本日は
衝動買いでも痛くないエルメス
パート2
エルメスにハンカチってありますよね。
ユニセックスで
オーソドックスなデザインですが
ジャガードの方は
コットン製でフランス(おそらくリヨン)
で作られていて
もうひとつはスイスコットン
(おそらくザンクト・ガレンとかあっちの方)で作られているものだそう。
(スイスサイトからの引用ですが
日本にオンラインにも在庫多数あります)
インド綿じゃないのね。
インド製ならきっと価格は10分の1でしょう。
スイスコットンって
昔から有名ですが
メーカーとして今どこで買えるのか
よくわかりません(いつか調べます)。
ザンクト・ガレンが発祥の
akris というブランドがありますが
布地の質はかなり良い。
紡績の技術が高いのでしょう。
縫製も素晴らしい。
(デザインはときどき
スイスジャーマンの不思議なセンスですが
着ると美しい。モナコのシャルレーヌ妃が
よくお召しですね。)
エルメスプレタが純粋に好きな方は
アクリスも視野に入れては
いかがでしょうか。
話をハンカチに戻すと。
日本はハンカチ大国であります。
欧州で地階にハンカチ売り場がある
デパートなんてみたことないわ‼︎
しかもこっちのハンカチ
フランス語ではムッショワール
というのですが
鼻かんで丸めてポケットに突っ込む
そしてそれをまた再利用
最終的にはガビガビに....
みたいな人多いのよね。
さすがにこのコロナ禍で
やる人は少なくなったと
信じたいが....
それに対して
日本のハンカチ文化の優雅なこと!!
お母さん(妻)が
朝アイロンして
四角に小さくおる。
夫や子供に出かけるとき毎日
持たせて。
(うちは夫がアイロンしてますがw)
若いお嬢さんのバッグから
ティッシュではなく
ファンシーなふわふわのハンドタオルでもなく
コットンかリネンの白い
アイロンのきいた
ハンカチが出てきて、
それが必要なとき
サッと
差し出されたら...
恋に落ちない男っているの?
って感じです。
(私が男だったら
古風な令嬢が好きだから恋に落ちる)
昔。
銀座のWAKOにハンカチだけ
売っているコーナーがあって
スワトー刺繍のものを見るだけで
うっとりした。
そういうハンカチって
こっちではまず見かけないから
一度歯医者で治療中に
握り締めたら
「ムッショワールがエレガントですね」
って歯医者に言われたわ(治療に専念してくれ)。
そういえば
あれは中国の工芸ですね。
蘇州のスワトー刺繍、今どうなってるのかなあ。