私の推し活の起点。

一年ぶりに、こちらにお伺いしました。



四天王寺境内の

重文指定の五智光院で行われた雅楽伝習所の発表会


この場所の素敵さをどう形容しよう😌


普通は用がある人しか入れないってのもそうですけど、やっぱり空気感が違う。静寂、品格、清澄。


(夏はともかく、冬場は室内が寒くて外套着用のまま皆様お稽古されているとしても。)


受付


開演前


この1年間。


この場所のこの団体の活動に憧れて

遠隔から色々調べて、

その間いくら望んでも

見事に何のイベントにも参加できなくてw

今日、ようやく一度だけ

去年と同じ発表会に戻ってこれました。


でも

年間スケジュールを全て把握した今も

痩せ我慢かもしれないけれどw

自分が唯一行ける

この、伝習所の発表会が一番好きです。


伝承活動に賛同し参加されている方々の

一番最初の研鑽のお披露目の会だから。


伝統芸能をつなぐものは

正確には資金じゃない。

そもそも

それを繋いでいこうという人が

いないと伝承はどうにもならない。


入門する方もされる方も覚悟がいるという

点においては、カルチャーセンターの

習い事とは似て非なるものだと思う。

(当然、先生と生徒の関係性も

異なるものでしょう。)


今の資本主義の世の中は

等価交換の世界。

ペイしたらその分を回収する、もしくは

それ以上を得るのが勝ちという鉄則の世界。


ものを買うこと、学位や資格を得ること、

自分のスキルアップとか

リラクゼーションとかでもなんでも

結局交換からの、我有に繋がる

何かだということ。


人間関係を含む社会の仕組みに

その交換原則が浸透しているから

もしかして現代の人は

いたずらに相互承認や自己肯定感などの問題に

悩むのかも?


だけど

次世代への伝承って

まだこの世にいない

まだ見ぬものが

お礼=承認=対価をくれる訳がないから

それが「仕事」でない場合は特に

ロジックとして

お返しがないプレゼントをし続けるだけの、

無私の、利他の活動にならざるを得ない。


そういう活動が社会のどこでも

当たり前に必要で良いものだって

多くの人に再認識されるためには

この全てが「営利」の世の中では

もう相当な意識改革が必要かもしれない。


新しい「豊かさ」への意識改革が。


私はこの団体の伝承活動には参加できないし

もちろん関係者ではないですけれど、

それがなぜいいのか知ること語ることはできるし

活動の応援を通して、また

応援への協力の呼びかけを通して、

間接的に本当に微力ですが

伝承の一端を支えることができるのではないか

と思っています。



(この伝習所の入門条件は

上記のHPでご確認ください。

今年は今月20日までの申し込み受付です。

一年の「お稽古代」ということで考えれば

相場から考えて実に破格ですが

それは上記のような覚悟と

重要無形民俗文化財である

四天王寺の聖霊会等の

宗教祭祀への参仕という

モチベーションが必要だから。)


さて。

こちらの団体には今回の来日で

リアルライフでの繋がりが

幾つかようやくできました✌️😊


そういうわけで。


私の推し活 season2    オラクル霊界通信編は

本日をもって終了♪