松本城へ向かう途中に浮世絵を販売している
店舗がありました
『浮世絵って壁に掛けて販売していますが、あれって違うと思うんですよ』
「なんでですか?」
『そもそも、江戸時代は上からの明るさといえば太陽だけ、障子から入ってくるのは横からの光だけ、夜になれば行灯ですから、浮世絵を見るときは手にとってみていたはずです。そう考えると壁にかけてあるのは変だと思うんですよ』
「なるぼど」
「そもそも、植物性油は高価なもので一般的には出回ってはおらず、遊郭や裕福な武家屋敷等で使われていて、一般的には魚油や鯨油が使われていて、魚臭かったり、煤が多く出るので早寝早起きが基本で火事の原因になりますからね。江戸中期から後期になり蝋燭が出回るようになったとしても、明かりは横からだけですからね」
「詳しいですね」
『そうですか?そう考えると浮世絵は壁にかけて縦に見るものではなく、手に取り横にして見るのが当たり前と判断できますよね』
「なるほどねー」
『現代社会では上からの証明が当たり前となってしまったから、壁にかけるのが当たり前となってしまったんですかね?』
「そうかもしれないですね」
『もうそろそろ、松本城へ到着しますか?』
「もう、見えてきますよ」
松本駅から、松本城へ向かうまでの会話を
思い出したので記事にしてみました