と率直に思います。
ちなみに、ドイツには「Ärzte für Aufklärung」(≒啓蒙のための医師団)というのがあるそうで、やはりマスメディアの作り出した「騒動」に異議申立をしています。ブラウザの翻訳機能で、彼等の言わんとするところ、ある程度は解るので覗いてみて下さい。
※Ärzte für Aufklärung
→https://www.xn--rzte-fr-aufklrung-pqbn68b.de/
で、きちんと代表だったり賛同者だったりの一覧が出てくるんです。
※Ärzte für Aufklärung:Team/Unterstützer(チーム/サポーター)
→https://www.xn--rzte-fr-aufklrung-pqbn68b.de/team-unterstuetzer/