BLACK SABBATH - 13 | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

こんばんは


世間はGWですね


今日はこれ聴きながら帰ります




BLACK SABBATH


2013年のアルバム


13



これ当時話題になりましたよね

オジーがサバスに参加するのは

1978年のNever Say Die以来


トニー・アイオミ

ギーザー・バトラーも参加


ビル・ワードは参加しておらず


ドラムは

RATM

AUDIOSLAVEの

Brad Wilkが叩いてます



① "End Of The Beginning"


70年代オジー期のサバス

ファンが期待した通りの音ですね


② "God Is Dead?"



これは少しモダンな雰囲気

オジーの少しとぼけたようなヴォーカルスタイル

これは真似できませんね〜


淡々とSGを鳴らすトニー・アイオミ


SGと言えば

トニー・アイオミか

アンガス・ヤングか


はたまた

中山加奈子か


BLACK SABBATHのヘヴィネス

象徴的なのは

やはりこのギターリフですよね〜


③ "Loner"



動画を見ると

意外にも若々しいフロントマン3人


この曲も

往年のサバス節をベースに

どこかモダンな雰囲気も漂う


④ "Zeitgeist"

物悲しいバラード曲


ドイツ語ですね

訳すと

『時代精神』


なかなか難しい世界観ですね


と思っていると

ヘヴィなイントロで始まる

⑤ "Age Of Reason"

7分オーバーの曲ですが

中間部のインストパートがカッコいいです



⑥ "Live Forever"

これでもかのサバス節

どっかで聴いたことのあるリフですけどね


そこは

ヘヴィロックのオリジネーター


元を辿ればこの人達なので笑



⑦ "Damaged Soul"

スローヘヴィネスは真骨頂


インプロヴィゼーションっぽいギターソロが良い


⑧ "Dear Father"

ラストはウルトラヘヴィなギターに

怪しげなヴォーカルが反復される


テンポチェンジ後の展開もカッコいい


"Sabbath Bloody Sabbath"を思わせる

叩きつけるようなヘヴィリフが聴きどころ


アウトロの雨音に雷鳴



これは正に

1stアルバムの冒頭

"Black Sabbath"のイントロですね


繋げるとこんな感じですね


この構成からも

これが最後という意思表示が伺えます


なんとも言えない演出です


終わりの始まりで幕を開け

デビューアルバムの頭に繋がる



この後

新しいアルバムはリリースされていません


本当の終わりだったんでしょうね


当時買った輸入盤


あまり聴きませんでしたが

改めてじっくり聴いてみました


8曲だけですが

7分オーバーの曲も多く

聴きごたえのある一枚


グループショットも何もないブックレット


往年のVERTIGOからのリリース



イギリスでは

Paranoid以来43年ぶり

アメリカではこのアルバムが

初のNo.1を獲得


メンバーも当時

60代半ばにして

ひとつの区切りになったことでしょう


個人的には期待通りのオリジナルサバス


変にアップデートせず

往年のサバス節が堪能できました


オジー期のサバスは

リアルタイムでは聴いていませんが…





サバスのアナログ盤

高いんですよね〜


1stから揃えたいんですけどね



81点