仕事が終わって出国までの数日。
 気が緩んで
 また楽しい計画を思いつきました🎵

 7月の単身日本滞在ではなるべく着物を着よう。
 とくに京都滞在を和服で敢行しよう
 (何年振りかな、着物で京都🧐)。

 そういうわけで
 実家の和箪笥に残してきた夏着物を物色。
 そこで出てきた夏のパナマの草履。
 もう10年前に90代で亡くなった祖母のもの
 ですが、パナマの編み目の細かさが
 現行品にはないので代替がきかず。
 どうにか修理して履けないかなと
 期待を胸に
 銀座の代表店へ(Y屋とZ屋)。

 結論。もう職人がいなくて修理はできない😱
 鼻緒替えるのも裏の劣化で怖いから
 捨てるしかないって。
 (草履って裏ごっそり取り替えられないんですよ!)

 ショック!!!

 Z屋さんのご主人とお話しましたが
 10年後とかそんな悠長な話ではなく
 いま既に騙し騙しでいのち繋いでいる状態。
 最若手は60代。だいたい80代がデフォの
 職人さんたち。

 祖母のものと段違いの粗悪品でさえ一足
 10万クラスで、もう作り手がいないそうです😱

 10年くらい昔は
 気軽に好みの色でオーダーしましたが
 今はそういうのは半年かかるそうで😱

 何かできることないですかと聞いたところ
 やっぱり着物ユーザーが増えることが大切だと。

 当然ですよね?履物なんだから。
 
 銀座の並木通り界隈を歩いて
 エルメスのバッグを転売で高く売る店の
 ショーウインドゥやら
 シャネルやらヴィトンのアジア人の行列を見て

 ほんとこの国、自国の文化に誇りってものが
 ないのかしらと思いました。

 とは言え。心惹かれないものを
 義務で守っても仕方ない。
 心から良いと思うことイケてるって思うことと
 何かを変わらず守ることをどう両立すべきだろう。

 着物は昔から好きですが
 素敵に着物着る人が増えることが大切だと
 今再び思います。

 若い子にもどんどん着て欲しいなあ。
 どこかで着付けでも教えようかな?

 とりあえず
 この場でしばらく着物随想スタートしたいと
 思います🎵