まあ、とにかく・・・
緊急事態下において、日本国憲法がどれっくらい役立たずか、がはっきりと示されている今日此の頃です。
それどころか、立憲主義者なる人々が言うとおり、政府を縛り、種々諸々その障害となっていること甚だしいものがあります。
今日、この武漢ウイルス禍における我が国のアレやコレや上手くいってない部分、少し真面目に考えれば、結局はこのゴミ文書日本国憲法の不備に至るはずなんだけれども、そこら辺、連日、恐怖感を煽る人達に限ってちっとも触れることがない。
曰く、台湾見習え。―だったら、諜報予算もっと付けなきゃ。
(台湾は、大陸に諜報網を敷いていて、どの国よりも早く正確に武漢肺炎の情報を得ていた、とのことです)
曰く、韓国見習え。―だったら、私権制限を可能にしなきゃ。
(韓国は、携帯のGPS位置情報を使い、個人の行動履歴全てを把握するのみならず、それを公表までしているそうです)
言うまでもなく(いや、本当はしっかり言わなきゃならないし、言っても分からない人だっていっぱいいるんだけれども)憲法は、国と国民とを守るためのものです。
その観点で言えば、国防に関して・・・
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した(日本国憲法前文)
・・・と、国民の安全と生存を他国に丸投げしている現行日本国憲法は、端から国防意識のない欠陥憲法です。
1946年11月3日に公布(1947年5月3日施行。いずれも被占領・主権制限下でした。これ重要)されて以来、修正も改正もない、まさに「(負の)世界遺産」と呼ぶに相応しい。
憲法を含め、国の根幹に関わる仕組み・制度を「どさくさまぎれに」いじるものではない、それは確かにそのとおり。
けれども、我が国の政治(国民の関心)が「喉元すぎれば熱さ忘れる」で、そういった課題を遣り過してきたのも事実です。
良いか悪いかは別として(ワタクシ個人としては、徐々に緩めていってほしんだけれども)、今、“Stay Home” で皆さんヒマなんですから、不確かな情報で煽るだけのワイドショーとかうっちゃっておいて、じっくり考えたら良いんじゃないでしょうか。
そんなことを思う、ゴミの日憲法記念日の朝です。
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https://ameblo.jp/hermitofthemask/theme-10109094587.html
https://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/c/5ee2d32f4b2681d326c1c0c4a3f6b756
与太話。
「専守防衛」を旨としてって言うけど、それって実は「必要最小限度」の戦力じゃ不可能でして、本当はむしろ、彼我に圧倒的な戦力差がないと無理なんです。
と、これは、随分昔からそう思ってます。
―簡単に人を殺さないで
―なぜ? 俺は“殺人機械”だ。
ターミネーター2(1991年)ですね。
こちらも「専守防衛」の系譜かな? 機動戦士ガンダムSEED(2002-03年)。
緊急事態宣言は延長の方向みたいですけど・・・
もうね、ワタクシの中では「命を守るため」の“Stay home”は終了。ここからは「人として日々を生きる」ために“Keep distannce”で良いんじゃないかと考えてます。