なかなかブログを書く元気がありませんでした…。県の議員さんで公式ホームページに「お気軽にご相談下さい」って書いてあった人に電話をしてみました。一応メールフォームでもメッセージを送ったのですが返事がなかったので、電話で精神医療の問題を聞いてもらうことにしました。手紙のやり取りをしていた議員さんと同じく、精神医療の問題については本当に全く何も知らないようでした。二人共、あまりにも何も知らなさ過ぎて困惑しているという感じでした。思えば、精神医療国家賠償請求訴訟研究会(略して精神国賠研)が国相手に裁判を起こしているのも全然知らないんだなと感じました。
精神国賠研については複数の新聞社に取り上げてもらっているはずなのに、地方議員さんはまず第一に精神医療そのものについて全く縁がなくて本当に何も知らない。それに、議員さんに精神医療の問題について話しても、医者が間違っているわけがないという強い思い込みを感じました。診察で「話を聞かずに薬だけ」と言っても「そんなことあるわけない!」。「診断する能力がない」と言っても「そんなことあるわけない!」と強い口調で言われました。「話を聞かずに薬だけ」という表現が通じなかったのは初めてなので私も困りました。
一般の人、大抵の人は「え?そうなの?」で返ってくるところが議員さんだと「そんなことあるわけない!」って返ってくるという…議員さんに精神医療の問題を聞いてもらおうと思っても難しいと感じるのは、医者が間違っているわけがないという強い思い込みですね。そこが一番の壁のような気がします。二人の議員さんどちらもいい人のようには感じます。手紙のやり取りをした議員さんもそれなりにいろいろ調べてくれましたし。今回電話した議員さんは電話でのやり取りでしたが、それで何で私が議員の自分に電話で伝えようと思ったのかがつながらないと言われました。
私の方も混乱してしまって、この議員さんは一度電話を切ってまた電話してきました。今度は県の精神保健福祉センターを教えてくれて、そこの人に電話するように言われました。私は今までどこにも本当に取り合ってもらえなかったし、厚生労働省が何もしてくれないのはよくわかっていたので、精神保健福祉センターに電話で話しても意味が無いと思い、電話しませんでした。すると、翌日、電話がなかったと報告があったから心配になったと議員さんから私のスマホに電話がかかってきました。私はいろいろ混乱して寝込んでしまったので、寝込んでしまったから電話できなかったと伝えました。
それで、また調子のいい時に電話するように議員さんに言われました。また何かあったらいつでも電話して下さいと。市民の悩み事、いろいろな相談を聞くのが私達議員の仕事ですからと。良い人だとは思ったし、精神保健福祉センターに丸投げしてもう終わりというつもりもないようでした。精神保健福祉センターの担当者の方も電話がなかったら議員さんに報告したのだから、そんな無責任な人ではなさそうです。それで私は自分が今までの病院でどのような仕打ちを受けて、今はほとんど寝たきりの状態になったのか、
今までの精神科医を訴えたくても本当にどこも取りあってもらえなかったこと。
弁護士さんに依頼して医療ADRをやっても以前の主治医には完全無視されたこと。
精神科の医療ジャーナリスト佐藤光展さんの「精神医療ダークサイド」を読んでひどい実態を知ったこと。
厚生労働省は何もしてくれないこと。精神医療の問題は国レベルの問題だとわかったこと。
市の市会議員さんにお会いする機会があったので、精神医療の問題を聞いてもらおうと思ったこと。
市会議員さんはまともな精神科医の話ばかり聞きたがって悪質な精神科医の話の方はあまり聞いてくれなくて、今度は県の議員さんに精神医療の問題を聞いてもらおうと思ったこと。それで今回議員さんに電話で話を聞いてもらおうと思ったこと。
長い文章になりましたが、書面でWordで作成して印刷して郵送しました。何か返事があるかどうかはわからりません。あるとしてもすぐに返事がくるかどうかはわからないです。
…こんなことがあって、ちょっと疲れてしまいました。いろいろと頭が混乱してしまって。私は一応精神国賠の個人会員でもあるのですが、精神国賠の人達にもこういうことがあったとメールしました。精神国賠の人達には実際にどの議員さんか名前と公式ホームページのリンクをメールに張って伝えました。
手紙のやり取りをしていた議員さんも、今回電話した議員さんも、あまりにも何も知らなさ過ぎて困惑していますが、本当に精神医療のひどい実態を知ったら放っておくような人には思えませんでした。何も知らない議員さんが多いから、厚生労働省も今まで何もしなくても平気でいられたのだと思います。私は通院での被害ですが、「話を聞かずに薬だけ」、「診断する能力が無い」
これだけで「そんなことあるわけない!」と強く言われてしまうのだから、精神国賠が問題としている強制入院や身体拘束などの深刻な人権侵害の話なんてとてもそこまで話を持っていけないと感じました。
一般の人にもっと興味を持ってもらうには、いきなり精神病院の身体拘束の話をしても、話が飛躍しすぎて到底想像できない、ついていけないのかもしれないです。精神国賠の人にとっては長年取り組んでいる問題だから当たり前のように知っていても、全く縁がない人にとっては到底信じがたい、信じるまでに時間がかかるものなのではないかと。議員さんに話を聞いてもらおうと始めたのは、たまたま私が住んでいる市で市会議員さんにお会いする機会があったからですが、とにかくいきなり話をしてもダメなので、初対面でどうやって話を運んでいったらいいんだろうと思ってしまいました。
最初の大混乱、困惑から一旦落ち着けば、議員さん達は「話を聞くだけでいいならいくらでも聞きますよ。それが私達の仕事ですから」と言うので、長くなっても話を聞いてくれそうな感じはします。精神医療の問題は少しずつ段階を踏んで聞いてもらわないとなかなかわかってもらえるのは難しいのかなと思いました。精神医療の問題は政治的なことが絡んでいるとのことなので、一人でも多くの議員さんに働きかけて、知ってもらうのは重要だと思いました。
…いろいろ疲れてしまったよ…とりあえず、精神国賠の会員さんで同じ県の人と連絡取りました。今度機会があれば一度お会いすることになっています。私が働きかけた議員さんにも電話して話をしてくれたそうなんですが、議員さんの反応は、
「で、私は何をすればいい?」
そこで答えに詰まってしまったそうです。私はまずは精神科の苦情窓口を作って欲しいと言えばいいかなあと思いました。精神医療の闇は深いから、いきなり言ってもなかなか通じないみたいだし。やっぱり少しずつ段階を踏んで時間をかけて話をした方がよさそうだなあと思いました。とりあえず、今後、議員さんに働きかける時は精神国賠の人と相談してからにしようということで。いきなり言っても「そんなことあるわけない!」って強い反応が返ってくるから、用件の切り出し方を考えなきゃならないですね。精神国賠の人からは地方議員、国会議員問わず議員さんの協力は必要とのことです。
精神医療の問題って、悪いのは国、厚生労働省ってことになるんですよね。それに日本精神神経学会というところも悪いのかな…そうなると、とてもじゃないけど個人で手に負える問題じゃない。本当にどこにも取り合ってもらえなかったので仕方なくネットで情報発信しようとブログに書き始めたけど…ブログ書きながら何か方法はないか考えていたんですけどね、政治的なことが絡んでいるらしいので、議員さんに働きかけるのは有効な手のようです。ただ、すっごい困惑される。
う~ん…私が県の議員さんの一覧をネットで検索して、一人ひとり名前で検索して公式ホームページを見ていった結果、「お気軽に事務所にお立ち寄り下さい」って書いてあった議員さんが後3人いるんですけどね…同じ県の精神国賠の会員さんに相談しようと思います。初対面でいきなり話してもびっくりして困惑して信じないという反応が返ってくるのは大体わかってきたから。公式ホームページに「お気軽にご相談下さい」とか「お気軽に事務所にお立ち寄り下さい」って書いてある議員さんは他の人より話を聞いてくれるんじゃないかと推測。
…ちょっと疲れてしまいました。また元気のある時にブログを書こうと思います。