この動画は、コバシャールくんとEMドクターである杉本一朗先生による対談で、
病院ではあまり語られることのない「自然治癒の方程式」について解説しています。
動画の要点まとめ
1. 現代のがん医療に対する疑問と問題提起
-
癌の死亡者数の増加と医療の進歩
-
杉本先生の父親が胃がんで亡くなった1977年当時、癌は「撲滅できる」と言われていましたが、現在も全くできていません。当時の癌による死亡者数が年間12万人だったのに対し、現在は38万人と3倍以上に増えています
-
CTやMRIなどの診断技術は進歩しましたが、癌から助けること(救命)は全く進歩していないと指摘されています
-
-
医療業界の構造
-
病人を減らそうと努力する医者が「変わり者」「儲からない」と言われる現状に疑問を呈しています
-
2. 免疫力と西洋医学的な治療の限界
-
免疫システムの重要性
-
私たちは毎日約5,000個できるがん細胞を、
-
免疫システム(特にナチュラルキラー細胞)でやっつけています
-
癌になった人はこのNK細胞が減っており、奇跡的に克服した人は増えていることが分かっています
-
-
免疫療法の問題点
-
NK細胞を体外で培養して戻す免疫療法(数百万円かかる場合がある)は、
-
一時的に細胞を増やしますが、再発するケースが多いと指摘されていますこれは、
-
自分で免疫力を増やせるようにならないと根本的な克服にはならないため、単なる対症療法であるためです
-
-
日本の法律と選択の自由
-
癌治療を目的として、保険診療と保険外診療を併用すると、
-
遡って全ての費用が自費になる「混合診療」のルールがあり、
-
一般の人が自由に治療法を選択しにくい状況があります
-
治療で癌が小さくなっても、自分の免疫力が低下していては、
-
癌細胞が1個になっても戦えない(負け)であり、
-
」癌の大きさではなく自分の免疫力で論じるべきだと強調しています
-
3. 日米の癌死亡率とマクガバンレポート
統計的な差異
アメリカでは1991年をピークに癌の死亡率が30%減少しているのに対し、
日本は同時期に160%増加しています
アメリカでは医療費が高額(MRIで3,000ドル、手術で7万ドルなど)であるため、
気軽に病院へ行けないことも一因です
マクガバンレポートの影響
1977年にアメリカ上院議会で「マクガバンレポート」が報告されました
報告書は、病気の原因は「ろくでもない生活スタイルと食い物」にあり、
医者の栄養的知識のなさを厳しく批判
理想的な食事は縄文時代以前の和の食文化であると結論付け、
これがアメリカでの和食ブームのきっかけになったとされています
この報告を受け、アメリカ国民は「病気になることは自己責任」として捉え、
生活を見直す選択をしたことが癌の減少につながったとしています
4. 自然治癒の方程式と意識の重要性
自然治癒の選択
欧米では、末期癌と診断された時の治療法の第1位は
「何もしない」(西洋医学的な治療はしない)という選択です
これは、西洋医学的な治療が免疫力を落とす方向に行くため、
それを避けて自分の免疫力を取り戻すことに一生懸命になるためです
癌細胞をゼロにするのは非常に大変だが、共存させることはできるというスタンスで、
悪さをさせないようにすることが大切です
腸内フローラとエピジェネティクス
免疫力回復の鍵は、腸内フローラ(腸内環境)にあります
腸内フローラの遺伝子数は1,200万個あり、
この微生物を味方につければ難病も克服できる可能性があるとしています
さらに、遺伝子のスイッチをオン/オフするエピジェネティクスが重要です
遺伝子の98%以上は「ジャンクDNA」と言われてきましたが、
その中に「スーパー遺伝子」が眠っており、そのスイッチを入れてくれるのは何よりも「意識」です
意識とDNAの周波数が共振し、超ポジティブな意識を持つことで、お宝遺伝子が目覚める可能性があると解説されています
また、笑うことで、NK細胞を増やすことができるとも述べています
そして、先ほどマクガバン・レポートという言葉が出ましたが・・・
ここでは 「マクガバン・レポート(McGovern Report)」=1977年のアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書 を、
専門的だけど“腹でわかる”ように、コンパクトにまとめます。
マクガバン・レポートとは?(超要約)
1970年代、アメリカで生活習慣病(心疾患・糖尿病・がん)が爆発的に増えた。
その原因を調査し、**「食事こそ最大の原因であり、最大の治療である」**とまとめた国の公式報告書。
世界で初めて、政府レベルで
“食事が病気をつくり、食事が治す”
という方向性を明確に打ち出した歴史的ドキュメント。
ポイントだけ5つに整理(本質だけ抜き出し)
1. 動物性脂肪・砂糖・塩の摂りすぎが病気をつくる
心臓病、肥満、糖尿病、がん…。
これらの大半は「ライフスタイル由来」であり、特に
-
肉・卵・乳などの動物性脂肪
-
過剰な砂糖
-
過剰な塩
が最大要因であると指摘。
2. 穀物・野菜・果物を中心にすべき
当時のアメリカ人の食事は「肉と脂中心」。
その真逆である
植物中心(プラントベース)
を推奨。
パン/玄米/野菜/果物/豆類 がメインになる食事にするべき、と断言。
3. “病気は医療でなく、食事で予防すべきだ”
医療費が爆発し始めたアメリカで、
「そもそも病気になるな」
という方向転換を迫った。
つまり
医療は後処理。食事が“原因”と“治療”である。
という世界観を打ち出した。
4. 食品業界から大反発 → 章の削除まで発生
肉・乳製品業界が猛反発し、
報告書の「肉を減らせ」が削除される事態に。
つまり、
真実を言ったら経済に圧力をかけてしまった報告書。
逆に言えば、
「それだけ本質を突いていた」という証拠でもある。
5. 世界初の“食事ガイドライン”の原点になった
今日の
-
食事バランスガイド
-
WHO推奨
-
地中海食
-
低脂肪食、菜食運動
のすべての源流といわれる。
一言でいえば?
マクガバン・レポートは、
「食べ物は、薬以上の薬である」
と政府が公式に発表した最初の歴史的文書。
薬学で学ぶのは
下薬(病院で処方される薬)毒を持って毒を制す
中薬(漢方)自然由来の植物
上薬(自然な食べ物)
サプリメントなどは・・・加工食品なので、実は、あまり効きません
加工しているので、栄養素はあるが『エネルギー』がありません
自然の塩・自然の漢方・自然の酵素
これらは『上薬』です
↓↓↓↓↓↓↓↓