ケリーにバーキン。コンスタンスあたり。

 カジュアルだとエヴリン、ピコタン

 ガーデンパーティーあたりの


 できたらみんなが欲しいバッグw


 でも


 そんなもん身につけてるところできたら

 見たくないという人はいるものです。


 私が書くのは良い意味でです。


 例えば

 表現者として神から頂いたギフトのある人


   楽器奏者とかはまあ外見のパーセンテージは

 高いようでも高くないようでもあるので

 一概には言えず、まちまちですが


 ここでは

 女優さん。


 女優さんがインスタなどで

 プライベートにバーキン

 持ってると

 ああこの人もフツウなんだな...と

 ちょっとガッカリ。


 ガガさんやKUnoさんやM川さんのように

 バーキンがもはや彼らの強力な個性の渦に

 巻き込まれてエルメスの美学の

 プロトコールを逸脱している

 ケースは

 気持ちが良いとしても


 上品に、エルメスが望むように

 持っちゃってるケース。


 素敵で綺麗!

 に決まってるけど...

 残念。


 ニベアのCMで最初は知られた

 上品美人のモデル出身の女優さんとか

 ヒマラヤB 持たなくても

 そのままで十分雰囲気も素敵なのに...

    やっぱりその美しさ、社会的ステータスに

 変換しないと気がすまない?って。



 きっと持ってるには

 違いないけど

 バーキン着画が流出して欲しくないのは


 宮沢りえさんや中谷美紀さんのような

 神様から与えられた、

 素のままで抜群の容姿と

 修行僧のような求道精神がある

 女優さん。



 後者の方は

 だいぶ前にかなり玄人好みの

 演目の時、能楽堂で見かけた

 けれども、それが

 白州正子を演じる前でした。


 


 


 30代、志村ふくみの着物を着て初めて

 媒体に登場した時は

 うわー背伸びだなーと思ったけれど

 この方の求道精神は

 凄まじく、もう堂々とそれが似合う人に

 なっている...


 最近は欧州でも

 もっとも欧州ぽいとこで

 生活されているようで

 私もドイツ語についてはホント

 基礎のみなので、

 生活の大変さは想像に難くない。

 (英語ができるだけではダメなんです)


 そんな困難、あんな美人なら

 いくらでも避けて通れたものを。


 しかし

 彼女は自身の美学に導かれるままに、

 真摯に突き進むだけなのでしょう。


 表現者たるもの

 東西の古典に精通し

 あらゆるジャンルの芸術に触れて

 常に感性を研ぎ澄ます必要がある。


 そんな人にとっては

 たかだか20世紀以降人気を博しただけの

 革のカバンなんかが

 つゆぞ

 自分を語るものであってはならないのです。



 



↓ 確かにフランスにはエルメスのレザーがあるけど、日本の手織の布はもっともっと凄いのよ!