上方文化に惹かれると言いながら
関西はおろか
そもそも日本に行けないんじゃ
埒があかない😞
そんな中で
忘れた頃に(ていうか初めてw)
動画配信キタ〜😊
Peatix ってアプリケーションをダウンロードしてログインってシステムです。
結論から言うと、好きすぎる。
(まあ供給の点から言うと相変わらず野鳥観察アングル
ではあるものの)
皆様も世界のどこにいてもカード決済で
簡単にアクセス可能ですから、
是非一度ご覧いただきたいわ。
雅楽って、難しそう堅苦しそう寝そう
そういう観念が吹っ飛びます🤣
おそるべし、出演者の話術…
「坊主はtalk」とはよく言うものの
ここまでとは…
大阪ってそもそも
道歩いてる一般人も面白くないといけない
っていう恒常的プレッシャーがある場所だ
という気がしてますけど(偏見?)、
その中で落語や説法といった話術で抜きん出るって
相当レベル高くないとダメってこと?
ブラジルとかウクライナの美人コンテスト
で勝つみたいな?
ともあれ
今まで雅亮会の名簿で「この苗字は
一体どう読むのか」どうしても
不明だった方々のお名前がようやくわかって
スッキリしました。
スタメン重鎮奏者12名(だったかな?)の方々、
何処かにちゃんとお名前顔写真プロフィールを
掲載していただきたいものです。
日本を離れた後も
遠隔から色々調査してきて
どうやら上方というのは
伝統芸能の異なるジャンルの方々同士の距離、
さらにパフォーマーとご贔屓のお客様との距離が
東京と違ってかなり近いのかも?
という印象。
今回のこのお三方。
上方落語家+雅楽団体代表+上方舞家元
濃いわ〜😆
関西の人っていっつも
こんな一度で3回分美味しいみたいな
異業種交流イベントに
参加してるんでしょうか?
私、東京にいた時は、
雅楽は宮内庁(だから見れない)、
能は市ヶ谷か青山の能楽堂、
舞踊は国立か
稀に新橋か向島か神楽坂、歌舞伎は銀座で
別々に観てたってだけでしたし。ちなみに
落語に関しては上記の入り口からでは
関心自体持ちようがなくて😅
日曜日の山田君座布団持ってっての
番組しか知りませんでしたということで、
三者が結びつくなんて
どう考えてもあり得なかったんですが…
この和気藹々。
明らかにビジネスライクじゃない空気というか、
普段からお商売抜きの
互いの心を尽くした丁寧な信頼関係の構築がないと
こういう雰囲気ってでないと思う。
伝統の厚みや文化としての深さはあるのに
全くお高くとまっていなくて
品格と気さくさが共存しているところが
上方芸能の魅力なのではとも思いました。
いま、もうだいぶ時間経ちましたけれど
雅亮会の催しにお伺いした時に感じた
アットホームな雰囲気の良さを思い出しました。
(そういえばあの日、
四天王寺の奥の重文の寺の会場で
斜め前に座ってらした方が喉が痛いって
隣のお友達におっしゃってて。
そしたら、私の後ろの方がいきなりのど飴
バックから取り出してその方に差し上げたんですね。
知り合い同士じゃありませんよ???
これってあの都市伝説の
飴ちゃんのなんとかっていう…😳
って密かに感動したんですが、
もしかして大阪あるあるネタ??
そういうのも含めて、昨年の夏に
関西っていいところね😌って思ったんです。)
上方舞といえば山村流。
谷崎潤一郎『細雪』の名場面、
センバのお嬢様の習い事のイメージ。
残念ながら、個人的には
東京で拝見する機会はなかったのですが…
(でも
昔日本にいた時に読んでいた雑誌「きものサロン」
で目が釘付けになったお家元夫人の和服姿〜
着物アイコンすぎて
もう15年以上は経つのに忘れられません〜
雪洞みたいな丸い洋髪に一番似合う丸い
輪郭、だけれど決して子供っぽくはない中高のお顔。
横顔が特に神。
目が大きいから決まる目尻跳ね上げの
黒アイライン、小さくさした紅、もともと白い
んだろうなってお顔とか。
白っぽい綸子に竹などが描かれた
慶事用の訪問着をお召しだった
と思いますが、
「地味色の着物に洗い髪に薄化粧」的な、
江戸のキリッとした面長美女とは違う
濃厚な上方美人の拵えって感じだったので
ずっと印象に残っています。)
後半には、いつも舞を大勢の前で
披露されているお二方による
上方舞と舞楽、両者の違いについての
比較のお話もあって大変興味深かったです。
笑いながら、大阪のディープな
伝統芸能の世界にアクセスできる
大変通好みの動画ということで。
ぜひおすすめ〜
(視聴は月末までの限定のようです。)