そう
家は「わたし」の写し。
家だけではなくて
脳の「見立て」で、「これは自分の体」と同一視できてしまうと、たとえばクルマが自分の体になってしまう。幅寄せとかバックとか、クルマのサイズが自分の架空ボディサイズになっていきます。
これ、変身巨大ロボットものですね。
乗り込むと、それが自分のボディになる。
マジンガーZ(古いです)
🌟今回の本は、自分(の体)と家(という場所)は同位するので、家のあちこちをいじると、運勢が動く、という話。いわば風水です。
リビングが消化器系(まないたは絶対木がよいそう)お風呂が腎臓、ベランダが自然とのかかわりによる免疫系……
などあったなかで、「廊下・階段」という項目がありました。
??
🌟ここは二つのものの境界、境目なので、橋、トンネル、峠などと同じように、そこを歩くことで、脳がスイッチングされる、気分が変わる……そうです。
これは納得! ちまちまと廊下の多いマンションの間取りなので、玄関までの短い通路でも曲がったりしながら歩くと、「違うわたしになる」「あっ、あそこへ行ってみよう」と、ふっとなります。踊り場もそういう役割を持つ場だそうです。
🌟、そしていつもながら、強烈なのが「水まわり」です。
というくだりを読んだのです。
水まわり、わりと気を遣っている、と思っていたのですが、本日、消防署の定期火災報知器検査がきて、ついでに避難梯子も見ていったのです。
すると————最近、雨が随分降ったり、冷房の水が出ていたりで、ベランダの端の溝に水が溜まっていたことが発覚。特に全く使っていないベランダに。
排水口が詰まっているほどではないのですが、「これだと虫が湧いたりしますよ」とのこと。
大慌てで、溝の黒っぽい土詰まりを洗い、洗い、猛暑の中、必死に
「余裕をもってなんとか流れる」ところまで、排水口へ泥水を流し落としました。
泥水の水害って、そういえば恐ろしすぎる。あの映像はひとごとではない、と思いました。
🌟突然の水まわり掃除。これで、2段階くらい運気がアップデートしたかも……大汗を掻きながらシャワーを浴びました。
🌟さらに、この本のラストには、「私=家」という同位レベルではなく、「私=地球」になろう、とありました。家を整えることで、地球を整えられる。すべて相関関係でつながっている。そして……
「人体は宇宙のホログラム」。ケルマデック理論ではさらに「日本列島」は世界の大陸をあわせた形をしているので、それぞれの場所が世界のツボになっている。日本で起こることは世界で起こる……
このあたり、「形態場理論」(シェルドレイク)を踏まえているのですが、「場」のひな形(ミニモデル)を動かすと、全体に影響を及ぼす。
🌟私の感覚でも、たとえば(トイレ掃除レベルどころか)四国八十八箇所のお遍路をすると、何か大いなる場所、あるいは天変地異、災厄を癒すことになる、という気がします。
🌟個人の家で、何かをすることが、世界の災厄の何かをセーブしているかもしれない……
(小さなマンションの一室の)水場を流したことが、カスピ海で何かを起こしている……
という世界観に感動しました。「場」はすべてつながっている……
神棚と神社、ドールハウスと現実の家、そして「風水」……全ては一つ。