VIO-LENCE - Nothing To Gain | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

こんばんは


職場が変わって最初の土曜日

今日は出勤しました



このパターンはユニオン寄り道ですね

2週間ぶり〜



これ聴きながら


ベイエリアスラッシュの第二世代


VIO-LENCE


1993年にリリースされた3rdアルバム


 Nothing To Gain


このアルバムだけ

VIOとLENCEの間に

ハイフンが無いんですよね


当時も気になってました


① "Atrocity"

期待感を膨らます

じわじわと盛り上がってくるイントロ


ヘヴィなミドルテンポでスタート


この曲は

2ndに通じる雰囲気


② "Twelve Gauge Justice"

疾走曲

サビのコーラスはキャッチーで

わかりやすい

この曲よく聴きましたけどね

2ndまでの緊張感というか

ヒリヒリするような感触が無いんですよね



③ "Ageless Eyes"

ザクザクと刻む

ミドルテンポのギターリフが心地よい


サビのコーラスは妙にキャッチー

Sean Killianのヴォーカルは

叫ぶわけでもなく

凄むわけでもなく…


④ "Pain Of Pleasure/Virtues Of Life"

スローで

暗い雰囲気の前半

テンポアップしてのギターソロや

さらにリズムチェンジ後

後半の疾走は

なかなか心地良い


2ndまでに無かったパターンかな

終盤のバックコーラスは

勇ましくカッコいいです



⑤ "Killing My Words"

スローテンポで始まる圧殺曲

ヴォーカルは押し殺したようなスタイルから

サビはシャウト


この曲は2人の違う個性のギターソロが良い


⑥ "Psychothic Memories"

ウルトラヘヴィな雰囲気でスタート

暗〜いコーラスワークも

これまでに無かったけど嫌いじゃない

ちょっと曲自体は単調


⑦ "No Chains"

暗いアルペジオで始まる曲

程良いミドルテンポに

キリアンらしい字余りっぽいヴォーカル


⑧ "Welcoming Party/This Is System"

再び組曲

序盤のギターリフの合間に

後のMACHINE HEADで多用される

ハーモニクスが聴けるも

曲自体は少し退屈


⑨ "Colour Of Life"

ラストはスピードソング

疾走する楽器隊

複雑なメインリフはなかなかカッコいい

速けりゃ良いってわけじゃ無いんですが

この曲は燃えますね




安直なジャケットに

レーベルのゴタゴタからか

ハイフン無しのバンドロゴも少し安っぽい


当時輸入盤を購入したんですが

多分売り払ったので買い直し

1,280円


Bleeding Heartsからのリリース






このメンバーでは

最後のレコーディング


1990年にレコーディングして

リリースされたのが3年後


グランジの波が押し寄せる前ですかね


当時は


『期待はずれ』


と感じた記憶がありますが


改めて何回か通して聴くと

2ndアルバム


Oppressing The Massesから

正統に進化した音楽性な気もします



いや

悪くないですね



たしかリイシュー盤は

ジャケット違いでしたね


キノコ雲のやつ


どっちもどっちですけど笑


記憶の中で

印象が悪くなっていた本作


印象は180度変わったわけではありませんが

ちょっと自分の中では評価が変わりました



78点