WRATH - Insane Society | HERETIC!!!

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音楽レビューメイン
基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

おはようございます


1月22日の月曜日

昨日出勤したので今日は休みます


まずはこれでスタート



WRATH

アメリカはイリノイ州

シカゴ出身のスラッシュメタルバンド


1990年のサードアルバム


Insane Society


これは国内盤CDもリリースされていたので

憶えてる人もいてるかもですね

邦題は確か『恐怖社会』だったかな?



1stと2ndはレビューしましたので


WRATH - Fit Of Anger 2019-05-14


WRATH - Nothing To Fear 2020-01-30



順当に今回の3rdに辿り着きました


A① "Killmania"

ミドルテンポで攻める一曲目

スピードよりもヘヴィネスとメロディ重視

時代を写した変化かな



1stと2ndはヴォーカルがちょっと弱い

と思ってましたが


このアルバムではヴォーカル変わってますね

Gary Golwitzerから

Kurt Graysonへ


かなりパワフルで歌えるヴォーカル

TESTAMENTのチャック・ビリーっぽい


A② "Panic Control"

アップテンポ曲

速いというほどではありませんが

疾走感を感じる曲ですね



メカニカルに刻むギターリフの積み上げと

多少ドラマティックなメロディライン


ベースのアタック音とか

ブレイクの決め方なんかを聴いてると

ますますTESTAMENT笑


A③ "Test Of Faith"

叩きつけるようなドラムとギターリフ

モダンヘヴィネスとまでは言わないまでも

80年代のメタルとは少し違う感触


A④ "Swarm"

スピーディなギターリフに動き回るベースライン

スラッシュっぽいけど突っ走るってわけでもない


A⑤ "War Of Nerves"はインスト

これがなかなか聴きごたえあり

アタックの強いベースに刻むクランチギター

メロディアスなギターソロと安定した演奏


B① "Insane Society"

タイトル曲はPVありました

イントロからカッコいい

パワフルなヘヴィメタルを聴かせる



しつこいですが

やはり3rdの頃のTESTAMENTに近いかな


B② "Law Of Lies"

細かいリフの刻みとブレイクから跳ねるリズムと

結構目まぐるしく展開


B③ "11th Hour"

速いパートもあるんですけどね

ヴォーカルがしっかりした分メジャー感は増量

面白みは減量


B④ "Closed Doors"

ザクザクと断続的に刻まれるリフ

ドラマティックに展開した後

ラストは悲しげなアルペジオで終了


クオリティは高いと思います

あと音は良かったです

高音の抜け良し

低音の響きもしっかりしてます



曲にフックがないんですよね

そこが残念なところ


TESTAMENTの3rdあたりが好きな方にはお勧め


去年の年末

ユニオン大阪のメタルコーナーで発見


EUオリジナル盤は

2,250円



ジャケットのレイアウトとか

画像の粗さとか

CDありきのようなデザインですね







1990年

アナログのリリースは少ないと思います



その後もアルバム出してるようですが

どうなんでしょう?

知ってる人いたら教えてください



73点


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