ピンクリボンセミナー2016
へ行って参りました。
「今の治療」
と言うことで、チェックポイント阻害薬のお話が出ないかなぁと期待して
残念ながら出ませんでしたが、ここ10年毎の治療の変化の比較がメインって感じでした。
過去に比べると今はこういう治療法に変わって来てます!
という感じ。
組織診もこんなやり方する所も出てるそうな
10年毎同じ乳がんでも、何が効くかという分子療法ができ始めたり。
それも段々細かくなり、昔は乳がんという括りしかなかったのが、分子療法が出来てからはその部分を狙っての治療が出来たり。
本当は今でももっとあるらしいんやけど、それが解って居ても、それに効く薬の開発が間に合っていないので、全部が好評はされていないらしく。
そんな分子療法が出てきたので生存率が30年前からこんなに変わった事。
(この画像もしかしてアメーバさんに消されちゃうかな・・・( ̄ω ̄;))
そういうのも全部過去に治験が行われて今私達がこれだけ使える分子療薬のが増えてて、現在一番右の薬がさっきの20以上本当は解ってるけど、効くかどうかを試す為に治験していること。
10年先にはこれらが使われる様になっているかもですね
試験中薬の下の方にあります!チェックポイント阻害薬
けれども幾つかは、一部の癌に効くことが解って使われ始めた事により高額医療使用者が増え、国の負担が増えた為に、製薬会社に費用を抑えるように働きが来ている事。
新しい薬の開発には費用が掛かるのでその働きにより開発が難しくなってしまう問題が出ている事。
患者としては安くなるのはとても助かるし、薬代って本当に大問題ですが、それだけ開発費というのは高く、その恩恵にあずかるには多少仕方が無いのは解っていますが・・・
製薬会社さんも色々大変やし、頑張ってくれてるんだなぁと・・・
患者さん側の問題点も、医者優位なモノから、段々と生活の質優位に変わっている事。
最新のモノでは「仕事への影響」等が上の方にありました。
しかし「脱毛」に関してはいつの時代も上位w
右の川柳、上手く出来てますよね
左が70代位の方の乳腺って言ってたかな?(年代が曖昧・・・)
右が若年層の乳腺のマンモです。
左だとシコリがこんなにハッキリ映るのに対して、年齢が低いと殆ど映らない。
マンモで潰してなるべく薄くするのは、左の映り方になるべく近づける為にギュウギュウ痛いけど潰すんだそうな
人工再建なさった方のマンモはこうなっているらしく、アンジェリーナジョリーさんなんてまさにこうらしいです。
真ん中白いのがシリコンインプラント??というんですか?
なので、余り挟んで潰すと破裂の恐れがあり、人工再建のお胸は余り強く挟めないそうです。
他にも温存されたお胸と、全摘して人工再建された方数人のお胸の比較画像等も出たのですが、人工再建胸を見た事無かった私。
見た目には人工再建だなんて全然分からない感じなんですね!
しかしながらやはり形は左右差が出るのはどうしても避けられないご様子。
(幾ら資料画像とはいえ、お胸モロなので、アメーバさんに怒られそうなので載せれないかなと( ̄▽ ̄;))
同じ癌でも、場所に寄ってこんなに色の違うリボンがあるんですね
途中とある方の言葉でこんなのが出て来ました。
「医者のゴールと、患者のゴールは、しばしば違うことがある。」
確かになぁ。
と思いました。
最初の転移の時、レミ先生が言ったんですよね。
「ほっといたら悪くなるだけなのに、治療しない選択肢がある?」
確かにそうなんですけどね。
悪くなるかもしれないw
けど、その時私の頭に過ぎったのは、
去年のあの1回の抗がん剤費用!
それをマトモに仕事も出来ないで、一生負担出来るの!?
って言う費用の問題でした
医者は治療を第一に考えますが、患者はそれ以外の負担の事を色々最初に考えると思うんです
費用、副作用、仕事などの生活etc・・・
その時に私はこの先生とても好きだし信頼して任せられるんだけど、やはりお医者様だなぁ。
って思いましたw
後、今日のセミナーで、1番ビックリした事。
抗がん剤治療中でも妊娠出来るとな!?
詳しくは説明はありませんでしたが、まさかの可能だそうです!
セミナーも終わり物販ブースを覗くと、こんな物が!!!
ウィッグならぬ、つけ眉毛と言う名の眉毛ウィッグみたいな!!
今年になって眉ティントとか消えない便利なモノが出て羨ましく思う中、これは本当に去年知りたかった!!
こちらの会社様、HPが無いのか検索しても出てこずなので貰ったチラシをあげときます♪
「つけ眉毛」で検索すると意外とこういう医療用のが他にも出てしましたw
知らなかった・・・
終了後、前回神戸医大の時にもいらしててお会いした、うちの病院の看護師さんにやはりお会いしましたw
今週は診察室で会えなかったんですが、N医大行くって??っと治験行く事を聞かれお話して来ました♪
うちの病院の看護師さん達私大好きなので、そこに関してはとても寂しい所
色々もっと内容はあったんですが、書ける範囲でこれくらいでスミマセン