キョーレツなタイトルで
  すみません。

  本日の考察は
  こちらのホームのスタッフ観察から
  始まったものです。

  ホームにたくさん店員が
  いて、大概の人は
  黒ジャケットパンツ、プラス
  エルメスの小物とレザーポシェット
  といういでたちですが

  その中に
  制服じゃない全身エルメスの
  不思議な人がいます。
  見た感じ周りに指示を出しまくってるし
  裏から何やら観光客ではない

  どでかい買いもの

  袋下げたグループの客と出てくるし
  結構重鎮の人なのかも
  しれません。

  スタンダードな店員さん達は
  若くて綺麗な子も多いです。

  実際に大卒すぐ見た目を
  買われて入った子が知り合いにいます。

  しかしこの人は。
  どう考えても40以上。
  そして大柄でしかも太め
  髪は不思議な刈り上げショート。
  顔も決して美形とは言えない。
  (デモ愛想は抜群にいい)


  要するに(とくに日本では)
  男好きしそうにない外見なのです。

  それがよく見ると
  遊び心たっぷりのプティアッシュの
  ピアスをつけてたり
  長くて太い腕に
  バングルをたくさんつけてて
  色合いが絶妙だったり。
  小さいヒトだと

  埋もれちゃうような

  バサッと大きなマントみたい

  な服の布地が明らかに

  上質だなとか

  でっかい足に履いてる靴が

  ほんとしっかりできてるいい靴だな

  とか


  不思議と

  エルメスが似合ってないとは
  言えないのです。
   
  仮に店員ではなく

  巷で見かけたら

  こんな体格なのに
  こんなブ○なのに
  上品な雰囲気、これは一体
  どういう背景の人?
  とおそらく興味をそそります。

  同じような例が
  友人の娘。16歳。
  その子は親が
  日本にはあまりいないレベルの
  超富裕層なため海外の
  とある国にある
  世界で一番学費が高く
  欧州の王族の子弟も多くいる
  寄宿舎学校で育ったのですが

  エルメスのリュックを
  背負っていても馴染んでて
  悪目立ちしないのです。
  体格が大きくて化粧も
  してないから
  むしろ地味。
  勉強は抜群にできる子だ
  けれど、外見は
  今時のパーティーガールでは
  無くて。

  バーバリーのダッフルと
  エルメスの布のラインの
  バッグがよく似合ってました。

  このような例は
  エルメスが
  その人の持つセンス教養
  や階級など目に見えないもの

  を(見た目にも関わらず)
  よく引き出してくれる例だと思います。

  それに対して。
  キャバクラパパ活系の
  妖艶で美しい女性が
  得意げにエルメスをぶら下げると
  不穏な空気が醸し出されます。

  カネの匂いしかしないから。


  専業主婦で優しい夫に
  買わせても キャリアを積んで自分で
  買っても
  お買い物自体は
  素晴らしいことだけれど、

 エルメスは容赦なく
 その人の背景を引き出す。
 決してカムフラージュさせて
 くれない。持っただけで

 何かがつけ加わるということは

 ない。

 そういう意味で
 美人なだけで

 やってきた人(才色兼備の令嬢

 とかの何でも持ってるヒトではなく
 あくまでカラダ勝負の人)は

 ヴィジュアル全盛のこの世で

 得することもあるとしても


 もしかして
 エルメスに限っては損なの!?
 と思うこの頃...