京都の中心街に住んでる妹のとこにいます。
 なかなかイベントと来日が重なることはないのですが
 今日は大阪の四天王寺の雅亮会の
 雅楽演奏会に
 行ってきました。

 ここを率いている小野真龍氏。
 論理的思考と伝統継承の融合(じゃなくて
 もしかしたら習合)を体現するような
 お仕事ぶりに以前から注目しており。

 論文投稿媒体も専門性の高いところばかり。

 雅楽はとにかく
 エゾテリックなイメージがある中で
 雅亮会という組織には合理性を感じます。

 雅楽についての
 素晴らしい論文、著書でまずお名前を
 知り
 ドイツ哲学研究されてたとこに共感し
 (何を隠そうフランスでいつも
 ゲルマニストに囲まれてましたので)、

 色々動画を見てくうちに
 なんの難しいことはない、
 要するに
 「ヴィジュアル」がいいのよ〜と
 思った〜

 今までYoutube の
 動画でしかお姿拝見できなかったけれど…
 今日は本物〜
 むっちゃ感動した〜

 海外から来た甲斐があったわ!

 大昔
 あるパーティで
 大蔵流の鼓の家元とお話しする機会があって
 沖縄の祭礼について熱心に語るその姿について
 顔貌云々以前に
 なんというか雰囲気が
 とっても綺麗な方だなあと
 驚いたのですが

 それを想起させるような感動がありました。

 使命感で仕事をする人間の
 キリリとした、品のある佇まい。

 日本の伝統を背負う出自と覚悟がある
 人間独特の空気感。

 動画や画像ではわかりにくい、
 人の美しさの大変重要なポイントです。

 あとは

 多才です器用です、ではなく、貪欲に
 突き詰めると両立しないかも?な
 諸要素の「習合」の危うさが 
 自身の思想の伸び代でもあるような感じ。

 (ポテンシャルこそ、推し活
 フューチャーの原動力ですから〜 完成された人
 つまらないし)

 ともかく

 京都から結構遠い
 まるで異世界の天王寺でしたが

 気分は
 うちわ持ってる
 韓流アイドルの追っかけか
 ジャニーズのコンサートに行ったりする
 若者の気分ですー

 一緒に行った妹には
 全然わかってもらえなかった
 (彼女は雅楽とガムランとの
 区別がつかないそうです)、
 この萌えを誰かと分かち合いたい〜


萌え〜



最近の。私がお目にかかったのは大昔、な鼓の家元。