AIRLORD - Clockwork Revenge | HERETIC!!!

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音楽レビューメイン
基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

おはようございます

湿度高いですね
青空のぞいてますが
不快指数高いです…

そんな火曜日
これ聴きながら出勤します


ニュージーランド出身

AIRLORD

1977年の唯一作

Clockwork Revenge


DISK UNIONの
中古プログレ新着コーナーで目に止まり

ジャケットの雰囲気と
オーストラリアオリジナル盤表記につられて
なんとなく購入


映画

『時計仕掛けのオレンジ』
を意識したアルバムタイトルですかね??


週末から何回か聴いてますが




良いですね




A①のタイトル曲
"Clockwork Revenge"


ゼンマイを巻く音から始まり

イントロは徐々に
スローダウンしてゼンマイが切れて終了

ここからが本編ですね


GENESIS
を引き合いに出されるレビューが多いですが

個人的には
あまりGENESISは感じませんね

シアトリカルというか
演劇チックな展開なんかは
通じるところがあるかもですが

ヴォーカルはエキセントリック

感情をむき出しにして叫びますし

中盤のインストパートは
ハードロック的な展開
ギターの音もハードですね

しっかりギターソロも弾きまくります


A② "Pictures In A Puddle"
静かなヴォーカルで始まる
幻想的な曲

このヴォーカル
感情表現が豊か
低音から
ファルセット
狂ったような絶叫と

聴いてて面白いですね〜

本編は
割とシンプルですが
ストップアンドゴーを織り交ぜた
ギターロック

好きなタイプです笑

A③ "Ladies Of The Night"
穏やかなヴォーカルに
アタックの効いた
ベースが切り込んできます

ミドルテンポ
ドラマティックな曲ですね

途中テンポチェンジして
ヴォーカルの歌い方も変わり

不協和音っぽい
ギターの旋律が耳に残ります

ツインギターの体ですが
まったくハモってません笑

9分オーバーの大作ですが
盛り上がるのは後半の
ワウを効かせたギターソロ

この辺りを聴くと
プログレハードと言っても差し支えない音です



B① "Earthborn Pilgrims"
少し牧歌的なところは
ムーディー・ブルースに通じるかな


B② "Out Of The Woods"
静かな前半からテンポチェンジしての
ハードロック的な演奏に
情感たっぷりのヴォーカル

なかなか聴きごたえありますね

B③ "It Is Such A Dream"
感情豊かなヴォーカルが聴きどころ
終盤アップテンポに


B④ "You Might Even Be"
変拍子の切り込みと
緩急つけたヴォーカル

このバンド
最初はヘンテコリンな音を出すな〜
と思いましたが

全曲聴くと
なかなか練り込まれた楽器隊の演奏

特に
ハードロック然としたギターが
割と前面に出てくる辺り


かなり好みですね

オーストラリア盤ですね


ゲートフォールド仕様ですが
紙は薄いです

イラストの世界観も良いですね


見慣れないINFINITYのラベル

ツインギターが2人ともヴォーカルをとる
キーボード奏者を含む5人組

動いている姿を見てみたいですね〜
動画は見つかりませんでした


こんな人たちのようです


国内盤も出ていたようですが
出回りは少なそう…

そこまで高値ではなさそうですが
オリジナル盤で良いかなと

850円で購入


81点