↑令和元年一日に来た「福猫」くん(掌にのるずっしりとしたケーセン製)
古典的大島呪文も数あるなかで、「本音モード」と並んで、たしか「浮き輪モード」というのがあります(DVDには「幽体離脱モード」というのもあった……)
大島先生の連休中サーファー三昧日記を読んでいて、ふとこの「浮き輪モード」を思い出しました。
本はこちら
https://ameblo.jp/hermione3/entry-12378859824.html
「浮き輪モード」は、「本音モード」の代替呪文です。
集団というものは、2,6,2 の人数分布になりやすく、一番上の2はちゃんと仕事をしている人、6は何となく仕事をしているフリの人、下の2はストレスが流しこまれて動けなくなる層(これは、蟻の観察などから提唱された仮説で、企業運営にも適用されているらしいし、家族の中でも一番弱い子どもがこれになったりする)。
この「2」の最下層から脱出するために「本音モード!」と唱えると、気を遣わず、ストレスを流しこまれなくなる。
これは「意識的に」本音を言うのではない、というところがさすがに大島呪文です。
本音の「モード!」になる。つまり効果や働きかけは無視。ただ無意識さんにまかせるという感じです。波動でいうと、「意識的」は外向き、この「モード」は完全内向き。
そして「浮き輪モード!」とは……(以下引用)
「相手に本音を伝えなくても、下の階層から上に上がる方法に「浮き輪モード!」と、頭の中で叫ぶテクニックがあります。これは、頭の中で「浮き輪モード!」と叫ぶことで、トップ2割から流されてきたストレスから逃げることができるテクニックです。
下の階層から一気に上の階層に浮いていき、不快感のない世界を体験することができます。
みじめで、蔑まれている感じがする! と思ったときに「浮き輪モード!」と頭の中で叫んでみると別に本音を言わなくても、上の階層に上がっていって、自分の思い通りに動けるようになるのです。
「浮き輪モード!」でドロドロした下の階層から、青空が広がる自由な世界へと飛び出していけます。ぜひ「浮き輪モード!」を試してみてください」(pp.77-8)
太字も原文どおり。
★これはすごく体感のあるイメージです。
ふわ。
「本音モード!」はけっこう気合いが要りますが、一番力が要らないのはこの「浮き輪モード!」ではないでしょうか。「浮いてゆく」と思うだけ。無意識さんが押し上げてくれるのにゆだねる……
連休中もふくめてあれこれ仕事が集中、調べていかなければいけない「司会」の役もあり、どれだけやっても十分、というか追いつけない感じでした。土曜日が学会本番。
なので、もーいいわ、で「浮き輪モード!」を思いだしたのかもしれません。
「浮き輪モード!」は疲れて投げてしまうのではなく、「ゆだねます」なので、無責任感からも逃れられます。
浮き輪モード!
★この系統の呪文には「相手の気持ちはわからない、自分の気持ちすらわからない」があります。
相手に癒着してしまいそうなときに、これを唱えると、「あれ、どうでもいいか」になる。
「わからない」は、無意識さんにつながる魔法の言葉。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ……
忙しいときは、よく自分を見ると、「時間」「努力」「タテマエ」などいろいろなものを、建機のアイアンクローのように、がちっとつかんでいる状態。それを放せば、青空に「浮ける」……。
大島呪文は凄いです。(けさもPARP1とCACNA1A、SLC6A4、そしてAQP4、あれあっていたっけ??)