日本在住の外国人(中国の方)の
 知り合いで、
 とても日本語が上手な人がいます。

 ていうか
 「上手」というのは適切じゃない。
 そこには
 「たくさん勉強して日本人みたいに 
 話せて偉い」という上から目線があるから。

 私はさすがにもう
 フランス語上手ね、の褒め言葉w
 いただくことは少ないですが、
 たまに言われると
 ガイジンオキャクサン認定って事で
 密かに傷つきます。

 だからといって
 ネイティブには一生なれないのは
 自分が日本語使って
 こうした外国人の人と話すときにも
 必然的に感じること。

 さて
 その中国の方の話に戻ると、

 日本語が上手というより
 言葉のチョイスが的確。バシッと
 的を射てくる感じがいつもある。
 それに話し方。
 はっきりゆっくり自信を持って
 話しているところが大きいかも。

 もちろん、外国語でも相手との
 会話の機微を察する
 力があるのは、日本の生活での
 訓練の賜物だとは思う。あと、
 性格にもよるかも。

 私見ですが、
 人は外国語を使う時
 自分の主張が母語の時より
 よりはっきりする傾向があって
 その時
 本当にはっきりした主張を持っていたら
 はっきり伝わり、逆に主張を
 持ってなければ
 乱暴に聞こえるだけ
 ということ。

 やはり
 語学でも
 根本は思想なんだと思います。
 
 しっかり考えずに
 喋るだけなんてありえない〜

 ツールとして言葉を知らないといけないから
 読まないといけない。的にバシッと矢を当てる
 ための訓練。外国語で読むことの意味は
 そこにあるでしょう。

 もしも
 外国語で話す時書く時
 自分の言葉がより明確に
 伝わるとしたら

 そこにこの世界で生きる希望があると
 私は感じる。

 自分の主張を常に研ぎ澄まして
 外国語でも
 説得力のある話し方をしたい!

 そして
 できたら
 母語でも、外国語でうまく話す感じで
 はっきり話せたら理想的。