ドイツのスラッシュ/パワーメタルバンド
PYRACANDA
1990年リリースのデビューアルバム
Two Sides Of A Coin
このジャケット
インパクトありましたね
同じドイツのDESTRUCTIONのアルバム
Release From Agonyのジャケットを手がけた
Joachim Luetkeの作品なんですよね
DESTRUCTION - Release From Agony 2020-08-06
あとこれとか
MEKONG DELTA - The Principle Of Doubt 2020-08-01
ジャケットも作品の一部
重要ですね〜
音源は持っていたんで
たまに聴いていたんですが
今回リイシュー盤アナログ購入したので
改めて聴き直してみます
A① "Top Gun"
勇ましいイントロは
スラッシュというより
男臭いパワーメタルを想像させる
フックのある
耳に残るサビメロがカッコいい
アグレッシブにしっかり歌うヴォーカルは
やはりパワーメタル寄り
A② "Democratic Terror"
イントロの刻むギターリフが気持ちいい
疾走パートはスラッシュメタル
そこへメロディックなギターソロ
この辺は
初期HELLOWEENあたりの
スピードメタル的
A③ "Delirium Tremens(Tremendous)"
ハモるツインリードは
まさにジャーマンメタル
A④ "Challenge Cup"
うねるリズムに
きっちり刻むギターリフ
しかしこのタイトルは
サッカーかなにかの大会か笑
B① "Rigor Mortis"
これもギターの刻みが気持ち良い
サビメロはかなり明るくキャッチー
中盤は
伝統的なメタルの様式
やはりJUDAS PRIESTや
IRON MAIDENの影響は
少なからず受けてますね
この時代なので
80年代初期のスラッシュメタル
METALLICAやSLAYERの影響もあるでしょうね
B② "Welcome To Crablouse City"
2ndぐらいのTESTAMENTで
聴いたことのあるような
アルペジオで始まる曲
本編はいろいろ展開しながら疾走
後半のギターソロは完全にメロディックな
ジャーマンメタルのそれですね
B③ "Dreamworld (Goodbye,Mary Ann)"
ミドルテンポ
ACCEPTとかU.D.O.に近い
B④ "Don't Get Infected"
本編ラストはやはりスピードソングですね
これ最近のライブだと思いますが
このヴォーカルなかなかカッコいいんですよ
基本ハイトーンなんですが
程良くダーティにも歌ってみたり
顔は見えませんが
男前が歌ってそうな声笑
1992年に
2ndアルバムリリース後
ILEXに改名
1997年に解散
そして2019年にまた
PYRACANDA名義で再結成してるようです
あ
今回入手したリイシュー盤
ボートラ一曲追加されてます
B⑤ "Loser"
まあ路線としては
このアルバムの流れで違和感のない曲ですね
今回用のボートラではなさそう
全編通して
ギターの鋭いシュレッド具合はスラッシュメタル
ちょくちょく外す男前ヴォーカルに
ジャーマンクサメロもちょくちょく顔を出す
強烈なジャケットのイメージとは
少し違いますが
意外と
カラッとした明るい曲調は
即効性の高いヘヴィメタルですね
以前にレビューした
VENDETTAあたりに近いかもしれません
VENDETTA - Go And Live... Stay And Die 2022-08-01
メタル者にとっては
一度は見たことのあるジャケット
梅田のROCK STAKK RECORDSで購入
セールで半額
3,200円→1,600円
ドイツのレーベル
FHM RECORDSのリイシュー盤
今回これ買ったROCK STAKKとのコラボ
国内盤仕様ですね
帯付き
500枚限定BLACK VINYL
国内盤仕様の解説付き
ダウンロードコード付いてたので
針落としてません
CDも出てるはずです
81点
さて今年も残りわずか
あと何枚レビューできるかな
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