2854号「人間の心には、ひとつの箱があって」
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人間の心には、ひとつの箱があって、その箱には、一種類のものしか入りません。
ある人は、心の中に、「与える愛」という箱があります。
この人は、「与える愛」の箱が空になったとき、すぐに次の「与える愛」の対象を探します。
また、ある人は「感謝」という箱があります。
この人は、「感謝」の箱が空になると、すぐに次の感謝の対象を探します。
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皆さんは、どんな名前の箱を持っていますか?
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ある人は、「悩み」という箱を持っています。
この人は、心の中の箱にいつも、悩みの対象を入れています。
ひとつの悩みが解決すると、すぐ、次の「悩み」の対象を探して、すぐにこの箱に入れます。
別のある人は「憎しみ」という箱を持っている人もいます。
この人は、この箱が空にならないように、いつも、「憎しみ」の対象を探しては、箱の中に入れています。
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このお二人の人は、「悩み」も「憎しみ」もなくなった瞬間に、また、次の「悩み」や、「憎しみ」を探します。
カラになると、心が安定しないのです。
この箱の中に、「悩み」と「憎しみ」がないと、心が安定しないのです。
だから、いつも、「次の悩み」、「次の憎しみ」を探して、ぽんと、心の箱の中に入れるのです。
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これは、心の傾向性について、お話しているのです。
心の傾向性は、頑固です。
今、言ったようなことは、実際、自己反省すると、そういうことがあるな、とわかると思います。
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皆さんは、どんな箱をお持ちですか?
Aさん。「私は、明るさです。」
いいですね。
Bさん。「私は、最近は、不安かな?」
Cさん。「私は、愛の対象だと思います。いつも、愛の対象を探しています。」
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みなさんは、いかがでしょうか?
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2854号「人間の心には、ひとつの箱があって」
砂辺光次郎
講義録2854
(2012/5/2)
ご訪問、心より感謝申し上げます。