結局丸帯にしたけど短めでお太鼓の調整が難しく。


ヴェルニサージュに合わせてお茶のインスタレーションがありました。会の後は、例の「結婚したい女」@インスタフォロワー1万のモト港区女子と泡酒〜



 関連事項で今回は

 和装の時のアクセサリー使いについて
 考察。

 まず、着物の時に時計をどうするか。

 基本、フォーマルになればなるほど
 時計はしない、これに尽きる。

 腕の周りにバンドがあるのがおかしいのと
 着物の理想像が腕時計の開発期より
 前の産物であるためかなあと思ってます…
 赤姫の振り袖から🍎時計がでてたら
 おかしいじゃろ?

 和装で裄丈にとても神経を使うのは
 そこが一番目立つからです。
 手首が見えそうで見えないというのが
 重要なのに(少々裄が短いくらいで文化的
 社会的階級さえ問題にする着物警察もいる😅)、
 その部分に目立つ障害物があるなんて
   日本の美意識に外れる気がする。

   しかし、街着で出掛けたり
 パーティでクラッチからしょっちゅう
 携帯出すわけにいかない場合…
 やはり時計がないと心許ない。

 そんな時にどんな時計?

 1 小さめの懐中時計にお気に入りの根付け
  (ぽいもの)をつけて帯に挟む。
  別にお爺様のブレゲの懐中時計ではなくてw
  クオーツの新しい廉価版でいいので。
  着物メーカーとか
  和光が作っていたような??

 2  フェイスが⒈5センチくらいのヴィンテージ
  金属のベルトのもの。ロレックスのプレシジョン
  最近ではブシュロンやディオールやピアジェでも
  見かける「レディライク」な時計。
  古いものは日本に世界一の在庫があると思う。
 
 3   金属以外ならサテンの内縫ベルト。
        もしくはリザードの白。
   シャインクロコは強すぎる。革でも
   シルバーやゴールド系にすると、
   金属と同じような感覚で楽しめますが
   耐久性は全然ないので、1、2年毎交換。

 時計以外の
 アクセサリーですが、前はかろうじて
 指輪一つだけはいいかなと思ってきました。
 真珠など、あまり光りすぎないもので
 できたらブランドのアイコンデザインでは
 ないものがいいなあと思ってきたんですが、
 ただの大きな石の取り巻きダイヤのタイプだと
 おばあちゃんの指輪すぎるので
 ポメラートやブシュロンの細めのセルパンや
 タサキのバランスあたりが21世紀的だとも
 思う。ブチェラッティは手仕事の細工で
 雰囲気は合うのですが、バンドタイプでない
 ほうが良い。
 ギメルは、もともとお持ちの方は
 たくさんはおられないでしょうけれど
 自然モチーフのものなどを
 和装に合わせたらそれこそ際立つと思います
 (日本の自然観がクリエイションの哲学の
 根底にあるので、和装に合うのです)。
 大きすぎるダイヤのソリテールは
 フォーマルとはいえ着物と合わないと
 思う…ギラギラ攻撃的で
 土台が要するに銭マウント発想、
 価値観がアメリカンすぎる感じで。

 和装の時は
 ネイルさえもトゥーマッチだと思いますが
 ナチュラルな短い爪なら。
 (日舞の世界で爪デコってる人っているのかは
 謎です。昔は言語道断でしたが…)

 今は、付け下げくらいまでの格なら
 パールの一粒ピアス、街着には意外と
 シンプルな細身の
 イヤカフが合うかなと思っています。
 その場合、ヘアアクセは一切無しで。
 ショートの方なら尚更
 一粒のパールピアスお勧め。

 なお。

 これらあらゆる金属ですが、
 茶席では須くアウトですので、あくまでも
 オシャレ用ということで…