無責任のススメ(大嶋信頼)————丸投げしよう! | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

 

〈無意識さんにおまかせ〉シリーズです。根が堅苦しくまじめな大嶋先生の場合、その責任感をどう「うっちゃり」するか・・・・・・

 

————————(ブログ引用)

無責任で無意識が働く。

 

これは簡単な話で「私がなんとかしなきゃいけない」と責任感を持ったら私は”意識的”になります。

 

私が責任感を持って意識的になっている時は「・」だけしか見えなくなるから「選択肢がなくて、なんだかどんどん大変なことになる」になってしまっていた。

 

「無責任」になると「・」以外のところが見えてくるから「あんなことも、こんなこともできちゃうじゃん!」で可能性がたくさん見えてくるのは無意識が働くから。

 

責任感があって「自分でなんとかしなきゃ!」とするのではなくて、無責任に「無意識さんにお任せ!」では展開が全然違ってくるから面白い。

————————————————ココまで

🌟ところで、むかし、植木等主演の「無責任男」という映画のシリーズがありました。

「真面目」に疲れたサラリーマンの哀感を描いた痛快なシリーズ。

 こんな映画だったようです。名前もすごい・・・・・・。

 

🌟で、大嶋先生の場合の「無責任」ぶりはどんなかというと、

銀行から融資関係の電話が来る。そうすると、ふだんなら、固く真面目に責任を感じながら、しかつめらしく話をするのですが・・・・・・

 

昨日、銀行の人から「お仕事の調子はどうですか?」といきなり電話で聞かれて「はい?」と一瞬「…」となった。

 

でも「無責任で無意識さんにお任せ!」と思った次の瞬間に、私は「はい!仕事は絶好調です!」と答えていた。

 

そして銀行の人は「執筆活動の方はいかがですか?順調ですか?」と聞いてきたので「お陰様でバンバン書いています!声をかけてくれてありがとうね!」と答えられている自分にびっくり。

 

銀行の人に「頑張っているから応援してね!」と言って電話を切っていた(あはは〜!)。

 

責任感を持って意識的に真面目に答えていたら嫌な気持ちになっていたんだろうな〜。

 

無意識さん最高!

 

といったぐあい。大嶋先生は前にも、なんとか自分の「意識バリバリ」の堅苦しさと自縄自縛を逃れようとして、「調子よく、うん、うん、と人に合わせてしまう」軽さを勧めておられました。

 

それは節を曲げて妥協している、とか、世渡りのコツ、ではないのです。

 

大嶋心理学の場合には、それは「意識」で固まった自分から逃れて、ふわふわと「無意識」さんに身をゆだねてみる、脱力スタンス。

 

自分流儀にしがみつかず、気楽にまわりの人に合わせると、いつもとは違う楽しく軽やかな自分がそこにいる(他の人と同じように生きられている! 感激!)

 

🌟無責任、というより、「調子のよさ」かもしれません。「お調子者」という言葉がありますが、ノリのよい、あっけらかん、と、あれもこれも口八丁、口から出放題、というのは、「子ども」が「ぼく、サッカー選手に(宇宙飛行士に)なって、○○を手に入れるんだ」と叫ぶみたいに自在な意識状態。「なんでも、あり」。

 

それが「無意識さん」の大海原へのバトン渡し、となります。

 

🌟夕方————明日、送りますと言われた校正刷りが早々ときました。

 作業中の別原稿の〆切り2本と合わせて、これも、あれも、まじめにみっちり〆切りを守らねば、と、まなじりを決する私。すでに肩と首が凝っています。

 

 血液型A型は、遅刻がキライなのです。昨日も科学博物館「化石ハンター展」を見にゆこうとして、ネットで時間予約を入れました。そして、よせばよいのに、その時刻の40分前についてしまい、入口検問で「せめて開始時間の10分前に」と阻止されました。当然です。

 暑いなか、ちょっと離れたカフェで時間をつぶしました。そしてまた、開始時間の12分前に行き、入れてもらえました。

 必ずぎりぎりにしか行かないダンナさんと比べて、損な体質です。

 

🌟「まっ、(遅れても)いいか」

「無意識さん」にバトンタッチするぞ、と今日は上の大嶋ブログを読んで「真面目に」そう思いました。

「無意識さんがなんとかしてくれて、めっちゃオモシロイ展開が起きるかも」

 

(ふと。「調子のよい鍛冶屋」というヘンデルの曲があった、と気づきます。)

調子の良い鍛冶屋』(ちょうしのよいかじや:The Harmonious Blacksmith)は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの『ハープシコード組曲』第5番 ホ長調 HWV.430 の終曲「エアと変奏」に付けられた通称。)

 

 しかし記憶の中から浮かんできた歌詞は「とても律儀な鍛冶屋像」

童謡 『村のかじや』 (昭和22年改訂版)

しばしも休まず 槌うつ響き
飛び散る火花よ 走る湯玉
ふいごの風さえ 息をもつがず
仕事に精出す 村の鍛冶屋

あるじは名高い 働き者よ
早起き早寝の やまい知らず
永年鍛えた 自慢の腕で
打ち出す鋤鍬(すき くわ)心こもる

 

↑これじゃ逆効果・調子良くない・・・・・・。

 

🌟無責任とは「お任せ」の磊落さ。

「丸投げ」のように見えて、実は「お任せ」↓これ。

 

 ・無意識さんにはお任せというより、丸投げしちゃおう、というのが大嶋先生の本音。

 だいじょうぶ、無意識は、あなたを、見捨てはしない。